TAGHEUER 4000 Ref.WF2221.BA513

20080807_1.jpg

何度かブログの中に登場しているものの、今までちゃんと紹介することがなかったなぁと思い、今回取り上げてみる。
私が始めて所持した、自動巻きの機械式時計である。金色の部分は無垢ではなくGPであり、これ以外にブレスにGP処理がされているモデルもあるが、あまり質のいい処理でなかったのか、金色が剥げてみすぼらしくなっているモデルを診たことがある。そのモデルじゃなくて良かったと思う。

ざっくり、スペックを紹介する。

  • Cal.ETA 2894-2(25石) 28,800振動/h(8振動/sec)自動巻き
  • パワーリザーブ38時間
  • 直径38mm(竜頭含まず)ステンレススチールケース
  • マット仕上げステンレススチールブレスレット ウェットスーツ用エクステンション機能付き
  • 逆回転防止機能付きベゼル
  • 3時位置にデイト表示
  • サファイアクリスタル風防
  • 200m防水 ねじ込み式竜頭
  • トリチウム夜光塗料付きインデックス

まぁ、見劣りするのはムーブメントであろう。ETA汎用をおそらくポンと置いただけのものであろう(裏ぶた開けたことがないので何とも言えないが)。そのためか、パワーリザーブは、所有する自動巻きの時計の中で最短である。ほぼ常にワインディングマシンの上で待機している。最後にオーバーホールをしたのは2006年4月。オーバーホールしてくれた職人の調整の腕が良かったのか、クロノメーター級の精度を出してくれている(でも、最近は暑いから少し遅れ気味である)。

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4000シリーズが登場したのは1990年のこと。もちろん、LVMH傘下になる前である。私の所有する自動巻き以外にもクォーツモデルがかなり存在した。この後に発売され、一世を風靡したS/elシリーズと比較するとかなり精悍で武骨なデザインに感じられる。
さて、まず驚いていただきたいのはこの時計の価格である。自動巻きながらも定価は\118,000。今のTAGHEUERでは、自動巻きなら最も安価なモデルでも二十数万はするはずである。ETA 2894-2を使用しているとはいえ、今では絶対に不可能な値付けである。

しかし残念なことにあまり売れたモデルではないようで、2000シリーズがAquaRacerとして、S/elがLINKとして現在も発売されているように、後継モデルは存在しなかった。そういうわけで、あまり人々の記憶に残ることもなく、消えていったモデルの一つである。

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実に面白いと思うのは逆回転防止機能付きのベゼルである。通常、企業のロゴマークを分割するようなことはタブーなのだが、このモデルではTAGと書かれた緑色の部分とHEUERと書かれたベゼルの上に乗っている部分が別れて回転するようになっている。

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どう考えてもLVMHはこのような暴挙を許すことはないだろうから、消えてしまった理由もわからないでもない。
ダイバーズなので比較的激しい活動をしそうなOFFの時に使っていることが多いが、上記のTAGとHEUERの部分の緑と赤のインキが取れてしまいそうで、本格的な水中使用は全くしていない。多少水がかかりそうな作業をする時に使うという感じである。

私を機械式時計という深い迷宮へ誘うきっかけとなったモデルである。とにかく丈夫なことは確かなようなので、これからも激しく使い倒してやりたいモデルである。

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