2009年5月アーカイブ

20090531.jpg

まだ2歳半の息子の最大の関心事は車。車といっても対象はミニカーで、持っている車の名前を覚えていて、実物を見ると喜びながら車名を言うのである。
最近、車高の高い車に興味をもつようになり「これはいかん!」と、走りの教育をすることにした。
教材は『頭文字D』である(笑)

息子が話を理解することはまだ無理なので、DVDで走行シーンばかりを見せる。好きな車であるRX-7、R32 GT-R、ランエボなどが出てくるので、見ていてたまらないらしい。
AE86のことは知らなかったようで「この車なに?」と盛んに聞いてくる。「ハチロクっていう車だよ」と超簡略説明。すごい速い車だと息子は勝手に理解しただろう。今度おもちゃ屋で見かけたら、買ってくれとせがまれるかも知れない。

1983~87年にかけて製造され、発表から25年以上経つAE86が未だに高値で取引されていることには驚きを隠せない。FR駆動で低排気量、ライトウェイトなこの車が当時の若者を魅了したであろうことは容易に想像がつく。需要がそれほどないからなのだろうが、手ごろな価格で購入できるこうした楽しい車が2シーターを除くとほとんどなくなってしまった。
環境に優しいことも大切だが、走ることを「愉しむ」という側面を持つ車が少なく、かつ高価になってしまったことは大変残念である。

16年後、市場にはどのような車が売られ、息子はどのような車を買うのだろか?

まずは上記動画を見て欲しい。なんとなく嫌悪感を抱くようであれば、ここで読みとめた方が余計なストレス防止になるだろう。

日本のレミ・ガイヤールといってしまうのは褒めすぎかもしれない。しかしまぁ、上記のようなバカなことを毎日のように実行し、動画をアップしまくっている者が運営するサイトがある。

MEGWIN TV

毎日よくもまぁ、こんなにネタが浮かぶものである。私はこういうバカな動画が大好きなので、うっかり見続けて1~2時間消費してしまう。
個人的には『超バブだらけの湯』がお奨めです。

大手SNS mixiに私も加入している。
先日、とあるマイミクさんの日記に書き込みをした。とともに、前後の書き込みをざっと見ていたら、ハンドルネーム「酢鶏」という方の書き込みがあった。で、その書き込み内容がどうも前後の流れと違うので「どういう人なんだ?」と疑問に思っていた。

実際にその人のページを見てどんな方なのかを理解した。
きっと有名なんだろうなぁ。
だが俺は全然知らなかった。
人工無能によるBLOGへの書き込みだったのである。
ここが公式サイトらしい

この人工無能は日記の書き込み内容に対して自動的にコメントをするわけだが、エイプリルフールの日は冗談がきつすぎたのか、内容が殺人予告になってしまい逮捕されたという(笑)
まぁ、私のように人工無能だと知らない人には危険なのかもしれませんな。

20090528.gif

久しぶりのGNO2ネタ。相変わらず昇進できず、まだ中佐のままである。
変わったのはジオン側の強さである。「ハッテ連合」なる大将をも擁する強力な傭兵グループ(彼らが行ったサーバでは、確実にジオンが勝利すると言う...)が参入したおかげで、ミリタリーバランスがジオン優勢に一気に傾く。ジオンの占領作戦は全て成功。連邦の反攻作戦は全て失敗。私がリーダーを務める「E.F.S.F ≦Marions≧」ごときでは勝負にならない状態。参りました。

で今日、変な配置の友軍救出任務が発生。あ、7人目キャラ配属だ!と喜んでいると、ガンキャノンに乗ったハヤト・コバヤシがいる。
「ハヤトかぁ~(ちょっと落胆)」
が、配属後にスキルを確認したところ、びっくりさせられた。

原作でガンタンクやガンキャノンに搭乗していたので、遠距離射撃が得意な射撃要員として使おうと思いきや、明らかに防御&格闘系スキルが高い。何だこりゃ?経験ポイント割り振ると、このレベルでは考えられないような壁要員として使えるではないか。さらに、気力とNT素質ともに0。全然NT覚醒しなかったハヤトもNT化か...壁なら気力だけど、どんなセリフになるのか見てみたかったのでNTに覚醒させてみた。

ずーっと一緒にいてくれればいいのだけど...次の「アフリカ反攻作戦」が終わったらどこかに異動になっちゃうんだろうな。それは、大変残念である。

20090526_1.jpg

一時期、自分の中でブームになって立て続けに見ていた横溝正史著の金田一シリーズ(というわりには、石坂浩二×市川昆監督作品ばかり見てたけど)。
1977年に劇場公開された「渥美清×野村芳太郎監督」による松竹版は見ていたが、1996年に劇場公開された「豊川悦司×市川昆監督」の東宝版は見ていなかった。急に怪奇推理物が見たくなったので、見てみた。

では、ざっとしたシナリオはAmazon.co.jpの商品説明を引用させてもらう。

昭和24年、孤独に生きていた辰弥(高橋和也)は、資産家・田治見家の遺児であることを知らされ、八つ墓村へと赴いた。その村では戦国時代に8人の落武者が惨殺されて以来、たたりの伝説があり、やがてそのたたりを裏付けるかのように次々と連続殺人事件が勃発。名探偵・金田一耕助(豊川悦司)は、この難事件をいかに解決するのか?

