2007年10月アーカイブ

先日レビューを書いた「嫌われ松子の一生」の続編…ということになっているが、松子のことが頻繁に出てくるわけではない。思い出として時々登場するくらいであり、前編を読んでいなかった人でも、もちろん読んだ人ならなお楽しめる作品である。

川尻松子の死から4年後の話。松子の甥である川尻笙は大学を卒業したが就職できずに東京でフリーター生活をしていた。それに対し、前作の最後で「自分の夢のために」と大学を辞めて医大にを再受験することにした笙の彼女、明日香は見事佐賀県の大学に合格し、着実に自分の夢を実現するために歩み始めていた(映画版では青年海外協力隊に入ってウズベキスタンに行っているが、あれば映画版だけの設定)。

前作と同様に、笙の視点と明日香の視点で物語りは進む。前作は過去(松子)と現在(笙)からの視点ので物語は進んだが、本作では同じ時間をお互いがどのように生きているのかが対比させられている。輝かしいばかりの日々をすごす明日香に対して、笙は明日の暮らしもわからない、夢の無い時間を過ごす。しかし、劇団員のユリやミックとの偶然の出会いにより、笙の生活は変わっていく。ミックの「ロンドン公演」という壮大な夢を知り、演劇へのめりこむようになる。
そのころ、明日香は地元病院御曹司の同級生と付き合いっており、プロポーズを受ける。客観的に見ればとても恵まれた状況にある明日香だが、彼からの「子供を産んでほしい」、「麻酔科医として病院に来てほしい」等といった要求をうけ、自分の夢や可能性が急激に制限され、現実的になることに悩みを覚える。
明日香が大学に入学してから一切の連絡をとっていない笙。そんな二人がどこでクロスするのか?この二人がぶつかって今の状況を話したらどうなるのか?夢を追う笙、現実に折り合いをつけようとする明日香。若い時期を両極端に走る二人の対比が実に面白い。

結構厚みのある本であったが、あっという間に読了してしまった。
今、モラトリアムな状況にある人…または、そんな時期を経験した人には特に心に来るものがあると思う。

もう7、8年も前のことになる。私は都営新宿線 曙橋駅近くで仕事をしていた。このあたりはお台場に移る以前にフジテレビがあったところで、その影響なのか比較的優良な飲食店がたくさんあった。
当時、独身で寮暮らしだった私は昼食をいつも外食で済ませていた。朝夕は寮の食事か外食で済ませていたのだが、野菜が少なく慢性的な野菜不足気味。その野菜を補おうとこの界隈の店を随分と開拓した。そのうちの1軒がこの「京坂屋」である。

場所はフジテレビ通りではなく、曙橋駅と四谷三丁目駅の中間あたりにある。職場からはちょっと離れているのだが、京風おばんざい(をベースとした和洋折衷の創作料理…と言ったほうが良いかな?)を\880で出してくれるこの店には週に2度は行っていた。この店のおばさんは知っている料理のバリエーションがものすごく広く、これほどの頻度で行っていたにも関わらずメニューが重なることはあまり無かった。また、メニューに季節感があふれており、季節感に乏しい都心の生活に潤いを与えてくれた。

その後、私は転職して他の場所で仕事をするようになった。巡り巡って色々な会社に移ったが、何の因果かまた市ヶ谷に戻ってきた。戻ってきてすぐの頃、一度ランチの時間帯に京坂屋へ行ったのが2年前。妻の作った弁当を食べている私はそもそも外食する機会が少なく、その上、市ヶ谷から曙橋までは歩くと片道25分位かかる(電車に乗ればいいのだけど、何だかそれも…)。1時間の昼休みでは中々難しいのである。

今日は珍しく「おかずが浮かばない」という理由でお弁当休み。12月に会社の引越しを控え、ランチタイムに京坂屋に行けるのも今のうちかな…と思い13:30まで私用外出として京坂屋へ行ってみることにした。店が無かったらどうしよう…ともちょっとちょっと思ったが、そのときはそのときで他の店に入ればいい。このあたりには他にもおいしい店がたくさんあるのだから…。
結局、この心配は杞憂だった。お店のおばさんも全然元気で、私のことを覚えていてくれた。久しぶりだが店は変わっていない。ランチの出来も値段も昔のままだ。今日はローストビーフをメインとした3皿。ご飯はおかわり自由(2杯は食べられませんでしたが…昔は平気で食ってた)。何だか猛烈にうれしかった。

おばさんと話をしていて、一つ私が勘違いしていることに気がついた。夜のコースの値段である。この店はランチもやっているものの、メインは夜である。夜はコースメニューのみなのだが、トリュフやエスカルゴが普通に出てくるということを覚えていたためか、コース料金を\5,000と勘違いしていた。おばさんに聞いたところ、\3,000とのことである。あー!それならばもっと来ればヨカッタヨ!
今後はもっと積極的に利用させていただきます。


京坂屋周辺の新宿区荒木町(京坂屋は厳密には新宿区舟町)は非常に居心地の良い店がたくさんある。そのうちの一軒が上のような独特の看板を出している「おでん 匠」さんである。私がよく行っていた頃と場所は変わったようである。面白いおばさんが経営しており、法外に安いランチ(あえて値段は書きませんが)とランチビールが魅力的だったこの店。夏場はよく昼間から飲みました^^;
四谷荒木車力門会のオフィシャルサイトはこちら

近所のレンタルビデオショップがくれた\100割引券の有効期限が今月一杯で切れる。まだ3枚残っているのに何だかもったいない。家に帰れば見るべきDVDやら録画したTVやらが大量に(もう50時間分くらい)たまっているわけだが、割引券を消費したいという思いを抱き、ビデオショップへ。
見たい映画はいくらでもあるのだが、息子が寝てしまえば大音量でDVDを見ることはできないわけで、実際に借りて見られるのは1本がいいところ。そのレンタルビデオショップのランキングで上位に入っていた本作を、何の予備知識も無しのまま借りて視聴した。

初めに空港らしいシーンでグッド・キャットから、過去にあったマフィアによる凄惨な事件の回想が入る。もちろん、何でこの話がここで入るのかは全くわからない。とにかくグッド・キャットはどこにでも現れる不気味な役でしばらく謎の存在である。
その後、仕事をクビにされ、彼女の浮気を知り、自宅アパートがシロアリ被害で閉鎖された上に、強盗に顔を殴られたという不幸続きの男スレヴンが友人ニックの家に間借りするためにやってきた。ところが、対抗しあう2組織のギャングにニックと間違われ、「借金の取立て」を理由に連れて行かれてしまう。双方から殺しの依頼をされ、遂行せねば殺すと脅される。ひどい人違いもあったものだ…と、笑いながら見ていると…出演はジョシュ・ハートネット(スレヴン)、ブルース・ウィリス(グッド・キャット)、ルーシー・リュー(リンジー)、モーガン・フリーマン(ボス)、ベン・キングズレー(ラビ)、スタンリー・トゥッチ(ブリコウスキー)ほか。ポール・マクギガン監督。2007年作品。R-15指定。公式サイトはこちら

