2006年3月アーカイブ

この曲、歌だけを聞いているとなんと言うことはない子供向けの音楽なのだが、歌詞をよく聞くと人間の根本にある思いが入っており、中々深い。以下が「アンパンマンのマーチ」その歌詞である。

作詞:やなせたかし 作曲:三木たかし 編曲:大谷和夫

そうだ うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも

なんのために 生まれて
なにをして 生きるのか
こたえられないなんて
そんなのは いやだ!
今を生きる ことで
熱い こころ 燃える
だから 君は いくんだ
ほほえんで
そうだ うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも
ああ アンパンマン
やさしい 君は
いけ! みんなの夢 まもるため

なにが君の しあわせ
なにをして よろこぶ
わからないまま おわる
そんなのは いやだ!
忘れないで 夢を
こぼさないで 涙
だから 君は とぶんだ
どこまでも
そうだ おそれないで
みんなのために
愛と 勇気だけが ともだちさ
ああ アンパンマン
やさしい 君は
いけ! みんなの夢 まもるため

時は はやく すぎる
光る星は 消える
だから 君は いくんだ
ほほえんで
そうだ うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ どんな敵が あいてでも
ああ アンパンマン
やさしい 君は
いけ! みんなの夢 まもるため


やなせたかしさん、すごいよ。きっといろんな経験があったのだろうなぁ。
もう三番の歌詞なんて、かなり「ぐっ!」と来る。
今から自殺しようとする人に歌ってあげたいなぁ。アンパンもあげたい。アンパンチはあげないけど。

人が生きるのに必要なのは、希望とその人への思いだと思う。自分のしていることの先に希望があること。誰かが自分を必要としていると感じること。それがものすごく大事だと思う。そういう思いが、私にはこの歌詞から感じられます。皆さん、どうでしょう?

このところ、異様な忙しさであった。仕事をするにあたって、相手がどの程度のサービスレベルに達していれば満足するのかが良くわかっていないようで、一つの仕事にとても多くの時間がかかってしまう。そのあたりは「慣れ」が必要なのかと思う。人並にこなすためには、ほとんど土曜日に出勤でもしないとどうにもならないだろう。
ちょっと切迫した感覚が強い中、出社した。昨日はベットに居た時間は長かったが、よく眠れなかった。どうも翌日の仕事のことを考えて、あれをこうして、どうしてと考え出すといけない。睡眠薬が必要になる。昨日も服用したのだが、それでも眠れない。どうしたものか。
ふと、浅い眠りから覚めるともう朝である。眠気というかだるさというか、虚脱感を感じつつも会社に行かなければならない。やるべき仕事は山のようにある。しかし、足取りは重い。電車に間に合うよう、普段なら走っていくことも多いのだが、今日は足が動かない。歩くのが精一杯である。それでも運良く電車に間に合い、会社へ向かう。二度、乗換えをして会社に向かうのだが、途中から左の胸が痛み出した。おかしいと思いつつ、もう会社の近くにいるので会社へ向かうしかない。会社に着いて、コートをハンガーにかける。どうもおかしい。ふらふらとして手足の末端が痺れてくる。とりあえず椅子に座る。15分後に打ち合わせをしたいと上司より連絡。とりあえずその準備をしながらメールを確認。100通以上来ている。ブルーだ。
会議の準備をして、ミーティングスペースへ。足取りが異様なほどに重い。椅子に座って数分後、呼吸が異様なほど激しくなり、視界が黒い点に覆われていく。わけがわからない。「水を…」といって立ち上がろうとしたが、足がいうことをきかない。どうなっているのかわからない。急に突き刺すような胸の痛みを感じたところから、動けなくなった。
近隣病院の救急として運ばれて、一通り検査。投薬により少し落ち着くが、体が痙攣したように硬くなっている。鎮静剤を投与されて、体が自然に動くようになった。
病名はストレス性過換気発作。まいったなぁ…
数時間、鎮静剤を点滴してもらい、タクシーで家に帰る。なんともいえない気分である。

私が住む蓮田には、路上にて無人の野菜販売をしている家がある。とれたての野菜が\100前後で売られており、お金を投入する箱が横においてある。こういうのを見ると「お金だけを持ち逃げされない」、「野菜を安心して食べられる」という二つの点において、この町はまだ平和なんだなぁと思う。前者は単純な治安の問題だが、後者は安全であるということを二つの意味から感じ取れる。
一つは決してあってはいけないことだが、和歌山の砒素カレー事件のように「毒物を混入する」ような危険性が考えにくいと言う点である。これは店頭で売られている商品においても同じことが言えるが、それほど厳しい監視が無いところに置かれたものであっても、安心して食べられるということはとても幸せなことである。
そしてもう一つ。日本で作られた野菜であれば、農薬の使用や土壌の問題による食べ物の汚染がそれほどひどくないという点である。実は私個人は、一人暮らしをして妻と結婚するまでにあまりこういうことを考えずに食材を選んでいた。なぜ国産と中国産の椎茸に三倍の値がついているのか?味の問題等を考えなければ安い方を買ってしまう。実家に居た頃は母が大分気をつけていてくれたようだが、一人暮らしでお金が無かったこともあり、結構買っていたかと思う。
ちょっと気持ちが悪い写真で恐縮なのだが、(衝撃的な写真が多いので、食事中や苦手な方は避けてください)このサイトをごらん頂きたい。私は衝撃のあまり、しばらく立ち上がれないほどだった…デジタル画像なので意図的に作ろうとすれば作れるものかもしれないが、「火の無いところに煙はたたない」という言葉や、今まで聞いてきた話から考えると、十分にありうることだと思う。急速に社会が発展する中で日本においても同様の事件があったものの、その程度を明らかに超えている。国家間の貿易の問題など、短期的な視点からすればマイナスな面もあるかもしれないが、長期的に考えれば輸入して食していることによって起こるマイナス面がをしっかりと考慮すべきであろう。少なくとも、マスコミにはこの事実をもっとしっかりと公表して欲しい。
こういう事実を知ってから、中国産の食物は買わないようにしている。しかし、外食では実際どのようなものを食べさせられているのかがわからない。米国産牛肉が輸入できなくなることで起きたような外食産業の打撃もあるかもしれないが、できることなら輸入全面禁止か、信用できる検査機関を通じて入ってくるものだけを食べるようにしたいと本気で思う。