20090526_2.jpg

出演は豊川悦司(金田一耕助)、浅野ゆう子(森美也子)、高橋和也(寺田辰弥)、岸部一徳(要蔵・久弥・庄左衛門(三役))、萬田久子(春代)、岸田今日子(小竹・小梅(二役))、宅麻伸(里村慎太郎)、喜多嶋舞(里村典子)、神山繁(久野医師)、織本順吉(井川丑松)、白石加代子(濃茶の尼)、石橋蓮司(洪禅和尚)、西村雅彦(仙波清十郎)、今井雅之(尼子の落武者)、井川比佐志(諏訪弁護士)、うじきつよし(千石巡査)、吉田日出子(ひで)、石倉三郎(徳之助)、小林昭二(東坂工場長)、加藤武(轟警部)、石濱朗(森荘吉)、鈴木佳(井川鶴子)、姿晴香(おきさ)、大沢さやか(島)、横山道代(下宿のおばさん)。市川昆監督。1996年作品。

上記した野村監督版以外にも映画になった作品が1本、テレビドラマが6本と計9本。これは横溝正史作品の中では最多である。原作があるにもかかわらず、各作品が監督の考え方により内容がかなり変わっている(場合によっては、主要キャラクターがいない場合も...)。野村監督版と市川昆監督版しか見ていない私だが、前者が1977年当時と時代設定し祟りや神秘性をを肯定、八つ墓村にある鍾乳洞のシーンが長く取られているのに対し、後者は戦後に時代設定し、祟りと見せかけた殺しをしっかり殺人事件として扱い、祟りを否定し、人間が起こした犯罪らしく扱っている。

作品の舞台となる時代の前(大正時代)に、田治見家の当主・要蔵が発狂し、村人32人を惨殺するという事件が起きている。これは実際に起きた猟奇殺人事件「津山事件(または津山三十人殺し)」がモデルになっている。この事件は、1938年(昭和13年)5月21日未明に岡山県苫田郡西加茂村大字行重(現・津山市加茂町行重)の貝尾・坂元両部落で発生。2時間足らずで30名(自殺した犯人を含めると31名)が死亡し、3名が重軽傷を負ったという。詳しくはこちらのサイトを参照いただきたい。
その殺人へ向かう姿は、津山事件の犯人「都井睦雄」の姿とそっくりである。頭は手拭で作った鉢巻を巻き、この鉢巻の両側(両耳の上部)には懐中電灯が入るようになっており「二つ目の化け物」、「鬼の角」のように見えた。胸には自転車用ナショナルの角型ライトを紐で首にぶら下げ、横ぶれ防止に他の紐で胴体を結んだ。凶器は日本刀と匕首を左腰に、手には猛獣用のブローニング自動9連発を持った。弾薬は背嚢を肩からぶら下げて携行した。

20090526_3.jpg

本作ではこれを岸部一徳が演じたわけだが、野村監督版の山崎努には到底かなわなかったと思う。光の加減、血が噴き出す演出といい、山崎努の不気味さといい、文句の言いようが無い。猟奇的なシーンの長さも市川版は随分と短くなっている。まぁこれは時代的な配慮だったのかもしれない。
むしろ野村版よりも強力に思われたのは小竹・小梅の二役を演じた岸田今日子(合掌)。だが、極めつけは濃茶の尼を演じた白石加代子だろう。どの作品に出てきても私はこの人が怖くてならないのだが、今回の役も適任である。
「よし!わかった!」のセリフで有名な轟警部も、他市川昆監督作品と同様に加藤武が出演。お約束のことだが、噴出してしまった。

この作品だけでも十分に楽しめるのだが、両方見ているとどうしても野村監督版と比較をしてしまいたくなる。ちなみに、私は野村作品の方が好みである。渥美清が金田一耕助という設定は???(寅次郎のイメージが強すぎる)である。石坂金田一のイメージが強すぎるからか。インテリっぽい雰囲気がある豊川は外見的には問題ないような気がするが、ちょっと声の感じに違和感がある。今回は後手後手にまわって「しまった!」という言うシーンがたくさんあるのだが、どうも緊迫感が感じられない。何故、石坂×市川に出来なかったのかなぁ?