中盤から後半にかけて(序盤~中盤はちょっと単調。猛烈に眠くなった)冒頭の回想ムービーとの関連性が見えてくる。そうすると、一つ一つの行動や発言の意味が次第にわかってくる。例えば、彼はリンジーに「3つの不幸にあった」と言っているが、実際には4つの不幸に見舞われている。1つをカウントしなかった理由は?など。最後はちょっとできすぎかな?こういう展開じゃなくて、残酷に徹しても良かったと思う。R-15指定になっているが、そこまで規制しなくてはいけないかどうかは微妙。私は別にR-15にしなくても良かったと思うが。もし、バイオレンスなシーンを敬遠してこの作品をご覧になられていないのであれば、そんなに心配はないと思う(国内映画のR-15規制作品は結構キツイよなぁ)。
モーガン・フリーマンが(重要だけど)ちょっと情けない役なのは、好きな俳優だけに何だか微妙。ブルース・ウィリスは陽気な親父役よりも、こういう感じの沈着冷静なキャラクターの方がいい。ただ、このキャラクターでは主役にはなりにくいから仕方が無いのかな?

内容は割と満足でした。

先日、本書が原作となる中谷美紀主演の同名映画を視聴した。松子の流転し続ける運命を実にコミカルかつテンポ良く表現しているのだが、細部まで考えると、人々の行動に何点か疑問が残った。主人公「川尻笙」の彼女「渡辺明日香」は何故急に主人公の前から姿を消したのか?(映画では青年海外協力隊に行くことになっているが、小説では異なる)、「龍洋一」は何故組の暴力団に追われるようになったのか?(組の金を使い込んだことになっているが…具体的ではない)、「龍洋一」は出所後に何のため殺人を犯したのか?…疑問は尽きない。
こうした謎を解くために、原作の小説も読んでみることにした。映画との設定の違いがいくつか見られるが、大筋の流れは同じである。

物語は松子の視点から見た過去の描写、笙の視点から見た現在の描写が繰り返される。初めは離れたところから始まるが、それが次第に交差するようになる。松子の視点から見た事実、そして笙が松子の過去を知るために生前の松子を知る人から聞かれる各人の視点からの事実。お互いの思いに少しの違いがあったために松子は幸せのチャンスを逃している。この描写にはとてももどかしい思いをさせられる。

世の中は理不尽なことであふれている。本書内でも「ちょっとした運命の悪戯」で、松子のような流転の人生を送る可能性は誰にでもあると書かれているが、全くそのとおりだと思う。理不尽であることを恨みながら過去ばかり振り返るのも一つの生き方だが、松子はその反対である。まさにその瞬間瞬間を生きている。それが短絡的な行動を生んでしまう一つの大きな要因であるから手放しに賛同することはできないが、人一倍愛に飢えていた松子にはこうした選択肢を選ばざる得なかったのだろう。
そんな松子に、フィクションながら客観的立場である読者は「そっちに行っちゃダメー」と声をかけながら、客観的には不幸に見える松子の人生を出歯亀根性で覗き見してしまう。そんな心理が本書をいっき読みさせるのだろうか?私はあっという間に読了してしまった。

しかし、最後は辛い。松子の死の核心に笙はたどり着くのだが…それはあまりにもひどい。
私が通勤の際に利用している満員電車。何人乗っているのかはわからないが、その人数だけ固有の歴史が存在している。人を殺すということはその歴史を終わらせることである。どんな人間にもそのような権利は無い。松子の人生を知った後だから、余計に怒りを感じてしまった。

機械式時計が帯磁してしまうと進むようになる。
私の手元にある時計の一つ、TAGHEUER 6000 Series Ref.WH5212は先日の実験で猛烈に帯磁していることが判明している。通説どおり、この時計は1週間で150秒ほど進む。日差にすると22秒近く進むことになる。出番は週に1度か2度がいいところなので、姿勢差はあまり出ていないと思う。
一応、WH5212はChronometer規格クリアのムーブメントを搭載してるのだが、帯磁してしまうとChronometerも何もあったものではない。文字盤のChronometer表記が泣いてるぜ…。

オーバーホールしたいなぁ。パーツごとにばらして、消磁をお願いしたい…でも、その前にOMEGA Seamaster Ref.2501.31のオーバーホールだろうな。こっちもChronometerパスしているのに、一日8秒くらい遅れる。機械式時計はお金がかかりますなぁ。でもやめられません。

実はこの頃(そしてこの歳…)になって、この番組にはまっている。
埼玉県ではテレビ埼玉で月曜19:00~放映されているのだが、どういうわけか常に一ヶ月放送が遅れている。時節を感じるコメントが入ると、違和感を感じることも少なくない。

放映開始は1988年3月5日。かなりの長寿番組である。制作は大阪のABCテレビ(朝日放送)で、同系列のキー局である東京のテレビ朝日が制作しているわけではない(どういうわけか、東京ではTOKYO MXテレビがこの番組を放映している)。そのため、全国放送されてはいるものの、放送しているテレビ局はバラバラである。福島県では福島放送が放送している。金曜深夜に放映されており、夜更かしばかりしていた学生時代に良く見ていたものだ。

ご存知の方も多いと思うが、この番組は視聴者からの依頼を探偵局員(主に関西系芸人)が調査し、その結果を発表するという番組である。その調査依頼は「俺も…疑問に思っていた」とか、「非常に興味がある」のように非常に共感できるものが多く、また「そこまでやるか?」と感じさせられるほど徹底している。探偵に関西系芸人が多いこともあってか体を張った調査が少なくなく、感心してしまう。自分も若い頃は好奇心が旺盛で不思議なこと(でも、体外くだらない事ばかり)を徹底的に調べたりしたものだが、探偵のこうした姿を見ると若き日の自分に戻ったようで、何だか元気にさせられる。

探偵局員以外には探偵局長(西田敏行)、秘書(岡部まり)、顧問が登場し、調査内容についてコメントを述べる。2000年4月までの探偵局長は上岡龍太郎で、関西芸人を束ね叱咤激励する大きな存在であったが、上岡龍太郎の芸能界引退と共に探偵局長も引退。後に局長不在のままの時期がしばらく続き、2001年1月から西田敏行が探偵局長を務めるようになった。私が福島で見ていた頃は上岡龍太郎が探偵局長で、最近見て…しかも西田敏行に変わったと知って、初めは少なからず違和感を覚えた。理由は西田敏行が関西圏とは近くない人間に見えたことと、前探偵局長のように毒舌で探偵局員をやり込めるような姿勢が彼には見られなかったからである。しかし、ちょっと感動すると涙ぐむところ(最近は、感動しそうな調査の場合、VTRを見る前に既にハンカチを持っている)や、彼流の比較的やさしい調査評も中々良く、私には上岡時代よりも面白くなっているとすら感じられる。「コテコテの関西流が好きではない視聴者も楽しめる」形にしたことには、高い功績を感じずには居られない。

調査内容にも小ネタや沖縄ネタなど定番のものがいくつかあるが、その中でも私が好きなのは(元)辻学園調理・製菓専門学校主任の林教授が滅茶苦茶な食材を、何とか食べられる形に変えていくという「林先生シリーズ」である。上のYouTube動画はその中でも非常に完成度が高いと(個人的に)思っている「巨大シジミを料理」の回である。
林先生は現在、辻調理師専門学校を退職され、西川きよしの娘と結婚、時々、顧問としてナイトスクープに出演している。また未知な食材に挑戦してほしいと願うものの、顧問という立場ではもう難しいのかなぁ?