かれこれ、首都圏に出てきて9年ほど経つ。面積あたりの密度が多い東京は、田舎から出てきた私には想像もつかないような謎が今までも多くあった。最近のことはブログや前のサイトの日記に書いてきたが、そういえば2つの謎については触れていなかった。急に思い出した。
1つは江戸川にある妙見島というところである。ちょうど東京と千葉の境になる「旧江戸川」にある中州…というよりは島といったほうがいいようなエリアである。葛西橋通りを千葉県方面に進むと見えてくる。この島の位置は微妙で、東京都なのか千葉県なのかも良くわからない。私は以前、西葛西に住んでいたので、何度も見るうちに本当に気になりだした。
島の周囲はコンクリートの高い壁に囲まれており、何か倉庫のようなものがいくつか見える。神社の鳥居も見える。いったいどういうところだったのか、結局潜入することも無く西葛西を引っ越してしまった。昨日首都高を使ったせいか急に思い出し、夜な夜なネットを見ていたら、こんなところにたどり着いた。まぁ、やっぱり倉庫だったんだな。でも、自分の目で確かめたかった。
もう1つは…昔、日記に書いたかなぁ?新宿駅西口の詩集売りの女性のことである。二年ほど前、西新宿で仕事をして帰る途中。時間は21時頃だったろうか?白い服に長いスカート。肌の白さと髪の毛の黒さのコントラストがなんともいえない女性である。年齢は良くわからない。ただ、夜の西新宿にはあまりにも浮いてしまって見える。大きな柱を背にし、新宿駅に吸い込まれるように入っていく多くのサラリーマンに立ち向かうように立っている。その女性のところで人波は二つにわかれ、また後ろで合流する。この場所にこの向きで立っているというのは、ものすごいプレッシャーではないかと思う。毎晩ではないようだが、ほぼ位置は固定。その目はどこを見ているのかわからないが、何か力強さを感じる。この場所に立って、なぜそれほどまでに詩集を売るのだろう?そして、そこまでして売りたいという詩集がいったいどういう内容なのだろう?強く興味を覚え詩集を買ってみようかと思ったのだが、中々声がかけにくい。何度か横を通ったが、声をかけそびれてしまう。そんなことをしている中、新宿に行く必要が無くなり、記憶も薄れていった。
あの詩集売りの女性は、まだ新宿に居るのでしょうか?