結構話が違うので、両方を見ても楽しめると思うが、猟奇的なものが苦手な方は市川版の方がいいでしょうね。

「お前の話は本当につまらん」
金鳥(大日本除虫菊)のCMで大滝秀治が岸部一徳に浴びせる台詞である。
そんな台詞を浴びせたいニュースキャスターがいる。NHKニュースウォッチ9の田口五朗キャスターである。

私は主張するニュースが嫌いである。だからワイドショーなどはまず見ることは無い。ワイドショーでコメンテーターをしている人の神経が全く理解できない。彼らは世論の代表(マジョリティの意見)であるかのごとく様々なことをのうのうと話すことに違和感を感じないのだろうか?自分が専門ではないような事柄について話すことに躊躇したりしないのだろうか?発言することに責任感を感じないほど鈍感だからああいうことが平気で出来るんだろうな。
ニュースは事実を坦々と話してくれればいい。提示する情報にも出来るだけ公平性を持って欲しい。あとはこっちで考えますから。というわけで、大体の時間に放送されているNHKのニュースは好んでみている。大嫌いなのはテレビ朝日の報道ステーション。テレビ朝日のニュースというだけで見る気が萎えるのに、ご丁寧にコメンテーターとして朝日新聞の記者を呼んだりしている。バイアス情報の総本山から呼ぶあたりが噴飯ものである。

NHKのニュースは割と安心して見ている私だが、NHKニュースウォッチ9だけは別物である。
21:00ころに夕食を食べ終え茶などを飲みながらうっかりこのニュースを見てしまうのだが、キャスターである田口五朗氏のコメントがまた滅茶苦茶と言うか、全然いらないものなのである。彼のコメントと言えば

  • ニュースVTRの中で解説した内容を反復して言う
  • 「...でなくてはなりません。」、「...の改善が望まれます。」と完全に自己完結してしまう。
  • 視聴者に考える余地を与えない、紋切り型のコメント。
  • コメントに具体性がない。全ての問題が自分と関係の無い世界で起きているような気分にさせてくれる。
  • コメントにあわせて鼻の穴の大きさが変化する
etc...

俺、このブログでこんなに人を非難したことが過去にあったかなぁ?
22:00あたりのニュースを見る気にはさらになれないので、不快になることが解っていつつも見てしまう。で、最近の対処法。ギャグと思ってみている。特に見ものなのが(恐らくこっちがメインキャスターであると思われる)青山キャスターとのトークである。彼女も彼女で、以前同番組のスポーツキャスターを務めていた頃の癖が抜けないのか、騒ぎすぎなのである。そんな青山さんが田口氏にコメントを求めたり疑問を差し込むと、勝手に自己完結させた滅茶苦茶なコメントが返ってくる。突っ込めないボケのようなものが返ってくるわけで、青山さんが困惑する。意見のやり取りが全くなっていない。
NHKもまたすごい人物を21:00代に据えたものである。

蓮田・白岡環境センター(公共の廃棄物処理施設)で年に数回行われているらしい「リサイクル品展示即売会」なるものに行ってみた。粗大ゴミとして出されたものの、どう考えても処分するのがもったいないような家具等を、リサイクルショップやオークションでは考えにくいほど安価もしくは無償で提供しくれている。このご時勢なので結構な数の人が集まり、整理券が配布されたほどである。8:00に到着した義理の父母が貰った整理券の番号が140前後。8:30に到着した我々は190番くらい。どれだけ早くから待っていた人がいるのだろうか...。

私たちが狙っていたのは、第二子の出産が近いということで、どうしても一時的に必要となるもの。第一子の時に用意はしたのだが、その後、妻の友人が相次いで妊娠・出産したために多くは人に差し上げてしまっていた。差し上げたものは今も大活躍のようで、しかもいろいろなところに行ってしまっている。再度準備が必要となったが、新規で買うのもバカバカしい。
購入は整理券の順番で一人一つまで。販売が始まる前に一通り見る機会があった。すると、ほとんど使用されていないベビーカーと、子供を寝かせるバウンサーが双方とも300円という価格で出品されているではないか。これはぜひとも購入したい。他にも飾り棚や机、アーロンチェアのような椅子もいいかも。しかしそんなに我が家に家具を増やしても仕方がないし、とりあえずは「必ず」必要なものを優先した。そして、二つとも買うことができた。バウンサーは新品を買うつもりでいたのだが、それとは比べ物にならない価格で入手できて本当によかった。

当初の目的を果たした後、無償コーナーは処分のため「一人一つ制限」をやめていた。残り物を見ていると、CDを大量に発見。ざっくり見て、興味がありそうなもの2枚を頂いた。
買う・買わないを別にしても、なんとなく眺めているだけでも面白かった。さすがに数時間前から並ぶほどの気合は無いが、「早起きは三文の得」というのもまんざら嘘ではないなと思う。

撮りためていた「さよなら絶望先生」のビデオを見終えたので、同様に撮りためていた続編を見ている。
私の住む埼玉県では、2008年1月6日~3月30日かけて「テレビ埼玉」にて放映されていた。毎度毎度、よくこうも面白いネタが浮かぶものだなぁと感心させられる。オープニングすら滅茶苦茶(七話は○リキュアに極似。笑った)にしてしまうこのフリーダム感。声優を滅茶苦茶にしてみたり、突如昔のプロレスの解説を思わせる「絶望ファイト」なるものが挿入されていたり。
また、例によって黒板や看板、掲示板の落書きが滅茶苦茶である。これは瞬間しか表示されないため、リアルで見るよりも静止できるメディアで見ることをお奨めいたします。