オフィシャルサイトはこちら

新交通ゆりかもめに乗りながら車窓を眺めていると、ドーム状をしたすさまじい大きさの建物を見かける。
これが東京電力の地下変電所(東京の電力の30%がここで変圧される)の上に建設された、地下1階、地上9階、総床面積19万平方メートルの世界最大級の広さを誇るデータセンター「@TOKYO」である。

とあるサーバがこの中に設置されているという関係で、今日、見学することが出来た。今日は秋晴れで非常に天気が良い。気分は遠足か社会科見学という感じである。有楽町線「豊洲駅」からゆりかもめに乗り換え、1駅で@Tokyoの最寄り駅「新豊洲」で降りる。周囲にはこの巨大な建物があるだけで、まだ空き地が多い。それでも昔に比べると色々なものができており、また今からできようとしている。様々な工事現場が見られるのだ。

@Tokyoは当然IDCなのでセキュリティは非常に厳しい。入り口ゲートは非接触型IDカード+掌型認証を採用している。形状は自動改札のようなものだが、改札の途中がガラス張りになっており、二つの認証をしっかりパスしないと中に入ることはできない。データセンター内ではほぼどの入り口でもこの二つの認証が必要で、管理センターからは誰がどこに居るのかが一目瞭然となっている。
この施設のすごい所は、免震構造である。そもそも変電所を建てるためには、比較的高いレベルの耐震性を求められるわけだが、地下に変電所がある@Tokyoはもちろんこれにパス。3階と4階の間には、建物の梁と梁の間に強固な免震ゴムがはさまれており、大規模地震がおきても免震ゴム部分が60cm位までズレを許容し、建物や設備のへの被害を低減させられる。震度7程度の地震であれば十分許容できるとのこと。

実際にサーバラックが置かれている部屋も見学したが、空調のうるささと、新しい電子機器独特のにおいが部屋に充満しており、何だか気分が悪くなった。サーバ設置のためにここでパソコンに向かっている人を見かけたが、体に変調をきたしたりしないのだろうか?個人的には、ここで仕事をするのはご免被りたい。

帰り、とてもきれいな夕日が新豊洲の駅から見える。時刻は16:30。日が随分と短くなったものだ。

携帯に留守電が入っていたので聴いてみると、学生時代に同じクラス(そして、同じ研究室)であったTさんから電話。何でも近いうちに(同じく同級生の)Iさんが発起人となって同窓会をしたいとのこと。私の携帯の番号は先日一緒に飲んだH君から聞いたらしい。

卒業してから11年。これだけ時間が経ってしまうと、連絡がつかないという人がちらほら出てくる。
7~8年前だと記憶しているが、卒業生名簿を作るという話があった。情報掲載への同意書を提出したが、名簿自体は買わなかった。高かったし、あまり人の動向にも興味が無かったのである。
あれからしばらく時間が経過しているので名簿の情報も怪しいものである。

Tさんは仕方が無いので、知っている同級生の電話番号に電話をかけ、そのかけられた相手が知っている他の同級生の連絡先を聞き、またTさんがその人に電話をする…という地道な作業を繰り返している。恐らく全員にたどり着くことは難しいだろうが、かなりの人数が集まるのではないかと思われる。
開催時期は年末年始。場所は仙台でだろう。次の年末年始は色々と予定が入っているので参加できないかもしれない(仙台→福島の終電は滅茶苦茶早いので、宿泊する場所も確保しなくてはならないし…)

仙台で1度やれば、東京に誰が出てきているのかが大体わかることであろう。同窓会は東京編も開催する予定である。

見事なまでの秋晴れである。こんな日は露天風呂に限る。
うちの近隣には三ヶ所ほどスーパー銭湯がある。健美の湯百観音温泉の二ヶ所は行ったのだが、一ヶ所行っていない。せっかくなので今日、行ってみることにした。

行ったところは埼玉県久喜市にある『森のせせらぎ なごみ』である。ここは以前行った百観音温泉のように天然温泉を引いている。関東ローム層エリアにおける天然温泉というと、大体が黒湯である。見ようによってはただの汚い湯に見えないことも無く、あまり好みではない。
駐車場は非常に広く、建物も非常にきれいである。入浴料は大人\700。百観音温泉と値段は変わらないようである。健美の湯よりは少々高い。まぁ温泉を使っているのだから、多少高いのは仕方が無いか…。

浴場は…狭い。というか、露天風呂のスペースが屋内浴場と同じくらいある。今日は晴天でよかったが、雨天時は客が来ないんじゃないかと思いたくなる作りである。五右衛門風呂や洞窟風呂といった(でも、自然の洞窟という感じは全くしない)風呂が屋外にはあったが、最も気に入ったのは香り風呂である。ヒノキのいい香りが心身ともにリラックスさせてくれる。香り風呂にばかり30分ほど居た。
サウナももちろんあるのだが、ドーム型のちょっと変わった形をしている。人の出入りが多いためか、サウナの温度はさほど高くは無かった。他には砂風呂もあったが、これは別途料金が取られる。
洗い場はほとんどずっと満員状態。収容できる客の数に対して、洗い場の数が足りていないんじゃないかと思う。

で、結論。どうも私は好きになることができなかった。天然温泉を謳っているが、どうもそんなに体があったまらない。泉質が近い(はず)な百観音温泉の湯と比べると、温泉特有の暖かさが持続する感じがしないのである。さらに風呂の種類(ジェットバス系)のメニューが少ないのも不満。
やはり、自分的には健美の湯がベストだと思う。

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ルーチンワークのようにして勲章を狙う日々になっているGNO。ようやく少将に昇進した。
昇進により、使用している強襲揚陸艦「グレイファントム」の性能向上と搭載数のアップが実現。今までは早期に4機編成にならざる得なかったが、現在は5機編成。といっても、追加したのは偵察機の「ディッシュ」だが^^;

GNOに比べてGNO2は随分と活気がある。イベント任務も多いし、ログオンしている人の数が全然ちがう。GNOでは平日昼間に短期任務を募集しても誰も乗ってこないが、GNO2なら、何度か協力を呼びかけると結構すぐにメンバーが集まる。成長パラメータが多様だったり、MSのカスタマイズができるということで、非常にやるべきことの幅が広い。色々と考えさせられることが多く、飽きが来ない。GNOはやることがほとんどパターン化している。ちょっと単調すぎる感が否めない。

