このところ連日、時計ネタですが…
先日、どんな時計が次は欲しいかというネタ振りで終了した続きである。
革バンドの時計を買って使い続けて思ったこと、それは「やはり革はシーズンを選ぶなぁ」ということ。冬場でも厚着をしている状態で電車に乗ったりすると汗ばむことがあるのだが、革のバンドは明らかにダメージを受けているのである。革は消耗品と割り切って使うのが正しいのだろうが、安価なものではないので出来る事ならば長持ちさせたいと思ってしまう。シックな印象が出ていいんですけどねぇ、革。
この反動か、メタルブレスの時計を再評価しだしている。しかし、条件はメタルブレスというだけではない。それなりの防水性も欲しいし、出来れば逆回転防止ベゼルが付いていたほうが便利。そして、普段使いしても問題ない丈夫さがあること…つまり要件をまとめると
- メタルブレスであること
- 2~300m級の防水性があること
- 逆回転防止ベゼルがついていること
- DATE表示があること
- そんなに気を使って使わなくても良いこと
- あまり使っている人が居ないこと
- オーバーホールに費用がさほどかからないこと(出来ればクロノグラフではないこと)
実際、サブマリーナのような時計はどんなシーンにも合わせやすく、汎用性が高い。おふざけにならないほど値上がりしている事実はあるものの、売れるのは仕方が無いかと思う。でも、私はそこであえてそれを選びたくは無い。たとえリセールバリューが悪くとも、クロノグラフの人気が高くても、私はそれらを選びたくは無い。
で、具体的な商品を挙げるとZenithのDefy Classicあたりが気になっている。ZenithといえばEl Primeroという名クロノグラフムーブメントが多くの人の頭に浮かぶと思うが、10振動ハイビートのEl Primeroは当然オーバーホールの費用は高い。元々は薄型ムーブメントとして開発されたEliteムーブメントを採用したDefy Classic Power Reserveあたりならランニングコストもさほど高くはならないだろう。このモデルが採用するElite 685SCムーブメントは、同Defy ClassicのEl Primero採用モデルと同様に、耐衝撃性能を高めるためにゼニチウムZ(すんげー名前…)という独自の合金をブリッジ部に採用している。これはチタンとアルミニウムとニオビウムから構成されており、それぞれに強度・軽量化・形状記憶の特性を持っている。特に形状記憶特性を持つニオビウムによって、たとえ衝撃を受けてもブリッジが元の形状に戻ることが出来るのである。
Elite 6855SCのパワーリザーブは55時間以上、8振動である。逆回転防止ベゼル付き。両面無反射加工済みのクリスタルガラス風防。ケースバックはシースルーなのでサファイアケースバック。
インダイヤルの2時方向にはパワーリザーブメーター、5時方向にはデイト表示(ROLEXと同じようなサイクロップレンズを採用するが、レンズの凸面が内側にあるため出っ張りは無い)、9時方法がスモールセコンドとなる。300m防水。ケースサイズは43mmである。
文字盤は白と黒が用意されており、美しいギョシェ仕上げがなされている。ストラップはステンレススチール以外にラバーストラップ、レザーストラップがある。もちろん、黒文字盤でステンレススチール製の03.0516.685/21.M516辺りを狙いたいところである。
デパートで実物を見て身に着けてみたが、恐ろしいほどの存在感。私の華奢な腕ではもてあましてしまいそうな感じだが、またそれがいい。
しいて難点を言えば、リューズガードが装着されていない点である。これだけ大きなリューズならどこかにぶつけてしまいそうな心配がある。
それ以上に問題なのは価格。定価\808,500である。Eliteムーブでこの価格…昔ならEl Primeroでもお釣りが来たのだがなぁ。