自動巻時計は、自動巻ローターが腕の動きによって回転することによってゼンマイを巻き上げる。
ローターの回転が右回り・左回りどちらであってもゼンマイを巻き上げられるものを「両方向巻き」、どちらか片方向の回転時のみゼンマイを巻き上げるものを「片方向巻き」と呼んでいる。
どちらの向きに回転しても、香箱に伝わる際の回転の向きは一定になるように、両方向巻きでは何らかの機構が組み込まれる。具体的には切替車式、IWCが開発したペラトン式、ジャガールクルトのスイッチングロッカー、SEIKOのマジックレバー等が該当する。これら機構が組み込まれるためにムーブメントが厚くなるという欠点がある。元々クロノグラフ機構を含めて厚みがあるETA 7750は、両方向巻きの機能をオミットした片方向巻きである。

いちいち各メーカーが両方向巻きの機構を開発しており、右回りでも左回りでもゼンマイが巻き上がる「両方向巻き」のほうが、ゼンマイの巻上げ効率が高いとされてきた。そうだろうなぁ...ということは感覚的に私も思っていた。しかし、自前で両方向巻き技術の開発までも行ったジャガールクルトが近年発表したムーブメントは「片方向巻き」を採用しており、雲上時計の代表PATEK PHILIPPEも「片方向巻き」のモデルが増えてきた。これはいったいどういうわけなのだろうか?

両方向巻きの弱点は3つある。香箱まで辿り着く間の歯車が多いために抵抗が大きくなり、思ったほど慣性で回転しないこと。それと、機構が複雑になるが故に故障の確率が高くなること。もう一つはムーブメントの厚みが大きくなってしまうことである。「ドレスウォッチは薄くあって欲しいけど、機械式がいい」というようなPATEK PHILIPPEを代表とする超高級時計ユーザーには好まれるだろう。巻上げ効率を上げたければ、ローターの素材に22Kなどの重い素材を用いればよい。

実際のところどうなのだろうか?公式見解とも取れる意見は明確に提示されていないのが実際である。両回転するワインディングマシンにかけて調べても、それは両方向巻きが勝るに決まっている。人の腕の動きはワインディングマシンのように規則的なものではない。さらに両巻き・片巻きの機構の違いだけというムーブメントも存在しない。

20081216_5.jpg

 

疑問を持つ私が出来ることと言えば、シースルバーックモデルでローターの動きを見守るくらいが精一杯である。我が家にあるシースルーバックモデルはTISSOT T-LORD VALJOUX Ref.T54.1.487.31(写真上 片方向巻きのETA7750)とZENITH ChronoMaster XXT Open(写真下 両方向巻きのCal.El Primero 4021)と、スプリングドライブのCREDOR NODE Ref.GCLL999の3つだけだが、スプリングドライブは毛色が違いすぎるので比較対象にはなりえないだろう。

ETA 7750は揺らしたりし、慣性を与えると巻き上がる方向にものすごい勢いで回転する。が、反対には中々動こうとしない。何らかの機構が働いているためだと思うが、それが具体的に何なのかは謎である。
El Primeroはそのような勢いで回転することは無い。腕を一振りするとローターが一度回転するくらいである。ちなみに、両方向巻きを採用するクロノグラフムーブメントはROLEXのDAYTONAに採用されているCal.4130とEl Primeroくらいしか存在しない。

どなたか、この問題の公式見解ソースのようなものをご存知であれば、ぜひとも教えていただきたいと思っています。

20090521_1.jpg

先日オーバーホール(以下OH)から帰ってきたRef.16234。そろそろ持ち主である父に返さなくてはならないので、OH後及び、採点レビューをしてみようと思う。

20090521_2.jpg

これが日本ROLEXが発行しているOH後1年間の国際保証書である。シリアルナンバー等は隠させていただいた。
同じOH済みであっても、やはりこれが発行されると妙に安心するものである。

20090521_3.jpg

ホワイトゴールド製のフルーテッドベゼルに打ち傷が幾つかあり、特に11時方向にあった大きな傷は受付時に「研磨サービスでは消しきれないかと思います」と言われたにもかかわらず、しっかり打ち傷を消して山を綺麗に仕上げてくれた。逆だとげんなりさせられるが、想像以上にうまく処理されていることに驚いた。しかし、研磨まで含めて\50,000弱という日本ロレックス(以下日ロレ)のOH価格は実に良心的だと思う。ケースの磨きだけで別途料金を取られることはほぼ当たり前で、しかもあまり安くない。そして、プラチナやホワイトゴールドたくさんのDayDateのOHも担う、日ロレの研磨技術者の腕はさすがである。