ところで、私がいるGNO2のサーバは異様なほど連邦が強い。たったの一度もジオンの侵攻作戦を成功させず、ことごとく反攻に成功し、ソロモン、ア・バオア・クーを抜いて、サイド3決戦の途中であった。しかし、このまま早期終了に流れては面白くないとのことで、所属サーバ最大勢力チームがサイド3攻略任務を放棄した。これによって初の作戦失敗は必至である。
ジオンはア・バオア・クー奪回に出るだろうが、もちろんここを渡すつもりは無い。徹底的に叩いて、サイド3に出戻ってもらう予定である。

ところで、サイド3攻略作戦で「バスク中佐」の部隊と共同で戦う機会があった。バスクの乗艦は紫のティターンズカラーの強襲揚陸艦ペガサス後期型(グレイファントムと同型艦だと思う)。パイロットとして「テネス・A・ユング少佐」と「ヤザン・ケーブル少尉」がジムスナイパーカスタム2に搭乗して参上。ペガサスのブリッジに向けて発砲してやりたくなったw

昨日の続きである。

私は20才のときにRADOのDIASTARを買った。本格的な腕時計を買ったのは、これがはじめてである。
(20才でRADOって渋すぎだよなぁ、今考えると。)
Dバックル付きの皮バンドで、ケースは超硬。RADOの他のラインナップに比べれば実用的なデザインでありながらも、やはりカジュアルな姿よりはスーツの方が似合う。そんな時計をON/OFF、季節も問わず使い続けてきた。超硬素材のお陰で無茶な使い方でも傷一つつかなかったのは幸いだが、皮バンドなのに夏も酷使したためバンドがダメになり二度、純正品で交換している。やっぱり皮は夏に向かない。

私は3年ほど前から本格的に時計に凝りだすようになった。次第に時計は増え続けて今に至るわけだが、複数本持つようになって「時計は使い分けるものなんだなぁ」と実感するようになった。3本…いや、理想を言えば4本ほしい。だが3本いきなり買うわけにはいかない。自分の生活を見て、一番多いシーンに合う時計か、それぞれのシーンにそこそこ使える時計を選ぶのが良いと思う。それが3つめの「シーン」である。

使い分ける3つのシーンとは「OFFシーン」、「ビジネスシーン」、「ドレスシーン」である。

「OFFシーン」は、仕事以外、休日用ともいえるものである。自分が好む私服に合わせられるデザインで、かつ趣味に耐えられるような機能を持つものが望ましい。私の場合、OMEGA SpeedMaster Ref.3575.20か、TAG HEUER 4000が該当する。前者はドライブの時にとても実用的で、後者は耐水性能が高く傷に強いため、ラフに使うことができる。

「ビジネスシーン」は、スーツの着用率でどのような時計を選ぶかが変わってくる。自分の仕事中の姿に最も似合うものであれば良いと思う。無難なデザインは三針モデル。日付表示機能付きのモデルの方が利便性が高いように思う。私の場合はOMEGA Seamaster Ref.2501.31か、Rolex OYSTER PERPETUAL DATE Ref.15210がこれに該当する。文字盤がシルバーとブラックなので、服の色に合わせて選ぶようにしている。

最後があまり出番が無い「ドレスシーン」だが、冠婚葬祭はもちろん、仕事上のパーティ等に出席するときに身に着ける。これは個人的なこだわりなのだが、皮ベルトのモデルにしたい。そもそも腕時計自体がフォーマルなものではなく略式とされる(懐中時計が理想)中で、せめてもの情けである。針の数は二針でも問題ないだろう。そのこだわりを貫くと、手元にはRADO DIASTARしか残らない。個人的にはOMEGA Devill CO-AXIALのアリゲーターレザーモデルあたりがばっちりだと思う。

これら3シーンを平均的に違和感無くこなせるのが、ROLEXのDATEJUSTあたりだと思う。ROLEXは汎用性が高いのである。


高級時計が売れる理由…それは、普通の時計が売れなくなったからである。以前は時間を知る道具として時計は必須アイテムであったが、今は携帯電話がその役割を果たし、時計は装飾品としての機能をより期待されるようになっている。それら期待にこたえているのが高級時計なのである。

クォーツに比べれば精度が低い機械式時計。しかしゼンマイを巻いたり、心臓の鼓動のような独特の音を聴いたりしていると、まるで生き物と接しているような気持ちになってくる。それが機械式の大きな魅力の一つである。
1969年、水晶振動子を使った時計をSEIKOが開発。世界の時計産業に大きな打撃を与える。俗に言うクォーツショックである。これにオイルショック等も重なって、スイスの時計産業は壊滅的なダメージを受けた。しかし今、そのクォーツは中国などで大量生産され、価格の下落が止まらない。クォーツを生んだSEIKO自身が大きなダメージを受けている。
安価にクォーツのムーブメントが手に入るようになってしまい、そうした時計では利益を上げることは難しい。高級化は時計メーカー生き残りのために避けることができない道なのである。

どうも高級時計の売れ行きが良いようである。円安で海外ブランドの製品は軒並み定価をアップしているにも関わらず…である。
先日、J-Waveで平日22:00~23:45にかけて放送されている「PLATON」という番組を聴いた。高級腕時計の特集だった。

高級時計について語るなら、どこからを高級時計と呼ぶのか、これを定義しておかなければならない。
この放送にはゲストとして時計雑誌などによくコラムを書いている某ライターが出演していたのだが、
 「世間の感覚からかなりずれているとは思いますが、時計業界における高級時計といいますと…」
という前置きをした上で
 「100万円以上のものであれば高級時計といえるかと思います。それ未満はおもちゃ、10万円以下ならゴミ…」
と、こりゃまた驚かされるようなことを言っている。だが、時計マニアの世界では本当にそうなのである。「世界の腕時計」や「IWW」あたりの雑誌を読んでいると、だんだんと感覚が麻痺してくる。車で言えば「カーグラ」ばかり読んでいると起こるような感覚麻痺現象に近い。
にしても、大半のROLEXはおもちゃか…私もおもちゃかゴミしか持ってないです(泣)

100万を超える時計だともちろん機械式時計で、範囲の大小はあると思うが、職人の手作業が入っているような時計である。具体的なブランドを挙げれば、高級三大時計と呼ばれる"PATEK PHILIPPE"や"VACHERON CONSTANTIN"、"AUDEMARS PIGUET"はもちろん、"FRANCK MULLER"や"BREGUET"、"A.LANGE & SOHNE"、"JAEGER LE COULTRE"あたりもほとんどのモデルが100万を超えるため、高級時計と言えるだろう。
時計の値段を高める要素は、大きく分けて3つあると思う。

1つは時計自体に組み込まれる複雑機能の有無だろう。姿勢制御による時計の緩急を調整する「トゥールビヨン」や、機械仕掛けのアラーム「ミニッツリピーター」、月ごとの日数の変動やうるう年の計算をして日付を表示する「パーペチュアルカレンダー」などが該当する。これらの機能が含まれればその瞬間に値段が跳ね上がる。機械式の時計だと精度も値段に関係してくるように思われるが、これは現行のどの時計もほぼ一定レベル以上の精度が保障されているので、高級時計の価格決定要因にはなりにくいと思う。