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LEXUSが主催する"Lexus Hybrid Dynamic Experience in お台場"というイベントに招待いただいたので、妻と二人でお台場へ出かけることに。そもそも自分がLeuxsブランドのマーケティング対象層かというと、ちょっと違うと思う。しかし、招待者30名のこのイベントにどういうわけか当選してしまった。まぁ話題のブランドであることだし、ここのディーラーには立ち寄れないような雰囲気があり、冷やかすこともできない。おそらく試乗する機会もないだろうし、勉強も兼ねて参加してきた。
今回の一番の売りはGS450hという車種であり、プログラムもそれの紹介を中心とした体験イベントになっている。この車の売りは「大排気量、高馬力の車種初のハイブリット化」という点。つまりガソリンエンジンだけではなく大容量バッテリーとモータを持ち、それらを相互に使うことにより低燃費、低排出ガス化を実現するというものである。エンジン部はGS350と同じ3.5L V6 315馬力の一種のバケモノエンジンを搭載しているのだが、14.7km/Lという信じられない高燃費を実現している。今まではこのようなハイパフォーマンス車へのハイブリットシステム導入は難しいとされてきたのだが、トヨタが作ってしまったのである。通常のGSと同様のFR車なので、どこにモーターやらバッテリーやらを積んでいるのかと見てみたところ、モーターは本来トランスミッションになる部分に配置され、バッテリーは大容量なものをリアのガソリンタンク上に設置される。あんな小さなスペースにモーターをよく入れたもんだなぁと関心した。肝心のトランスミッションはどこに行ったかというと、2段変則式リダクション機構による自動無段階変速機が搭載されている。そのため、リニアにパワーが伝わり、恐ろしいほどの加速性能を体感できる。
今日もここ数日引き続いている大風である。仮設会場のため、このようにテントの中にある。風によってミシミシと音を立てるのが少し怖い。
テントに入るとレストランのような雰囲気。レクサスディーラーのセールスマンやエンジニアはブランド確立のための徹底的な教育がなされており、実に紳士的で頼もしい。また、コックがテントの中にいて、軽食や飲み物を出してくれる。全く、至れり尽くせりである。少し待ち、GS450hの紹介を聞いた上で三つのイベントへ参加することとなった。
一つ目は「VDIMプロドライバー同乗走行体験」。高い予防安全と理想的な運動性能を両立させる機能VDIM(Vehicle Dynamics Integrated Management)を、車の限界性能の中で体験していただこうというもの。路面はわざと散水車で低μ路を作るほどの徹底ぶり。GS450hの隣にはBMW550iが置いてある。気になって仕方がなかったのだが、ようは比較しようという話である。面白い。BMWバカとしては550iを応援したい。まずはBMW 550iの限界性能を体験するということで、プロドライバーの後部座席へ座る。ファイトだ550i。テストスタート!とともに、ドライバーはV8 4.8L 367馬力を誇るこの車のアクセルをベタ踏み。「ギャー!」と叫びたくなるほどの加速。あっという間に120km/hを超し、そこから低μ路でフルブレーキ。きちっと止まるが、若干前のめりになる。さすが550i。550iにもVDIM的機能が搭載されており、それがしっかりと効いている。やるな。次はかなり短い間隔で置かれるパイロンのスラローム。80km/h以上で突っ込むような感じであったが、ちゃんとパイロンをよけて走っている。プロってすごいなぁと本気で思った。BMWのサスペンションは比較的硬いためあまりロールが出ないのだが、突き上げ感は否めない。見事クリアしたが、少々怖かった。引き続き、GS450hに乗り込む。今度は私は助手席へ。これも315馬力と遊びの域を超えたエンジンである。まず驚いたのが、車をスタート(最近流行のキーレスエントリー&スタートボタンによる始動)した後。不思議とアイドリング音が全然聞こえない。それもそのはず、エンジンが回転していないのである。ガソリンエンジンは低回転域でパワーが出ないが高回転域でそれなりのパワーを出せる。反対に電気モーターは低回転域でもパワーが出せる。この両者の特性を生かし、発進時の加速はモーターのパワーだけで行う。そりゃ、音が出ないわけだ。運転席のドライバーはシフトをDレンジに入れ、またアクセルベタ踏み。相変わらず「ギャー」と叫びたくなるほどの、シートに体がのめりこむような加速。このプログラム、妻は妊娠中なので辞退したのだがそれで正解だったようだ。そして路面がぬれている低μ路でフルブレーキ。しっかり止まるのだが、550iと比べ前につんのめるような感覚が少ない。サスペンションは明らかに550iの方が硬く、一般的には硬いサスペンションであるほど揺れが少なく止まるはずなのだが、かなりの速度であったにもかかわらずGS450hは危険を感じずにストップできた。また、制動距離も550iに比べて明らかに短い。VDIMがかなり優秀であることがわかる。パイロンスラロームもロールは少なく、かつ限界状態では無いかのような印象である。はっきり言って驚いた。悔しい話だが、このテストはGS450hの圧勝である。まぁ、550iは発売されてから2年近く経過しているので、BMWはとっととこの辺の機能を見直してください。しかし、GS450hは700万前後なのである。550iは限りなく1,000万円に近い…悔しいが値段を加味して考えると同レベルに到達できても完敗である。
この体験が終わったあと、ハイブリッドシステムの詳細説明と質疑応答があった。ここで現れたのがあの自動車評論家「日下部保雄」氏である。こんなところでこのお方に出会えるとは思わなかった…ここ10年以上、自動車雑誌のテスト記事を毎回面白く拝見しております。私はバッテリーの耐久性と2段変則式リダクションについて質問。日下部氏はGS450hではないが、自分用の車として二世代目プリウスを持っているハイブリッドユーザー。昔はメモリー効果などによって劣化することがあったそうだが、かなり乗っているプリウスでもそうした劣化は感じられないとのこと。レクサスとしても10年間、100,000km位ではへたらないことを保障するとのこと。まぁ、あたりまえのことですけどね。ちなみに、エンジンブレーキ等を使った制動時に電気の回生をし、バッテリーにチャージされる。単にブレーキパッドをすり減らして運動エネルギーを消費するのではなく、こうした形で再度動力として使われるというのは太古から技術者が追い求めた「永久機関」に通じるものがあり、とても面白い。
二つ目のプログラムはレクサスラインナップドライビング体験。実際にGS450hをはじめとしたレクサス車に乗り込み、お台場の道路を3km位走るというもの。私はGS450hを当然のように希望したのだが、在庫の都合上でGS430とGS350になった。まぁ、後でGS450hには乗れるからいいか…と、GS430へ乗り込む。V8 4300ccの大排気量エンジンは馬力こそ280psだが、トルクは43.8kgmもある。おかげで、発進時の加速が尋常ではない。一応、公道だから無茶な運転はできないのだが、ちょっと踏み込むとあっという間に100km/h位出てしまう。ラグジュアリー路線が強いせいか、社内は非常に静かである。ただ、回転数を上げるといい感じの音が出てくる。これはイイ。かなりイイ。ああV8…しかも剛性の高さの効果か、全く不安を感じずに加速できる。3kmなんてあっという間でした。次はこの車の下位グレードであるGS350に乗り込む。インテリアの質感は高いのだが、GS430に乗った後だといささか寂しさを感じる。V6 3.5Lの315馬力。31.5kgmのトルク。GS430は低回転域からグッとトルクが来たが、こちらはもう少しエンジンの回転数を上げる必要がある。といっても、日常使うのには全く問題は無い。むしろ過剰なほどだ。お台場には大型バスやお子様がたくさんいて、すいすいとかわしながらテストコースを進んだ。この時驚いたのは寸法は比較的大きいにもかかわらず、とりまわしが異様に楽だということである。初めて乗る車なのに、なんとなく自動車の寸法が自然と体に入るのである。これは去年、BMW 325iを数日借りていたときにも感じた。不思議なものである。
三つ目のプログラムは「レクサスハイブリッド GS450h パフォーマンス体験」というイベント。今度は私がドライバーとなり、GS450hの限界を体験してもらうという、心待ちにしていたイベント。助手席にレクサスの方を乗せ、後ろに妻を乗せてスタート。最初はフルアクセルで80km/hまで加速し、40km/h位まで減速し、スラロームを抜けて、凹凸路を走行するというもの。シートに張り付くような強い加速だが、不安なくグッと踏み込める。またブレーキもかなりよく効く。あえて40km/hまで下げず60km/hで楕円形コーナーにコースインしたが、まだ余裕が感じられる。コースアウトはアクセルをさらに踏み込み、70km/h位で出る。次はスラロームへ。50km/h位に減速し、突入。「難しいかな?」と思ったが、思いのほか言うことを効く。ロールが少ないために次々とステアリングをきり、ジグザグに進む。そして凹凸路に入ったが、全然凹凸が感じられない。路面からの突き上げが非常に少ないのである。そういえば二つ目のプログラムで公道を走ったとき…お台場周辺の道路には夜間の暴走防止のために凸凹があるのだが、それが全然感じられなかった。本当にすごいサスペンションである。
今回はGSシリーズを全て堪能したわけだが、総じて高い性能には驚かされた。インテリアも非常に機能的であり、実に美しい。乗り心地もよい。しかし、問題はエクステリアである。別段悪いわけではないが、私はあまり好きになれなかった。特にリアビューである。どうもあの曲線が好きになれない。他の車種もまだ「トヨタのをちょっと変えてみました」的な感覚が否めない。オリジナリティを持った車種を投入し、GS450hのようなハイブリッドシステムを搭載する車が出れば…と思ったものの、やはりBMW教信者としてはちょっと手が出せないなぁという感触。あまりメーカーにこだわりを持たない高所得層の方には激しくお勧め。走って楽しいだけではなく、環境性能も高いこの1台。いかがでしょうか?