20090521_4.jpg

研磨は「ケースが磨り減る」、「傷そのものが時計の味」と考える方も少なくは無いようだが、私はやってもらえるならやってもらいたいタイプである。曲線が多用されているラグのエッジもかなり尖った状態で返ってきた。
余談だが、とあるブランドの時計は数世代にわたって使えることを前提としており、その長期にわたって研磨されてもデザイン的に崩れない(むしろ研磨された後のデザインがデザイナーが完成品とみなした形状に近い)ものがある。面白い考えもあるものである。

さて、採点である。本モデルのスペックはこちらを参照いただきたい。

  • デザイン 13/20pt
    ブルーサンビームの文字盤、アプライドのローマン数字が実に美しく若々しい印象だが、フルーテッドベゼル、ジュビリーブレスは、おっさん感が強いのがいただけない。YGとのコンビよりはまだまだマシだとしても...
  • ムーブメント 13/15pt
    Chronometer試験をパスしたCal.3135の精度は恐ろしく高い(我が家には3つの同キャリバーがあるが、全部そんな感じである)。スプリングドライブモデルといい勝負をしている。擬似スイープでありながらも、かなりスムーズな秒針の運針はとても気持ちよい動きである。緩急針を使わないフリースプラングテンプで、両持ちなので衝撃に強い。48時間というパワーリザーブは今となっては一般的な長さだが、パーペチュアルローターの巻上げ効率が高く、普段使いで格段気になるレベルではないと思う。
  • 機能 11/15pt
    デイトジャスト機構付き日付、100m防水(ねじ込みしきリューズ)は普段使いには十分。
  • 視認性 11/15pt
    文字盤外周に秒単位の区切りが描かれており、そこまで秒針と分針がしっかり伸びているのは、時間が読みやすい。残念なのは夜光が全く塗られていないこと。時・分針にはバーインデックスモデルで夜光を塗っているし、ローマンインデックスでも、外周に少しくらい夜光を塗ってもよかったのではないか。実用時計としての色が強いだけに残念な点である。
  • 装着感 12/15pt
    ジュビリーブレスはかなり細かくブレスの長さを調整できるし、簡単な調整ならバックル部でも可能だ。そして、しなるように腕にフィットする感触はいい(でもデザイン的に許容したくない)。ステンレススチールバックも良い感触である。もし裏蓋にシールを張ったまま使っている方がいたら、ぜひともシールは外して欲しい。シールによってステンレスが空気と接しにくくなり、不動態被膜が形成されなくなる。そうすると、化学変化にきわめて強い904ステンレスと言えど、酸化が進んでしまう。それと、シール外したほうが感触はいい。
  • 価格 15/20pt
    決して安い商品ではないのだが、ROLEXに共通する「高い実用性」はこのモデルでも十分に満たしていると思う。現行モデルになって値上げされたが...これはちょっと値上げしすぎだと思う。

というわけで、75点。評価者が私でなければ、もうちょっと高得点になったかもしれない。

しかし、本当にいたるところでDATEJUSTは見かけるな~。天邪鬼な私は、DATEJUSTよりもOYSTER PERPETUAL DATE (Ref.15210)の方が好み。デザインの若々しさがすきなのである。

私はマスクをすると口の周りが気になってどうも落ち着かない。(ひげのせいでもある)
しかし、東京での新型インフルエンザ(H1N1)の感染者発生により、関東圏でマスクを着用する人々も増えてきた。

今日上司(女性)が訪問したM菱商事では、10名ほど並んだ受付嬢全員がマスクをしていたとのこと。さらに
「マスクをしていても、目を見るだけで美人ってわかるんだよね~。さすがだね~」
と感心していた。女性が言うのだから間違いあるまい。
わたしはここに行ったことはないのだが、美人揃いで驚いたのは電通の受付である。きっと彼女たちも、マスクつけていても美人であることが解るのではないかと思う。

ETAの2010年問題を間近に控え、さらには高騰しているETAエボーシュの価格も相まってか、ブランドの自社ムーブメント開発がラッシュを迎えている。ここ数年でマニュファクチュール(定義は曖昧だが、一般的には完全自社開発のムーブメントを持つブランドを指すことが多い)化したブランドがいくつかあり、新ムーブメントを搭載したモデルはどれも高価である。「自社開発の新ムーブメントじゃ仕方がないな...」と、その値付けに納得せざる得ないような雰囲気がある。果たしてそれは正しい向きなのだろうか?