2つめは時計の材質や宝飾によるものである。腕に着けて使うという性質上、腕時計の傷は避けて通れない問題である。傷がつきにくいステンレススチール(SS)が実用面では最も優れているように思うが、イエローゴールド(YG)、ホワイトゴールド(WG)、プラチナ(Pt)等の貴金属も時計のケースやブレスに採用されている。また、ダイヤやルビーがちりばめられた時計も存在しており、そうした宝石の分だけ値段は上昇する。ちなみに、日本ではYGや宝石を散りばめられたモデルよりもSSの方が人気が高く、場合によってはSSの方がプレミアがついて高くなる場合すらある。YGは使いこなす側も一定の貫禄が必要だろう(黒人は金色がとても似合うんだけど…)。しかしSS人気が異様に高いのは世界的に見ると日本くらいで、「裕福である以上、社会貢献をするのは当たり前」という文化の欧米では貴金属、宝石付きモデルも良く売れている。日本人は金を持っていても社会貢献のために使ったりしないから、必要以上に金持ちに見えるものを敬遠するようなところが見られる。

3つめの要素はブランドである。そのブランド名が冠されるだけで値段が上がってしまうようなものも少なくは無い。買う側も「PATEK PHILIPPEならしょうがないか…」と、一種の諦めのような気持ちが働いてしまう。個人的には「何でこれがこんなにするわけ?」と思えるものも少なくないが、具体的に挙げるのはやめておきましょう。


では、実際にどんな時計を選ぶのが妥当なのか?自分のステータスに見合ったものを選べば良いわけだが、日本には明確な基準があるわけではない。明確にステータスがクラス分けされている欧米では、
 「所有している車の値段の1/3の値段」
が妥当とされている。これだと私も"PATEK PHILIPPE"を買えるわけだが(笑)日本的価値観からすると、随分とずれているような印象をうける。

私は「適切な時計」は年齢、キャラクター、シーンの3要素から導き出せるのではないかと考えている。

「年齢」はそのままである。やはり若い人が身に着ける時計と、おじさん、おじいさんが身に着ける時計は違うと思う。おじさんがG-SHOCKやALBAの時計を身につけていたりすると「あちゃ~」と思う。おじいさんがスピードマスターなんかを身に着けていても結構???である。注意してほしいのは、年齢に見合った時計は値段で決まるわけではないと言うこと。例えば、オリエントスターロイヤル。十数万と廉価だが、これは若い人にはあまり似合わない印象がある。YGの時計も、年を重ねないと似合わない。

次の「キャラクター」とは、その人自身の志向である。その人がどんなものを好んでいるのかをアピールする一つのポイントであると思う。ブランド志向が強い方なら"BVLGARI"や"Cartier"等の宝飾ブランドのものを使用するのも一つの手。スピマスプロあたりならメカニカルなものに興味があることを印象付けられる。ミリタリーウォッチあたりも、大きな自己表現になりそうだ。それぞれブランドや製品に少なからずイメージが込められているため、無言の意思表示にもなる。あまりマイナーすぎると逆に伝わらなくなっちゃうけど…

そして最後の「シーン」は…明日に回しましょう。

福島県出身者なら見なくちゃダメだろ…と思い手にとった1本。

エネルギー資源が石炭から石油へと変わろうとする昭和40年。日本中のほかの炭鉱と同様に、福島県いわき市(当時は常磐市)の常磐炭鉱も廃鉱への道を余儀なくされていた。採掘規模は小さくなり、人員も整理縮小される(実際に閉山となるのは昭和51年)が、雇用再建に向けて今まではただ捨てるだけだった、炭鉱から湧き出る温泉を生かした一大観光事業へ乗り出す。その環境事業の結果が常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)である。その立ち上げに関わった人々を描く。主演は松雪泰子(平山まどか)、豊川悦司(谷川洋二朗)、蒼井優(谷川紀美子)、山崎静代(熊野小百合)、富司純子(谷川千代)、岸部一徳(吉本紀夫)ほか。李相日監督。2006年作品。公式サイトはこちら

タイトルが「フラガール」なだけに、炭鉱婦の女性がハワイアンセンターのダンサーになるまでを描いている。ずぶの素人である女性たちにダンスを教えるのが平山まどかである(ちなみに早川和子さんという女性がモデル。この方はまだ現役でダンサーを鍛えている。平山まどかのように借金取りに追われる生活をしていたわけではないらしい)。初めのダンサー募集に集まったのが谷川紀美子をはじめとする4人。生徒もどうにもならなければ先生もどうにもならない。決裂しそうなところを吉本紀夫(中村豊 常磐興産元社長がモデル)が何とか仲を持ち、見事なダンサーへと成長していく。
ラストはハワイアンセンターのオープンとなるのだが、そのときのダンスが見もの。蒼井優すごいぜ!良くここまで練習したなぁとちょっと感動。音もDTSで収録され、迫力は十分。できれば5.1ch環境下でご覧頂くことを強くお勧めする。

経済に強い週刊誌といえば『週間ダイヤモンド』と『週間東洋経済』の二誌を挙げる方が少なくはないと思う。前者はミクロ経済に強く、後者はマクロ経済に強いとされているが、本書は東洋経済新報社から発売され、著者の風間氏も同社の第一編集局記者である。記載されている内容は、労働者の雇用問題といったミクロ経済的内容であり、東洋経済にしてはちょっと珍しいような気もする。

内容は三部構成になっている。
第一部は「製造業復活の裏側で」というタイトルで、主に現在問題となっている「偽装請負」や「地方若年者の雇用」、「外国人研修生」の問題を採り上げている。
中国の台頭におびえる日本の製造業を、かろうじて国内に踏みとどまらせている業務請負業の存在。この業界において、ものすごいシェアを持っているにも関わらず、謎に包まれていたグループがある。「クリスタル」という会社である。系列会社を多数持ち、売上高が100億円に満たない企業が乱立するこの業界において、同グループの2006年3月期決算は5,900億超と突出している。日本の名だたる企業がこの会社のスタッフを業務請負として工場に入れている。広く関係をもたれているにも関わらず、この会社を採り上げることは一種のタブーであったようだが、2003年3月に初めて『週間東洋経済』が「異形の定刻『クリスタル』の実像」と題する6ページの記事を掲載した。内容は若年労働者の自殺問題や偽装請負について。非常にセンセーショナルな情報であった。
2006年10月、厚生労働省大阪労働局は偽装請負を繰り返してきたとして、クリスタルの中核子会社「コラボレート」に対して事業停止命令と事業改善命令を出した。その直後の2006年11月28日、あの「グッドウィル」が投資ファンドを通じてクリスタル株の67%相当を取得。連結子会社化した。元々、人材派遣業を担ってきたグッドウィルは、同業を展開するクリスタルを買収することでシナジー効果が得られると発表していたが、その可能性は未知数である。両社の今までを見てくると、労働者にとってあまり良い効果は期待できそうにはない。
首都圏や一部の地方都市を除いて、地方の有効求人倍率は未だ1倍未満の状況が続いている。そんな中、東北や九州、沖縄では業務請負業者の進出が相次いでいる。「月収30万円以上可」等と書かれた求人情報で職の無い若者を釣り、実際にはそれに満たない劣悪な環境で彼らを使う。将来の見えない若者たちの実情が緻密に調査されている。