最近、休みの日は積極的に車を使うようにしている。行く場所によっては駐車場が必要であったり、ガソリンくったり、渋滞なんかで散々な目にあったりするのだが、「車を運転する」という行為自体に喜びを得られる私としてはマイナス面がいくらあろうとも、車で走りたい。走りまくりたい。
そんなの関係ない。乗車頻度が増えてガソリンも激しく消費する、反エコロジー野郎である。しかも最近は灯油の需要が減ったせいか、またガソリンの価格が高騰している。今日もガソリンスタンドに寄ったが、\5,000-でハイオク40Lも入らなかった。かなしいなぁ。
それに追い討ちをかけるかのごとく、渋滞を起こしてガソリンを無駄に消費させる「道路工事」。3月は役所のバカバカしい方針のためか、いろいろな所で道路工事が始まる。ここ数年は少し少なくなったような気がしたが、今年は昔に戻ってしまったかのようにいろいろなところを掘り返している。さらに、彼岸のためみんな墓参りに出かけるためか、交通量が多い。おかげで、16km離れたところにある病院に到着するまで、二時間かかった。時速換算だと余裕で自転車に負ける。私の車は2Lエンジンの車で、踏み込んだとしても加速の強さはさほど感じない。しかし、高排気量の車だったら、もっとイライラするんだろうなぁと思う。アレだけの性能を持っているにもかかわらず、ストップ&ゴーばかり。メルセデスのS600とか乗っている人、参りますよね。ホント。

今日はすさまじい風が吹いている。嵐だそうだ。春の嵐(そういう名前の小説があったよなぁ、確か)である。通勤の時、私の前を歩くヒールをはいたお姉さんは風で本当に吹き飛ばされていた。ヒールでは踏ん張れないから倒れるよな。ロングスカートだったことが残念(笑)。予想通り電車は遅れ放題。すごいラッシュである。もう、風だけはどうにもならないからね。
私が仕事をしているビルは機密が悪いせいか、風きり音がまるで沸騰したヤカンのように「ぴーーー!」と音をたてている。外観はそこそこまともなんだけど、中のつくりが変なこのビル。駅から近いだけがとりえかな。
3/20に有給を入れたおかげで、4連休である。イベント盛りだくさんである。こういうのって、今が一番楽しいんだよね。

9:30に会社に着き、その後はミネラルウォーターを飲みながら1時間ほどメールのチェックと返信。そんな中、急に携帯電話がなる。発信元はKさん。以前勤めていた職場の同期である。こんな早い時間になんだろうと電話に出たところ、「う~、ばぁ。うあー」という声。Kさんはちょっと前に子供が出来たそうで、デレデレパパ状態との話を聞いていた。おそらくそのKさんの娘からの電話であろう。その若さ(幼さ?)で携帯を使うとは、すごいな。1分半くらい会話(?)に付き合ったが、上司に呼ばれたので電話を切った。
あったことがない子なのに、会話だけはしてしまったな(笑)

水曜日は21:00テレ朝は刑事ドラマの時間である。1クールずつシリーズものを順番にやっている。最近終わった藤田まことの「はぐれ刑事純情派」もこの時間帯だった。
妻は今日、最終回であった「相棒」が好きである。推理的なものが好きらしい。私は去年柴田恭兵がやっていた「刑事部屋」というのが好きであったが、これはシリーズ化するかどうかはわからない。ほのぼのしていて中々良いのだが、あまり人気は出なかったようだ。柴田恭兵は「はみ出し刑事」やあぶない刑事のキャラの名残が強かったのかなぁ?次からは新しいシリーズがはじまるようだが、どうなんだろう?予告編を見ただけだと、ちょっとどうかなぁと心配が残る。
4月からはNHKも放送する番組と時間帯が相当変わる。まず大きいのは、News10が無くなる事。テレ朝の「報道ステーション」との視聴率バトルに負け、他局がニュースをやらない時間帯である9時に移った。報道ステーションほとんど見ていなかった私にとっては、少し寂しい。NHKも結構視聴率気にしているんだなぁ。NHK教育はそういう意識が無いのか、視聴率を全く気にしない番組をガンガン作っているのが面白い。昔の高校講座とか全然面白くなかったのに、最近見ると面白い。演出が良い。これなら楽しく微積分を習得できるだろうなぁ。現役の時代にやってほしかったよ。

12月にクリスマス、1月に私の誕生日、2月にバレンタインデーと、この時期はプレゼントいただくことが多い。比較的高価なものをねだるときは3イベントで1つのプレゼントをもらうことにしている。前回はバカラのウィスキーグラスを頂いた。今年はオメガの時計。こんなものを買ってもらっているので、それなりのものをホワイトデーでは返してあげたいが、お小遣い制の私のお金で買えるものなどたかが知れている。まぁ、出来る限りのお返しをします。
そのホワイトデーのプレゼントを買いに、神楽坂にある「五十鈴」という和菓子屋さんへ。何度か通って商品を買っているが、どれも非常に上品な和菓子でおいしいものばかり。今日はちょっとお上品な生菓子の詰め合わせを購入。店の女将さんの話では「今日は男性の客ばかり」とのこと。みんな忘れていないんだね。