数十万以上する高級腕時計を「工業製品」と言い切ってしまうのは難しい。リシュモングループの総帥であったギュンター・ブルムライン(Gunter Blumlein)はIWCのスタッフに「同じ機能なら、価格は安く。同じ値段なら、機能を多く」と、コストパフォーマンスについて論じたことがある。しかしご承知の通り、この定義は一般的な工業製品には当てはまるかも知れないが、高級腕時計には必ずしも当てはまるとは限らない。私のような重症時計好きであると、そのブランドの歴史、蓋を開けないと見ることが出来ない地板の装飾、プッシュボタンの押し心地、針の形状といった細かい点までトータルで考え、価格相応かを検討してしまう。だが、これらの情報は様々なメディアから得られたものであり、当然の如くその情報にも(マーケティング的な意味で)バイアスがかかっている。別に歴史を知らなくても時計は買える。私のように情報に毒されていない人の方が「工業製品」として腕時計を純粋に見ることが出来るだろう。私などより適切なコストパフォーマンスのバランスを持っているかもしれない。

その昔、時計の良し悪しを評価する絶対的基準があった。「精度」である。精度の高い時計を作るために多くのメーカーが自社でムーブメントを開発し、精度の向上を目指した。そこに1969年のクォーツショックがあり、クォーツ時計の低価格化が進んだ。精度は日差レベルから月差レベルで現すのが当たり前となり、機械式時計は一気に衰退した。エル・プリメロのように運良く設計図や型が残ったものもあるが、多くのブランドがクォーツに転向し、転向できなかったブランドがいくつか消えた。
そして1990年代、クォーツは非常に安価になり、高級製品を求める富裕層を中心に機械式時計の復活が望まれた。スイスブランドの幾つかがそれに応えようとしたが、既に機械式時計のノウハウは失われており、ETAのようなエボーシュメーカーに頼らざる得ない状況だった。そしてユーザーの多くも機械式時計のムーブメントのことを気にしてはいなかった。逆にムーブメントのことをアピールしだしのは、クォーツショックを乗り切ったり、自社製ムーブメントのノウハウを失わなかったマニュファクチュールである。希少性を全面に出し、エボーシュを使ったブランドとを差別し、アピールした。ROLEX(一時期クォーツも作っていたけどね)やZENITHあたりがまさにそうであろう。
このような動きから「機械式時計は高価である」、「特にマニュファクチュールのモデルは高級品である」というような意識が時計ファンの中にも生まれ、「ムーブメントに何を採用しているのか?」ということが非常に重要になった。これはもう「工業製品」という範疇ではなく、「芸術品」のレベルである。例えば洗濯機。これは「工業製品」である。色々な機能を持つものがあるが、例えばモーターの種類に興味がある人間がどれほどいるだろうか?洗濯機をあけて、回路を見ながらうっとりするような人がいるだろうか(そうした洗濯機マニアの方がいらっしゃいましたら、すいません)。

少し話がずれてきたので元に戻そう。
私がどうしても解せないのは「ムーブメントの開発費をあからさまに商品の価格に上乗せ」し、「マニュファクチュールの製品だから高い」と言うことだけで容認されてしまう時計の値付けについてである。他の工業製品にそのようなものがあろうか?
ちなみに、機械式全盛期のSEIKOやCITIZENを代表とする国産メーカーはこのようなことをしていないなかったように思う。ものすごい期間と労力を経て開発された「スプリングドライブ」のモデルでも、まだ良心的な価格設定ではないか。

このような状況なので、50万円前後層の腕時計が少なくなっているように思われる。そんな傾向の中でもこの価格帯で気を吐いているマニュファクチュールブランドが存在する。ROLEX、OMEGA、Chopard辺りがその最たるものであると思う。

20090518_2.jpg

ROLEXのOYSTER PERPETUAL DATEJUSTやSUBMARINERに搭載されているロングセラーの自動巻きムーブメントCal.3135は、両持ちのフリースプラングテンプを採用。かなり高い精度を誇る。その性能から言えば実に妥当な値付けである。

20090518_3.jpg

20080620_3.jpg

OMEGAはやはり自社ムーブメントCal.8500が搭載されたSeamaster Aqua Terraだろう。60時間というロングパワーリザーブ、メンテナンス期間延長によるランニングコストの向上、両持ちブリッジ&フリースプラングテンプによる高い精度と、全く問題ない。予算にもよるが、今一番お奨めのモデルである。

20090518_4.jpg

20090518_5.jpg

Chopardと言えば22Kのマイクロローターを採用したCal.L.U.C 3.96がムーブメントであるL.U.C クラシック マークIIIであろう。実にモダンなデザインで、使用できるシーンもかなり多いのではないだろうか。自動巻きなのに8.5mmという薄さ(マイクロローターならではですね)と65時間のロングパワーリザーブは魅力的だ。

所得の格差が大きくなる中で、時計市場もそれに合わせて両極端化していってうことは、決して所得が高くない時計好き(私のような人...)にとって、なんとも寂しい限りである。ブランドの歴史も重要だが、我々は歴史にお金を払っているわけではない。商品にお金を払っているのである。
マニュファクチュールブランドのモデルを選ぶ際には、ぜひとも同等機能を有する他ブランドと比較をした上で納得した買い物をしていただきたいし、エボーシュを使っているからといって、そのブランドを卑下する必要もないだろう。いずれにしても数十万を越える高い買い物である。しっかり吟味してお気に入りの一本を手にして欲しいと思う。
そして、各ブランドにはブルムラインの言葉を少しは思い返して(IWCは特に!)、工業製品としてのコストパフォーマンスも高めて欲しいと思う。