第二部は「『働き方の多様化』という”欺瞞”」との題で「フリーター」、「パートタイマー」、「個人請負」の問題点を挙げている。かつては輝きをまとって語られることすらあった「フリーター」たち。今では正社員との生涯収入格差に1億円もの開きが生まれ、働いても生活できない「ワーキングプア」の代名詞となってしまっている。”解雇”規制の枠外におかれる「登録型」派遣、急増する「日雇い派遣」の理不尽な現実について詳細にまとめられている。
第三部は「雇用融解」の題で、正社員を襲う”ホワイトカラー・エグゼプションの問題、医師・教師・介護師を蝕む労働環境を中心に語られている。ホワイトカラー・エグゼプションは多くの労働者に多大な影響を与える法案にも関わらず、その関心は非常に低い。導入によって考えられる我々に降りかかる不利益にどのようなものがあるかが論じられている。正社員として雇用されている方でも、この内容は必読だといえるだろう。


ホワイトカラー・エグゼプションの問題といい、今までの派遣法や労働法の規制緩和といい、経団連や経済財政諮問会議は人間らしい生活から労働者を乖離させるような法案ばかり矢継早に通している。全体の利益のためには一部の犠牲は厭わないという姿勢のようだが、それが政府の取るべき態度だろうか?社会保障の網から取り残され、死人すら出ているという現実をちゃんと見ているのだろうか…
この著者の風間氏、私と同い年なのである。全くもって驚きの力量である。緻密かつ、生ものである「今、まさに存在している雇用問題」がしっかりとまとめられているすばらしい書籍である。労働・雇用問題はどのような形態で働く人にとっても共通するテーマである。ぜひ一読されることをお勧めしたい。

F士君結婚式写真アルバムサイトの制作を今更ながらやっている。ちょっと凝った構想サイトのもあったのだが、体力低下気味のここ最近、作業の集中力が持続せず延期しっぱなしになっていた。
いい加減に仕上げないと…と思い、前の三連休にがんばってみて、トップページの制作は終了したものの、写真の修整まで手が回らず。今、必死にやっております。
とりあえず、自分の持っている写真をアップできたらトップページにリンクを張る予定。でも、Basic認証をかける予定なので、ご覧になりたい方は新郎新婦へお問い合わせを。

007シリーズ21作目。しかし、原作者「イアン・フレミング」の小説007では「カジノ・ロワイヤル」が第1作目なのである。よって、本作では若き日の「ジェームズ・ボンド」が描かれる。今回からジェームズ・ボンドの配役が変わり、第6代目ボンドを「ダニエル・クレイグ」が担当する。初の金髪のボンドの登場である。

出演は ダニエル・クレイグ(ジェームズ・ボン)、エヴァ・グリーン(ヴェスパー・リンド)、マッツ・ミケルセン(ル・シッフル)、カテリーナ・ムリーノ(ソロンジュ)、ジュディ・デンチ(M)、ジェフリー・ライト(フィリックス・ライター)、ジャンカルロ・ジャンニーニ(マティス)他。マーティン・キャンベル監督。2006年作品。オフィシャルサイトはこちら

オープニングは00(ダブルオー)のエージェントに昇格するために必要な2度目の暗殺シーンから始まる。007のオープニング前といえば派手なカーチェイス等が描かれるが、地味目のスタートである。
00エージェントとなって初の任務は「テロ組織の資金源調査と根絶」。しかしターゲットを取り逃がし、大使館に駆け込まれたにもかかわらず、館内に侵入してターゲットを射殺してしまう。ここまでのアクションシーンがすごい。後半にかけてアクションシーンが減っていく本作では、アクションの最大の見せ場だろう。なお、この件でボンドはMに叱責される。
中盤は飛行機の爆破テロによる株価暴落を狙った死の商人である「ル・シッフル」と、テロリストからの資金をかけたカジノバトルが見もの。ボンドが窮地に陥る際のCIAエージェントとのやり取りも中々面白かった。
そして終盤は…実際に見てください。

今までのシリーズと比べると全体的に大人しい印象が否めず、定番であるボンドカー(アストンマーチンDBS…かっこいいんだけどあっという間に大破)もほとんど活躍していない。スパイグッズも携帯電話と小型発信機位しか登場しない(時計にも特別な機能は盛り込まれていない。だが「ロレックス?」と聞かれて「オメガだ」と答えるシーンには大満足!)。
この作品は従来の007シリーズとして見るよりも、別な新しい作品として見る方が適切なのかもしれない。まぁ、借りて損は無い1作だと思う。

最近、息子がリモコンに対して異常なほど執着を持つようになった。私がリモコンを使っている姿を目にすると、それを手にするまで泣き叫ぶ。勝手にチャプター移動をされたり、音量を変えられたり、アンプやDVDプレーヤーの電源を切られたり…。
そんなわけで、息子のリモコンに対する悪戯を避けるためにあやしながらDVDを見ているのだが、内容が良くわからなくなってしまうことも多々…。そんな家庭の事情があるもので、最近は難しい作品よりも簡潔でわかりやすいものを見るようにしている。本作もそんなことを考えながら選んだ一本である。


「愛されたい」というその思いがゆえに不幸な人生を歩んでしまうことになる「松子」の一生を、その時代の歴史と共に駆け抜けていくというかなり痛快なストーリー。高度経済成長時代やバブル時代の回顧録といってもいいだろう。この作品は松子が死んだことを松子の甥「川尻笙」が知るところから始まり、松子の部屋を掃除したり、生前の関係者と接触することでその一生を振り返っていく。
出演は中谷美紀(川尻松子)、瑛太(川尻笙)、伊勢谷友介(龍洋一)、香川照之(川尻紀夫)、市川実日子(川尻久美)、黒沢あすか(沢村めぐみ)、柄本明(川尻恒造)、柴咲コウ(渡辺明日香)ほか(一瞬しか登場しない出演者も加えると、ものすごい数!)。中島哲也監督。2006年作品。公式サイトはこちら

中谷美紀主演のドラマというと、私は1999年に放映され後に何度か映画化された「ケイゾク」がまず浮かぶ。中谷美紀は東大卒のキャリア警官の役であったが、かなりずれた所があるキャラクターであった。その印象が拭えないもので、今回もちょっと代わった役回りを期待したのだが、それに見事に応えている。まさに適役。また、松子は中学校の教師だった時代にコーラス部の顧問を務めるなど作品中で何度も歌うシーンが出てくるのだが、CDリリースの経験がある彼女だけのことはあり、うまく歌っている。
最近はテレビドラマで中谷美紀を見かけることが少なくなったようだが(というか、私がテレビドラマをあまり見ないから気がつかないだけ?)、同じようなキャラクター路線を柴咲コウが継承しているように思える。ちなみに二人とも芸能事務所も同じである(スターダストプロモーション…沢尻エリカ問題で有名になりましたね)。その「似ている印象」を持つ二人が本作では競演しており(但し、一緒に現れるシーンは皆無ですが)、それもまた面白い。

