乗馬 13鞍目 ラフェット

初心者複合レッスン2回目。今回もインストラクターはUさん。相変わらず可愛らしい。なんというか、マイペースなのだがそのぺすが心地よく感じられてきた。私は人に焦らされるのは苦手である。人を焦らせることはたくさんあるというのに(ひどい奴)。

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今日騎乗する馬は「ラフェット」。たしか、Uさんのお気に入りの馬ではなかったかと記憶している。で、インストラクターがUさん。これはいつも以上に丁寧に(緊縛馬装などはしないように)気をつかう。ラフェットは雌馬。驚くべきは、その生年月日。昭和62年5月6日だから21歳になるのである。馬の平均寿命はだいたい20歳前後。平均寿命を超えてもこうして人を乗せて走る仕事をしているのだから立派なおばあちゃん(とラフェットに言うと、わかっているのかどうなのか、暴れる)なのである。Uさんに「人間でいうと何歳くらいなんでしょうね?」と聞いたら「90歳くらいだと思いますよ」という。すごいなぁ、ラフェット。

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ラフェットの馬上からの視線。普通よりはちょっとだけ大きい感じがする。乗るたびに思うが、ここからの視線はとても気持ちがいい。「やるぞ」という気分にさせられる。
ラフェットは反応良し、速歩の振動も程よく、手綱の操作にも敏感に反応する。年齢を聞かなければ私にはそんなに高齢な馬であるということがきっとわからなかったことだろう。よく止まってしまったり、動きが極端に遅い馬に当たっている人がレッスンをしていると大体一頭はいるものなのだが、私は幸いにしてそういった馬に当たったことがない(だから、一度も鞭を使ったことがない)。ラフェットにもそういった傾向は全く見られず、動きが良い。
今日のレッスン内容は歩度の詰め伸ばし、速歩、軽速歩であったが、初めて「手前」という概念が出てきた。軽速歩をする際には馬の上下運動に合わせて鞍の上に立つ、座るを繰り返す。このタイミングを馬の脚に合わせるというものである。円形の馬場をぐるぐる回りながらレッスンしているのだが、左回りなら「左手前」といい、馬の外側の前脚(右脚)が着地しているときに腰を浮かせるようにすると、馬にかかる負担が軽減して一体感が高まるらしい。ちなみに私は全然ダメだった。そもそもどちらの脚が前に出ているのかもわからないという始末である。慣れると手前が合わないことだけで違和感を感じるらしいが、まだまだその域に達するにはもっと乗り込む必要がありそうだ。だが、意識をするというだけでも少しは変わっていくだろうと思う。

「手前」という大きな課題を残して今回のレッスンは終わった。
ラフェットの今日の仕事はおしまいのようなので、馬着(12鞍目で「何と言うかわからないが、馬の服のようなもの」と書いた)まで済ませる。ほかの馬も総じて仕事嫌いらしい(俺みたいだな)。馬着している様子をほかの馬が見ると「俺も帰してくれ~」と前脚を掻くような動作をして、嘶いたりする。

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馬房に帰ってきたラフェット。いきなり草うをムシャムシャと食べる。お家まで撮影してしまってごめんなさいね。

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