スウォッチグループ傘下のETA社が供給するエボーシュについて何度か記事に取り上げてきたが、情けないことに私は同種のエボーシュでも価格と性能に違いがあるということを最近まで全く知らなかった。知るきっかけとなったのはETA社のCustomer Service Portalにアップされている"Manufacturing Information"を見たことである。スイスの会社なので「あぁ、フランス語かドイツ語だ...」と思ったが、英語のドキュメントも存在していたことは助かった。
3針センターセコンド用ムーブメントとして利用されるETA 2892A2とクロノグラフムーブメントETA 7750のETAでも代表的な2つのムーブメントには、安価な順にエボレート(Elaborè)、トップ(Top)、クロノメーター(Chronometrè)の3種類のグレードが存在している。違いは脱進機とひげゼンマイで、上位グレードの方が精度が高く、温度変化にも強い。

<ETA 2892A2の場合>

  • エボレート(Elaborè)
    テンワ:ニッケルに金メッキが施される
    ひげゼンマイ:Nivarox 2
    精度確認:4姿勢で実施
    平均日差:5 ±5 s/d
    最大姿勢差:20 s/d
    等時性:±15 s/d
  • トップ(Top)
    テンワ:グリュシデュール(ベリリウム合金)製
    ひげゼンマイ:アナクロン(Anachron)
    精度確認:5姿勢で実施
    平均日差:4 ±4 s/d
    最大姿勢差:15 s/d
    等時性:±10 s/d
  • クロノメーター(Chronometrè)
    テンワ:グリュシデュール(ベリリウム合金)製
    ひげゼンマイ:アナクロン(Anachron)
    精度確認:5姿勢で実施
    精度:COSC chronometer規格をパスできるところまで調整

外装仕上げは、無仕上げ、ニッケル、ゴールド、ロジウムで行われる(後者の方が高価)。
使用されるネジの種類によっても価格変動。

<ETA 7750の場合>

  • エボレート(Elaborè)
    ゼンマイ:Nivaflex NO
    ゼンマイトルク:9.22 Nmm (940 pmm)~7.74 Nmm (790 pmm)
    テンワ:ニッケルに金メッキが施される
    ひげゼンマイ:Nivarox 2
    精度確認:3姿勢で実施
    平均日差:5 ±5 s/d
    最大姿勢差:20 s/d
    等時性:±15 s/d
  • トップ(Top)
    ゼンマイ:Nivaflex NM
    ゼンマイトルク:9.22 Nmm (940 pmm)~7.84 Nmm (800 pmm)
    テンワ:グリュシデュール(ベリリウム合金)製
    ひげゼンマイ:アナクロン(Anachron)
    精度確認:5姿勢で実施
    平均日差:4 ±4 s/d
    最大姿勢差:15 s/d
    等時性:±10 s/d
  • クロノメーター(Chronometrè)
    ゼンマイ:Nivaflex NM
    ゼンマイトルク:9.22 Nmm (940 pmm)~7.84 Nmm (800 pmm)
    テンワ:グリュシデュール(ベリリウム合金)製
    ひげゼンマイ:アナクロン(Anachron)
    精度確認:5姿勢で実施
    精度:COSC chronometer規格をパスできるところまで調整

ようやくETAエボーシュを使用した時計の価格差が何故これほどあるのかという疑問が解けてきた。しかし、実際にはどのグレードのエボーシュを使っているのか、カタログに表記されているものを見たことは無い。価格帯であったり、Chronometer規格への対応などから推測するほかにない。

20090517.jpg

上の写真はBREITLINGのムーブメントである。ETA 7750ベースではあるが、ETAはエボーシュをパーツの状態でBREITLINGに納入しており(このような提供方法をETAはしないことにしているのだが、現時点では例外らしい)、パーツは様々な加工を施して精度をあげ、組み立てはBREITLINGにて行っている。しかしこのような状況がいつまで続くかわからないという不安感もあってか、新作"Chronomat B01"に、出来立てホヤホヤの自社ムーブメント"Breitling Caliber B01"を導入した。「自社ムーブ=高価になる」という良くわからない法則の元、この製品も例外なく値上がりするだろう。なぜ自社ムーブ化することでなぜ時計の価格が高騰するのか、明日は少し考えてみたい。

20090516.jpg

「あんた最近、何見てんのさ?」
といわれてしまいそうだが、1960~80年代の時代劇や刑事ドラマのような作品は、無茶苦茶感がかなりあって、面白いのである。

本作品は1980年11月14日~1981年11月6日にテレビ朝日系で午後9時から放映されていた。つまり、必殺シリーズの1時間前である。しかも制作は必殺と同じ山内久司プロデューサーである。「法の網を潜って悪事をはたらく者に制裁する」というコンセプトがあり「必殺現代版」的雰囲気を持っているものの、殺しはしない。殺しはしないが、その悪事を公共の場で自白させたりすることにより、社会的に制裁するのである。