深刻なシナリオでも演出が良く出来ており娯楽映画として単純に楽しむことができると思う。レンタルして見る価値は十二分にある。お勧めである。
なお、原作と映画ではシナリオが若干変わっており、松子の死以降の話もあるという。機会があれば読んでみたいと思う。

せっかくの3連休で、今日まで秋晴れが続くとのこと。そこで埼玉県東松山市にある「こども自然公園」へ妻、息子と3人で行くことにする。妻は前からこの公園の中にある「ビアトリクス・ポター資料館」に行きたいと言っていた。確かげっ歯類は苦手といっていたが、ピーターラビットは例外らしい。

蓮田から見て東松山はほぼ真西にある。埼玉県は縦方向に移動するための道路は充実しているものの、横に移動するには結構時間がかかる。1時間とちょっとかけて公園へたどりつく…が!公園の駐車場は満車状態。近隣の住人が庭を有料駐車場として開放している。駐車料金は\500/1日。農家の広い庭を開放しているのだから、結構な稼ぎになるだろう。うらやましい。

公園の入場料は大人\400。息子はまだ無料である。公園に着いたらまずは昼食。それから動物を見て周る。牛を見ても、レッサーパンダを見ても、カンガルーを見ても息子は「わぅわぅ(ワンワンの意)」と言う。まだ判別がつかないようである。うちでは猫を飼っていて身近に接しているせいか、動物たちを見て泣き出すようなことは無かった(私が子供の頃は随分と動物を怖がったようだが…)。動物の種類を認識できるようになり、ポニーに乗ったりできる年齢になればもう少し楽しめることだろう。ちょっとまだ息子には早かったのかもしれない。

「ビアトリクス・ポター資料館」にも3人で入ったのだが、息子が暴れまわるためあまり集中して見ることは出来ず…。美術館のようなところに子供連れで入るのは無謀であった…。

帰り、去年も立ち寄った伊奈町のコスモス畑に立ち寄る。今年はあまり咲いていなかった。

きれいな夕焼けを見ながら帰宅した。

昨日に引き続き、薬の話。

私は睡眠障害を持っており、入眠前に睡眠薬を服用しないと寝付けない。いわゆる「常習性不眠症」というものである。仮に寝付けたとしても眠りが浅く、途中で覚醒してしまう。また、全然疲れが取れない。まぁ厄介な話なのだが、最近はこれはこれで仕方がないものと半ば諦めている。

睡眠薬にも色々な種類があり、効き方(即効性、持続性など)に随分と違いがある。睡眠薬を服用しだして間もない頃は「グッドミン」のように軽いものから、「マイスリー(酒石酸ゾルピデム)」という即効性あり、持続性なし(翌朝まで残らない)の薬を服用していたのだが、どうもこれでは効果が弱くなり今は「アモバン」という薬を使っている。「ハルシオン」も即効性という意味では選択肢の一つになりうるのだが、一過性前向性健忘という副作用があるので避けた。

この「アモバン」という薬はものすごく苦い。薬を口の中に入れると錠剤が溶け出し、薬そのものの味から苦味を感じているものとばかり思っていたのだが、実は違うようである。この薬は脳の苦味を感じる神経自体に作用しているのである。つまり、口の中で溶ける溶けないは関係なく、服用した以上苦味から逃れることは出来ない。翌朝は口の中が苦味でいっぱいになるわけである。
しかし、こうした薬を使ってすっきりとした睡眠を得られているかといえば、答えは「否」である。眠気が残っていたり、どこと無く体のだるい感じが抜けなかったり…と、寝起きの悪さは相変わらずなのである。まぁ、眠れないという状況よりはそれでも随分マシなのだが。

リタリン不適切処方で立ち入り=新宿のクリニックに-東京都
2007年9月18日(火)18:54

 依存性の強い向精神薬「リタリン」を、必要がない患者に不適切に処方していた疑いがあるとして、東京都と新宿区は18日、医療法に基づき同区内の心療内科診療所「東京クリニック」を立ち入り検査した。実態を把握した上で改善指導を行う方針。

 都によると、リタリンは本来、難治性のうつ病や睡眠障害のナルコレプシーなど限られた症状への処方しか認められていないが、同クリニックでは十分な診察をせずにリタリンを処方していたほか、処方後に副作用の経過観察を怠っていたなどの疑いが持たれている。診療をせずに希望する患者にリタリンを処方した例もあるとみられている。

[時事通信社]



<リタリン>製造元、うつ病を適応症除外へ 乱用に歯止め
9月21日3時3分配信 毎日新聞


 依存性の高い向精神薬「リタリン」の乱用が広がっている問題で、製造・販売元の「ノバルティスファーマ」(東京都港区)が、適応症から難治性・遷延性うつ病を削除する方向で検討していることが分かった。リタリンは覚せい剤と似た効果があり乱用による依存者の急増が明らかになっている。ノバルティス社は関係学会や厚生労働省の了解が得られ次第、同省薬事・食品衛生審議会に自主的に削除を申請する方針。うつ病への処方の全面禁止は乱用への大きな歯止めとなりそうだ。
 リタリンは中枢神経興奮剤「塩酸メチルフェニデート」の商品名。1958年の販売開始以来、軽いうつ病に使われていたが、爽快(そうかい)感や多幸感が得られたり、食欲抑制効果があるため、若者を中心に乱用が社会問題化。旧厚生省は98年、通常の抗うつ薬では効果が不十分な難治性・遷延性うつ病に適応症を限定した。
 しかし、インターネットの普及などで十分な診察もせずにリタリンを処方する医療機関の情報が簡単に手に入るようになったことを背景に、その後も乱用者が急増。適応症のない患者が掛け持ち受診して大量に入手したり、違法に売買するケースが後を絶たなかった。また、国立精神・神経センター(東京都小平市)の調査で、リタリンを乱用して依存症などの副作用で入・通院したケースが06年度、精神科病床を持つ全国の医療施設で15例に上り、2年前の約2倍になったことが明らかになっていた。
 関係者によると、ノバルティス社は乱用に歯止めがかからない現状を重視。検討した結果(1)現在の科学水準に照らし、うつ病に効果があるとの十分な根拠が得られていない(2)他に効き目がある抗うつ薬が多数販売されている――として、適応症からうつ病を除外しても問題はないと判断した。すでに厚労省や精神疾患関連の学会と協議に入っている。
 うつ病が削除されれば、リタリンの適応症は「ナルコレプシー」(睡眠障害)だけとなる。この病気の患者は国内で約20万人程度と推計され、診断も脳波などの厳格な検査が必要なため、医療関係者は「うつ病を適応症から外せばリタリンの乱用は激減する」と期待している。【精神医療取材班】