朝の通勤電車の中で、ふと感じた香り。香水である。香水や髪のかおりというのは不思議と覚えているもので、それが誰のかおりであったかを思い出す。昔聞いた曲を聞くとそのときの情景が戻ってくるように、香りも記憶を呼び覚ますようである。
私はここ6年くらい、自分より年上の女性としか付き合っていなかった。そして、その女性が使っていた香水の匂いに「大人だな…」と憧れを感じていた。特に私はガキだった(今もなんですが)ですから。
私の妻は香水をあまり使わない…いや、昔は使っていたのだが、最近はそうでもない。結婚するとこういうものか(笑)。どうも人工的な匂いが好きではないようで、車の芳香剤やお風呂の入浴剤もダメだと言う。出来ればシャンプーなども。私の部屋にあるヒノキエキスを使った天然芳香剤は大丈夫なようだ。
最近、外出しない休みの日なんかだとすごい寝癖のまま一日過ごしてしまったりする。私側の努力が足りないから、ナァナァになってしまうのかもな。少し反省しよう。

買いましたよ。買おうと思っても売っている場所がどこだかわからないから、中々買えないこの本。3/15に次号が出てしまうので、その前に今回の「ひきこもり特集」のを読んでおきたかった(バックナンバーも買えるらしいけどね)。
市ヶ谷駅の地下道で販売員の方を見つけ\200-を渡す。正直、少し緊張した。私が慣れていないせいだな。ホームレスと言っても、販売員はそんなにそれほどらしい人ではない。
表紙は普通の週刊誌より見出しが少なく、ビジュアルが大きいせいか、日本らしくはない。手にとって見て、薄さに少し驚く。感覚的には家電製品のカタログに近い。まぁ、薄い厚いは問題ではない。中身があれば全く問題はない。
特集の「引きこもりの未来」は、中々新鮮な意見があり面白かった。元引きこもりの上山和樹氏と精神科医の斎藤環氏による対談の中であった「働いている人は職場と家と場所を変えることで気持ちのスイッチのON,OFFが出来るが、引きこもっている人は常にONの状態で、OFFにする方法を知らない。」という意見は、とても共感できる。色々な事に責任を感じて「これも、あれも、それもやらなくてはいけない」というプレッシャーの中では、スイッチがONの状態と見ている。普通の生活が出来るようにしたいと言う思いがあっても、どこから手をつけていいのかわからない。身動きが取れなくなる。身動きが取れない中にいる自己評価の低さ。家族との関係がよければ、両親に対する申し訳なさも出てくるだろう。だが、無理やり社会に出したところで、どうしていいのかわからないことには変わらない。結局、自分が役に立たないという思いをさらに背負って帰ってくる。そんなことを繰り返させたら、自殺するんじゃないかな?彼らは「両親が生活の安定を保証し、子供に対する親としての思い(自分たちにとって、どんな子供でも大事であると言うこと)をしっかり伝える」ことがスタート地点だと、経験から話している。そこからはやる気になったらば、賃金が発生しない作業でも何でもいいからやってみたいことをさせる。そういう中で、自分が役に立ったと言う実感を少しずつでも得られれば、次第に自信が出てくるのではないのかと。とてつもなく甘いと思われる方も居ると思うが、問題が解決しなくては何をしても意味がない。
結構社会派な特集が多く、他には「米国連邦準備理事会(FRB)の議長交代」の話題や、映画俳優のインタビュー、BIG ISSUEをイギリスで立ち上げたときのメンバーからのメッセージなど。ページデザインもさほど悪くはない。後ろの方のページにあった読者欄のようなページは少し???だが、この値段なら元は取れる。
今後も販売しているところを見かけたら、買ってみようと思う。

13:30から私は仕事へ、妻は刺繍教室へ。お昼は大宮のレストランへ二人で行く。
今回行った店は「」というフレンチのお店。お昼のコースがリーズナブルで結構満足できると妻から聞く。妻は何度か来ているそうだが、私は初めて。
バーが多く入っている雑居ビルの6F。広い店ではないので、あっという間に席が埋まってしまう。私たちはランチより少し前の時間に店に入ったおかげで、問題なく座れた。
私は日替わりランチとビール、妻も同じ日替わりランチ。いつも鳥料理とのことだが、今日もそうであった。確かにメインもおいしいのだが、一緒についてくるパンがやわらかく、あったかくてとてもおいしい。ここまでおいしいパンは久しぶりである。メイン、パン以外にもスープ、サラダ、ドリンク付き。リーズナブルである。
夜も当然営業しているのだが、夜の価格では中々いけないなぁ。棚にあったウィスキーボトルを見るとバーボンが多い。ボトルだとハーパーで\6,300-。高い。
ランチメニューは他にもあるので、ランチメインでここには来たい。うにのクリームスパゲティなんて…とても気になる。

妻にせがまれて再び要町の寿司屋へ。まぁ、私も寿司好きなんでいっこうにかまわないのですけど。
小さい店なので席の心配があったが、運よく二つ空いていた。待つことなく入れてラッキーである。とりあえずビールとおつくりをお願いする。今日はかんぱちとネギトロである。かんぱちは程よく脂がのっており、口の中でとろけるようである。うまい。つまみもそこそこに、早速にぎってもらう。我々は魚料理よりも刺身よりも、何よりも寿司を求めてこの店にやってきた。まずはひかりものから。さばは〆かたが程ほどで肉厚である。とてもうまい。引き続き、えんがわ、ひらめ、ツブ貝とかなりのハイペースである。
この店、席はカウンターしかない。なので、今何を仕込んでいるのかが見えるのである。私たちが行ったときにはアナゴの仕込が終わるところであった。そこでまだ「ほかほか」のアナゴを頂くことにした。まずは寿司ではなくネタを大きくきったものをそのまま食べる。やわらかい!味がぎゅっと出てくる。たれとの相性も抜群である。本当においしい。もちろんにぎりでも頂いたが、たまらん。これ以上のものは過去に食べたことがない。その後は巻物、ホタテにぎり(信じられないくらい大きなホタテが使われている。鮮度がよく、甘みが抜群にいい。)を食べて終了。何巻食べたのかわからんが、おなかいっぱい。これで信じられないほどの破格値なのである(あえて金額は言いません)。昼の寿司は大宮の寿司政、夜はここだなー。ひっそりとでいいから、長く続いてほしい店である。

