福島県出身者なら見なくちゃダメだろ…と思い手にとった1本。
エネルギー資源が石炭から石油へと変わろうとする昭和40年。日本中のほかの炭鉱と同様に、福島県いわき市(当時は常磐市)の常磐炭鉱も廃鉱への道を余儀なくされていた。採掘規模は小さくなり、人員も整理縮小される(実際に閉山となるのは昭和51年)が、雇用再建に向けて今まではただ捨てるだけだった、炭鉱から湧き出る温泉を生かした一大観光事業へ乗り出す。その環境事業の結果が常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)である。その立ち上げに関わった人々を描く。主演は松雪泰子(平山まどか)、豊川悦司(谷川洋二朗)、蒼井優(谷川紀美子)、山崎静代(熊野小百合)、富司純子(谷川千代)、岸部一徳(吉本紀夫)ほか。李相日監督。2006年作品。公式サイトはこちら。
タイトルが「フラガール」なだけに、炭鉱婦の女性がハワイアンセンターのダンサーになるまでを描いている。ずぶの素人である女性たちにダンスを教えるのが平山まどかである(ちなみに早川和子さんという女性がモデル。この方はまだ現役でダンサーを鍛えている。平山まどかのように借金取りに追われる生活をしていたわけではないらしい)。初めのダンサー募集に集まったのが谷川紀美子をはじめとする4人。生徒もどうにもならなければ先生もどうにもならない。決裂しそうなところを吉本紀夫(中村豊 常磐興産元社長がモデル)が何とか仲を持ち、見事なダンサーへと成長していく。
ラストはハワイアンセンターのオープンとなるのだが、そのときのダンスが見もの。蒼井優すごいぜ!良くここまで練習したなぁとちょっと感動。音もDTSで収録され、迫力は十分。できれば5.1ch環境下でご覧頂くことを強くお勧めする。



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