つい先日、NNNドキュメントでオーバードーズ(薬の処方量以上の多量摂取)の特集を見たのだが、この番組の中でもリタリン中毒の患者が紹介されていた。簡単にリタリンを処方してくれる病院が歌舞伎町にあると番組内で明かされていたのだが、これは東京クリニックのことだったのだろう。
中々衝撃的な映像ばかりで、登場する女性は一日に20錠くらいリタリンを常用しており(普通に処方されるのは1日3錠くらい…)、しかも経口服用だけでは効果が薄いらしく、いきなり錠剤を「ゴリゴリ…」と潰し鼻からスニッフし始めた。人前でもかまわずである。映像ながらも引いてしまった。
番組中ではリタリン中毒を克服するためサナトリウムに入るのだが、禁断症状を起こしている様子や、日に日に痩せていき、つめで肌をかきむしった後が痛々しく、なんとも複雑な気分になる。番組でこの女性は2週間ほどで中毒を克服して退院するのだが、どうも相当早い退院である感は否めなかった。

リタリンはアンフェタミン(俗にスピードといわれている合成覚醒剤)に非常に似た中枢神経刺激薬である。上のニュースにあるように、難治性・遷延性うつ病やナルコレプシー患者に効果がある薬として処方されている。最近はアメリカの学会で注意欠陥多動性障害(ADHD)にも効果があると報告されてその治療にも用いられるようになったとのことだが、一時的な覚醒水準の向上は見られるものの、根本的な解決になっていないような感じが否めない。強い依存性を持つ本薬を若年層に与えるリスクはADHDの症状以上にあると思う。大丈夫なのだろうか?
とは言いながらも、この薬の効用から難治性・遷延性うつ病をいきなりはずすというのはどうも反応が極端すぎるような感じもする。長いこと治療薬とされてきたわけで、この薬がないと困るという患者も居ることだろう。

ところで、アンツェタミンに似た薬の代表といえば、メタンフェミンこと商品名「ヒロポン」である。とっくの昔に覚せい剤取締法の対象となって駆逐されているものとばかり思っていたのだが、薬学辞典を見ていたら大日本住友製薬(そもそもヒロポンは戦争時に戦意高揚のために作らせたもの。大日本住友製薬の前身は日本製薬合資会社という半官半民の企業。大日本…で始まる社名の会社には国との関係が密接な企業が多い気がする)が特定医療機関向けに未だに提供しているようである。おそらくリタリンも同じような扱いになるのだろうなぁ。

朝、蓮田駅の電光掲示板を見ると、山手線のリフレッシュ工事とのことで京浜東北線の快速運転が取りやめになるとのこと。まぁ、今日は京浜東北線に乗る用件もなさそうだし…と、特急列車に乗り込む。
赤羽駅まで着いたところで、特急列車がストップ。山手線の巣鴨駅で人身事故が発生したとのこと。仕方が無いのでそのまま待っていると
 「本日に限り、この特急列車は赤羽止まりとさせていただきます」
との社内アナウンスが流れる。ま、マジかよ。

仕方が無いので、久しぶりに埼京線に乗り込む。特急と同様に湘南新宿ラインも止まったため、その乗客が埼京線に一気になだれ込む。んー、久しぶりにスーパーラッシュの予感…。ぐあああぁ。
池袋駅で埼京線を下車し有楽町線に乗り換えようとすると、地下鉄のホームにいつもの3倍近い人だかりが…。有楽町線も車両点検を行ったためにダイヤが乱れているとのこと。一番混んでいる地下鉄に乗り込むはめになる。
今日は珍しく目覚めが良い朝だったのに…会社に着いたら、もうぐったりですよ。

東京都内で経年劣化による腐食等が原因で信号機が倒れる事件が多発しているらしい。
それを受けて実態調査及び、信号機の交換作業が順次進められている。

その一環かどうかはわからないが、会社の目の前の歩行者信号機が変わった。昔のものよりずっと薄くなり、信号の色の識別もしやすくなった印象である。
こういうものも進化するものなのだなぁ。

また中島氏の本を熟読してしまった。
同氏の著書『私の嫌いな10の言葉』に続くような雰囲気を持つタイトル。根本は似ているのだが、著者がこの本で上げられている嫌いな10の人びととは下記のような人である。

  1. 笑顔の絶えない人
  2. 常に感謝の気持ちを忘れない人
  3. みんなの喜ぶ顔が見たい人
  4. いつも前向きに生きている人
  5. 自分の仕事に「誇り」を持っている人
  6. 「けじめ」を大切にする人
  7. 喧嘩が起こるとすぐ止めようとする人
  8. 物事をはっきり言わない人
  9. 「おれ、バカだから」と言う人
  10. 「わが人生に悔いはない」と思っている人

書店で、この本の横にはまさに上で示した10の言葉に該当する人物に「なる」ための本が陳列されていたりして、ちょっと笑いがこみ上げてくる。それだけ日本のマジョリティが「こうなりたい!」と思っている人を嫌いだと言い切るわけだから、この本は人によっては精神変調を起こしかねないような内容であると言えよう(私も「嫌いな10の人びと」に該当するところがたくさんあるので、ハラハラした気持ちで本書は楽しめた)。また、こうしたいわゆる「日本のマジョリティ」はその価値観を(美徳と思っているが故に)人に強要するような行為に出る。それがマイノリティであると自負する筆者には随分と辛いことであるようである。
筆者は表層的には現代の日本では美徳と感じられるこうした人びとの心の裏側に存在する無神経な利己心(本人が意識しているかしていないかに関わらず)を実に敏感に読み取っている。例えば2の「常に感謝の気持ちを忘れない人」の行動を見ていくと、同時に「感謝の気持ちを(ずうずうしくも)他人に要求する」という面が見えてくる。そして、それが思い通りにならないと不安でならないので「お前のためを思って言っているんだ」というような台詞を言いながら、周りの人にもそれを強要していく。その実、自分の不安解消以外の何物でもないというのに…

しかし、潤滑な社会生活を企業に属してしている私には、筆者の言っていることを鵜呑みにして行動することは出来ない(そうしたいと思っても出来ないことが非常に多い)。精神変調をきたさないようにするためには、過剰に主観的に読まず、客観的に「こう言う視点もあるのだなぁ」というぐらいに読めば楽しめるのではないか。

20071001_1.gif

世にROLEXのパチ物はごまんとあれど…こういうパチ?というかフェイクなら許せるかなぁ^^

デイトナ(エキゾチックダイヤルまである!)、サブマリナー、GMTマスター、ヨットマスターロレジウム(全然プラチナではありません)、エクスプローラー2とスポーツモデルを中心にモデルも充実!
と、こんな感じのモデルがイタリアを中心に多数発売されていたりするのですね。

しかし、デイトナ同士で比較すると約1/120の価格ですか…同じように時間を伝える道具なんですけどね。でも、RELAXのインダイヤルはクロノグラフではなく日付、24時間計、曜日なんですね。これでクロノグラフだったら…惜しい。

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