久しぶりの東京ビックサイトである。二年ぶりくらいだろうか?
二年間の間に、ビックサイトへ行くルートがずいぶんと広がった。私の場合湘南新宿ラインか埼京線で大崎まで行き、大崎からりんかい線に乗り換えて国際展示場駅へ行ける。乗り換えは1度きりである。(但し、りんかい線は乗車賃がとても高いので、金額的な負担は相変わらずだ)
今日、見に行ったのは電子マネーや各種認証等で利用されるICカードの展示会である。昔お世話になっていた会社は、この市場にて高いシェアを持つ会社で、当然のごとく出展されていた。その辺から見学開始。今日亜このビックサイトで5つ位同時に展示会が行われていた。「Japan Shop2006」、「RETAIL TECH」、「建築建材展2006」、「Security Show 2006」、「フランチャイズショー & ビジネスエキスポ2006」と盛り沢山である。IC CARDは必須、他は見れればという感じで4時間ほど歩き回る。IC CARD WORLDでは幾つか興味深い出展があった。私、「封筒に非接触IC CARDを入れたら、リーダーで簡単にスキミングできないか?」という疑問を持っていた。それを解決する方法として、IC CARDの情報が読まれないようにする「電波遮断用紙」のようなものが出展されていた。A4サイズ1枚で7円だそうだが、IC CARDを積極的に普及させていきたいと考えている会社にはとても喜ばれるのではないだろうか。それともう一つ。発行した後からIC CARDの機能を増強するためにアプリケーションがインストールできるようになっているのである。容量に制限があるとはいえ、画期的技術であると私には思える。
まぁ、IC CARD WORLDではこの程度の収穫であったが、興味本位で「Japan Shop 2006」を見学してきた。これは主に店舗設計や展示会のブース作成等を手がける会社の出展で、デザイン的にとても美しいもの、びっくりするもの(この変なやつは笑った。くねくねよく動く。)、面白いものと、とても新鮮だった。おかげで歩き回りすぎて足が痛くなり、会社に戻ってからは仕事にならなかった。

これ、最近よく私が乗る電車で見かけるポスターに書かれているフレーズ。朝からいきなり脱力である。
この広告の主犯は「財団法人 明るい選挙推進協会」である。先日の経済産業省のポスターもかなりアレであったが、こっちもこっちである。あの濃淡のないへいめんなペラッとした絵(ここにポスター全て掲載中)。他の広告はずいぶんとお金をかけているようだが、これはわれわれ国民の税金を使わないようにするための工夫なのか?(そうだとしたら、立派なものだ)
でだ、気になるのはこの黄色い変なキャラクターである。「めいすいくん」と言うらしい。何か某画面ピカピカ怪光線のアレに何かを足したようなキャラクターである。さすが外郭団体。
確かに投票率が異様なほど低いことは憂うべきことである。これは国民に与えられた権利なのだから。でも「俺一人が投票したって世の中よくなるわけじゃない」等と思い、投票所には行かない。しかし、俺一人が十人、百人と増えれば世の中を変える力にもなっていく。大体、投票を確実にする層というのは決まっており、かなりの精度で誰が当選するかを予測できるような状況にあると私は感じている。ここで予想外の有権者が投票に行くと、その予測も当てにならなくなる。まぁ、そんな回数があるものでもないし、休みでつらいのはわかるが、行ってほしい。

このところかなり忙しい。家に着くのが22時位である。世のサラリーマンの方はもっと働いているのだろうなぁと思いつつも、私的にはこの辺が限界。それ以上すると、翌日に何ら影響が出てくる。さらに私の2006年のポリシー「がんばるのをやめる」に反するしな。
大体、家に帰ってきてからも余力が残っているので、パソコンを使い何かをする。このブログも食後に書いているのだが、ここ数日はパソコンに触れるのが嫌になった。数日、ブログが落ちているのはそのせいです。
飯、風呂、寝ろ(空耳アワーで似たようなものがあったなぁ)で帰宅後は終了。土日共にフル稼働だったから、休息が足りないせいもあるだろう。とにかく眠い。11時台だけど寝ます…

彼の曲は色々なところで不思議と聞いているもので、ラジオなんかで曲が流れると、その曲をよく聞いたときの情景が戻ってくる。今日、ラジオから「北風~君にとどきますように~」が聞こえた。この曲を聞くと十四年前に文化祭のパンフレットを作っていた自分を思い出す。
別段好きだと言うわけではないのだが、私のiPodの中にも彼のアルバムが数枚入っている。
彼の曲は物語のようになっており、しっかり聞いていると結構面白い。また、声に特徴があり、歌手としては非常に恵まれていると思う(小田和正や山下達郎もそうねぇ…と感じる)。彼は自分の曲と詩だけではなく他の方にも提供している。こういう仕事は働けば確実に成果が出るようなものではないから、楽曲を作ると言うことはそれが「好きなこと」であっても結構なプレッシャーがあったのだろう。
魅力的な曲、歌詞で評価が高まったが、1999/8に覚せい剤所持・使用で彼は逮捕された。今までのキャリアを一気に失った。覚せい剤を使わないと周囲の期待に応えられないくらい彼は追い込まれていたのだろう。だから彼にとって、この逮捕は必要だったのだと思う。そのまま続けていれば廃人になっただろうし、このような手段でいい曲を作り続けることは無理だろう。
逮捕後にも根強いファンは彼を支え、また多くの業界人も彼を助けるために手を差しのべた。そして、力を抜くことを覚えてから、昔以上にいい曲や詩を書くようになったと思う。頼むからまた薬に手を出すようなことはしないで、出来る範囲で、自分のペースで仕事をしてもらいたい。彼の書く歌詞には「自分に対して言い聞かせること」が含まれている。私もそれでいいんじゃない?と思う。

しばらく車を動かしていなかったので、妻と一緒にドライブに出かけることに。どこがいいかを考えていると、偶然にも病院の待合室で宇都宮美術館の特集本を見かけた。建物もきれいだし、展示されているものも面白そうと言うことで、ここに決定。我が家からであれば、遠すぎず、近すぎでもない良い距離。しかも晴天である。
高速道路を使わずに約二時間程度で美術館に到着。美術館は住宅が並ぶ丘の上にあった。美術館だけではなく、広大な公園がある。犬と遊びに来ている人、ござをしいてお弁当を食べている人も。公園内にある大きなウサギの像は子供に大人気のようで、四人くらい上に乗っていた。
私たちは昼食をまだ済ませていなかったので、美術館内のイタリアンレストラン「ベラヴィスタ」に行く。私はパスタ、妻はリゾットのセットを頂く。店全体がガラス張りで外の景色がよく見える。私たちはちょうど角の席に座った。頼んだものを食べ比べたが、妻のリゾットの方がおいしかった…ちょっと残念。これにサラダとコーヒーがつき、\1,050-。まぁ、ランチとしては妥当か?
本日の企画展は「渡辺安友展」(詳しくはココ)。1916(大正5)年 栃木県石橋町に生まれた画家である(まだちゃんと生きてます)。全て絵画なのだが、その時期、時期によって作風が変わっているところが面白い。初期はどこと無く明るく抽象的な作品が多いが、中期には絵の中にシナリオが含まれ、意思のようなものを感じ取れる。最近の作品は実に緻密、綿密である。何より圧巻だったのがふすまに描かれた、ダイナミックな作品。しかも両面でその印象がものすごく変化するのである。そして、彼の作品全体に言えるのだが、何かかわいいキャラクターが含まれている。時にはとぼけた鳥であったり、一つだけ色が違う花だったり。中々面白い。好みの絵が多く、興味深く見せていただいた。

事前に買ったものの、見る時間が無くて結局今日になってしまった。
今シリーズは劇場では見ておらず1、2共にDVDを買って家で見ている。私はガンダムシリーズの中で、Zが一番好きである。20年前の作品を焼直してくれると言うだけで大変感謝しているのだが、しいて言えば、20年前の映像をそのまま使うのは避けてほしかった。新しく挿入されたシーンと、昔のままのシーンに差がありすぎる。これだけの動員数であれば結構儲かるだろうし、予算的にも全て置き換えることも可能だと思うのだが。それでも1に比べて2は新しいシーンが多くなった。ありがたい。
2のサブタイトルは「恋人たち」。「カミーユとフォウ」、「カミーユとファ」、「アムロとベルトーチか」、「クワトロとレコア」の関係をさしていると。あ、「ジェリドとマウアー」もか。恋人たちと言う割には、どういう経緯で恋人になったのかという描写がとても少なく、劇場版を見ただけでは「何でこんな初対面のやつにいきなりキスするわけ?」とわけわからんと思う。特にフォウとの関係。「シンデレラ・フォウ」の話がほぼ1本落ちているせいなのだろう。この辺が希薄だと、サイコガンダムのコクピット内での二人のやり取りがわけわからんと思う(どちらにしてもカミーユがひどく混乱するシーンだから、あんまり関係ないか?)。スードリのブースターでMk-2を宇宙に上げようとするフォウの思いをカミーユに向かってアムロが言う「人の善意を無視する奴は、一生苦しむぞ、カミーユ!」というせりふ。俺、個人的にはここのせりふがすごくすきなのだが、抜けてた。げんなり。そもそも時間が1時間半しかないわけだから、もうちょっとフォローしても時間的に問題ないと思うんだけど。
それと、色々と意見が聞かれた声の件。特にフォウの声が違うと聞いていた。テレビ版ではもっと甘ったるい感じの話し方だったけど、私はあまり違和感は感じなかった。むしろ「どうにかしてくれ!」と言いたいのはサラの声。これは違和感ありまくり。話し方全てがこう、サラの性格にあってない。ぶっきらぼうと言うか、なんというかかわいさがない。で、エンディングのスタッフロールを見ていたらサラの声は「池脇千鶴」。どうなってんだよ、これ。私は池脇千鶴がけっこう好きだが、ビジュアルが無い状態で声を聞くとここまで嫌悪感を感じるものなのだなぁと実感。
大体、三部作の映画というものは二つ目が繋ぎということであまり面白くないことが多いが、本作も1に比べればちょっと劣る。2の終わりはではテレビで言うところの25、26話辺りなのだろうか?(ジャマイカンが死んでないしなぁ)となると、かなりの話題を3作目には入れる必要が出てくる。監督はテレビ版で出たキャラを一人も消さないと言っていたからなぁ。ロザミアの話なんかを入れると、苦しくなりそうだ。
映画版A New Translationで、最後はどのようになるのだろうか?テレビ版ではとにかく人が死にすぎた。だが、酸素欠乏症となるカミーユが居ないと、ZZに話は続かないんだけどねー。ネオジオン勢力が残ったままだから、Zだけで話を完結するのはとても難しいと思うんだけど。どうなんだろう?楽しみに待ってます。

小泉政権におけるさまざまな規制緩和や民営化により、収入等の格差がますます大きくなっていると聞く。「二極化」の問題だ。この本のもう一つのテーマ「二極化」について考えてみたい。
過去のことをどうこう言っても、同じ状況を現代に作ることは到底出来ない。だが、あえて振り返ってみる。私も生まれていない時期であるいわゆる「高度成長社会」の頃、画一的な製品を工場でどんどん作り、それらは国内市場で大量に消費されていた。当時は企業に就職すれば終身雇用がほぼ約束され、給与も在籍年数によって必ず上がり続けるものだった。会社が仕事のスキルを磨く機能を持ち、それを仕事を通じて実践させる。そして戦力として働いてもらう。終身雇用が当たり前であったため、生活における不安も少なかった。多少、昇進のずれがあって同期でも給与の差が出たりはしたが、それと同等の額を将来もらえる立場になる希望は持てるためあまり問題にはならなかった。みんな同じレベル。総中流といった意識の中で生活していた。経済の安定期を経て、バブル崩壊によりこのような思いは無くなっていった。
そしてバブルの後遺症から抜けてみると、生活レベルに大きな差が出来ていることに気が付いた。起業に成功し数億円という収入を得るものもあれば、逆にアルバイトで月に十数万程度の収入だけのものがいる。この差は放っておけばますます拡大していく。金持ちは更なる金持ちになるスパイラルがあり、またその逆もある。それを「二極化」と定義している。
本当に嫌な話なのだが、この格差は世代を超えても継承されていくのではないかと見ている。裕福であり教育に捻出できる財力を持つ家であれば、本人能力と言うものはあるにしろ、高度な学習環境を得ることが出来るだろう。逆にそうした余裕が無い場合、塾はもちろん、学費を支払うことも困難になる。結婚についてもこの件は関係がある。社内恋愛でも合コンでも何でもいいのだが、基本的に収入が高いセグメントの人同士が出会える機会は多いものの、セグメントが別な人との出会い少なくなっている。そのため、夫も妻も高学歴というパターンが非常に多くなっている。結婚や出世代を超える中でこの状況が変わっていけばいいのだが、中々そうもいかないようだ。
二極化は様々な能力が比較的低い方のやる気を削ぐ。平均化は能力が高い方のやる気を削ぐ。どちらがいいとは言えず、中庸が最良であろう。しかし、資本主義を追求していけばほぼ間違いなく二極化に向かう(中国が共産路線をはずせないのは、太平洋側と内地にて実際には相当な貧富の差が発生していても、国家では人民を等しく見ていて、その点については差異がないという意識があるからだろう。でなければ、内紛が起こって大変なことになっているはずだ)。
二極化は治安悪化の原因にもなる。底辺でどうにもならなくなり、死をも厭わない犯罪者が既に何人も出てきている。全く、恐ろしいことである。

会社からの帰り道、いつも本を販売するホームレスと思われる方の前を通る。実際に購入したことはないが、比較的安く週刊誌等が販売されているのだろう。そこに本を持ってくるまた別なホームレスがいる。よく、駅の雑誌用ゴミ箱をあさる姿を目撃する「本探し屋」である。手に入れた本を路上で販売しているホームレスが購入する。見た目だけでは良くわからないのだが、ホームレス社会にも貧富の差があるようだ。本を売る人の方が身なりが良いように思える。まぁ、一応客商売だしな。
それとはまた別に、本を売るホームレスをここ数年色々なところで見るようになった。車輪があるカートを持ち、手に雑誌をとり立っている。カートの上には紙の看板があり、そこには「ビックイシュー 200円」と書かれている。手にもっている雑誌はゴミ箱から出てきたようなものではなく、新しい本である。表紙のデザインは日本の週刊誌よりも、海外の雑誌のイメージ。文字が少ない。そうした雑誌を何故この人達が売っているのだろうと思っていた。本を売る側の「人件費を最小にしたい」と言う思いなのだろうか?なんだか嫌な気分になり、私は今までこの本を購入したことが無かった。
ふと気になり、その本のことについていろいろと調べてみた。私は相当、勘違いをしていたようである。
このビックイシューという本は「ホームレスの自立」を目的の一つとした雑誌だそうだ。売値\200のうち、\110が販売者の収入となる。もちろん販売をするわけだから、あまりにホームレス度の高い(変な表現だな)方には任せない。350人ほど販売員が居るそうだが、明確な行動規範がありそれを守れない者は販売員になることが出来ない。
私は「目的=安く本を売ること 手段=人件費が安い人に頼む」だと思っていたが、「目的=ホームレスの自立 手段=ホームレスの仕事を作る(それだけが全てではないが)」だったのである。大変申し訳のない誤解である。
この試みは1991年にイギリスで始まり、日本では2003年にまず関西から始まった。それから東京、地方大都市でも販売されるようになった。私が初めて見かけたのは1~2年前のことである。
ホームレスとはいえ、当然ながら人間である。現代社会で金銭収入なく暮らすと言うのはかなり厳しい。そのせいか、ホームレスの約70%は仕事を持っているそうである。ホームレスになる理由は色々とあるのだろうが、経済的な問題でこうなった人も少なくはないと思う。70%が仕事を持っていると言うことは、生活のためと言う理由が強いにしても「勤労意欲がある」ということである。そうした方たちにまっとうな仕事を作るというこの事業は、個人的には強く賛成したい。
自治体によってはホームレス支援事業として高いサービスをしているところもある。最近は炊き出し援助などがある自治体もあり、仕事をせずに三食まかなえてしまうような状況もあるらしい。しかし、これは本質的なホームレス支援事業(自立するということが目標と設定するならば)になっていないと思う。
私も仕事嫌いだが、やはりお金は労働の対価として頂く必要があると思う。寄付に頼りきっていては、自立しようとは思わなくなるだろう。また仕事を通じて「自分の必要性」を社会に認めてもらい、それを感じることが自信につながると思う。誰にも必要とされないと感じることは、とてもつらいことである。自殺してしまう人の心の中にも「誰かに必要とされたい」という思いが少なからずあると思う。動機の段階説でよく用いられるマズローの五段階欲求説でもレベル3「所属と愛の欲求」(自分が属する集団の中で深く理解され、深く受け入れられたい、1つの位置を占めたい)、レベル4の「評価・承認欲求」(自尊心を満たす、他者から注目、評価を受けたい)とあり、「必要と認められる」こと、それがどれだけ大事か考えさせられる。
今度、この本が売られているところを見かけたら、買ってみようと思う。雑誌としての中身が無くては売れるわけがない。内容が充実している(対価に十分見合っている)のならば、この本の販売は立派な仕事である。

2009年6月

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