これも必殺と同様にシリーズ物なのだが、現在DVD化されているのは初めてのシリーズである本作品のみである。必殺はよく再放送されていたのだが、このシリーズは私の地元、福島県では本放送以外あまり見かけることが出来なかった。何故知っているかといえば、私が10歳くらいの頃、リアルに見ていたからである(ちょっと夜更かしするようになった)。その頃、名高達郎がハングマンのリーダーをしていたもので、未だに名高達郎を見るたびに「あぁ、ハングマンの人ね」というイメージである。
それにしても、結構変な内容が多いにもかかわらず、今から考えると「重鎮」と言っても差し支えないような役者がたくさん出ている。黒沢年男(現・黒沢年雄)、林隆三、名高達郎(現・名高達男)、山本陽子、佐藤浩市、渡辺徹、火野正平、夏樹陽子、早乙女愛、植木等、山村聡、天知茂、平田昭彦、フランキー堺...死んでしまった人も随分いるものの、すごい面子である。

レンタルされているものを少しずつ見ている。DVD全てはさすがに買えないのである。続編もDVD化を激しく希望している。

20090515_1.gif

『のさばる悪をなんとする
 天の裁きは待ってはおれぬ
 この世の正義もあてにはならぬ
 闇に裁いて仕置きする
 南無阿弥陀仏』

新必殺仕置人オープニングより

久しぶりの必殺ネタである。
必殺シリーズ第10弾である本作品は1977年1月21日~1977年11月4日まで、全41話で放送された。シリーズ第2弾『必殺仕置人』に『新』の文字がついているものの、完全にその続きというわけではない。共通するのは仕置人として念仏の鉄(山崎努)と中村主水(藤田まこと)が出演しており、二人が仕置人同士であることを知っていることくらいである。。エンディングのスタッフロールでは中村主水がはじめに出てくるが、実際の主人公は念仏の鉄であると言っていいだろう。主水は仕置をしない回もあるが、鉄は確実に仕置をきめている。
他は鋳掛やの巳代松(中村嘉葎雄)、絵草子屋の正八(火野正平)、女スリのおてい(中尾ミエ)が加わる。火野正平は最近悪役っぽいものばかりだが(映画の「必殺! 三味線屋・勇次」では、冒頭から勇次の三味線糸で吊り上げられてたし...)、ちょっと悪そうだけど根はやさしい青年の役。こんな時代もあったのね...

本作で何といっても面白いのが、仕置の依頼を仕置人達にするシステムであろう。必ず『寅の会』という組織を通じて行うルールになっており、これを破ると、鉄ですら恐れる凄腕の仕置人、死神(河原崎建三 不気味だが妙にかっこいい)によって仕置人が仕置されてしまう。
『寅の会』は暦の「寅の日」に「寅拾番会」なる句会を催し、そこに寅の会配下の仕置人(闇の俳諧師と称される)が集まる。そして『寅の会』の元締、虎(藤村富美男)が仕置の相手を埋め込んだ句を短冊に書き上げ、詠み手がこれを詠むのである。その際、仕置料の上限額が示され、ダッチオークション方式(値引きながら競り落とす。上限と値引き額との差額は虎のものとなる)で競り落とす。ちなみにこの受けた仕置は次の寅の日までに行われなくてはならず、間に合わなければまたもや死神に仕置人たちが仕置される。なんとも恐ろしく、また面白いシステムである。

世に必殺好きはかなりいるようだが、「前期必殺派(主に必殺仕事人より前の作品を好む)」と「後期必殺派(必殺仕事人以降の作品を好む)」に意見がわかれ、それが一致することは中々無い。変な時代考証や遊びが多い本作は、どちらからも好まれる傾向がある。私も「好きな必殺作品を3作挙げよ」といわれれば、新必殺仕置人は確実にその中に入るであろう(後は仕業人となんだろう?)。
現在放映されている『必殺仕事人 2009』において、主水は刀でブッすり刺すばかりだが、この頃ならばまだ凄まじい太刀さばきを見ることが出来る。そのギャップと言ったら...
まだご覧になられていない時代劇好きな方がいらしたら、ぜひ一度DVD等で視聴してみてほしい。個人的には11話「助人無用」、19話「元締無用」、40話「愛情無用」がお奨め。

ちなみにネタバレになってしまうのだが、このサイトの新必殺仕事人の各話の紹介は秀逸である(絵も本当にうまい)。話の理解を深めるためにも、視聴後に見ていただけるときっと楽しめることであろう。

『仕置き
 法によって処刑することを江戸時代こう呼んだ
 しかしここにいう仕置人とは、
 法の網をくぐってはびこる悪を裁く闇の処刑人のことである
 ただしこの存在を証明する記録・古文書の類は一切残っていない』

新必殺仕置人第13話「休診無用」 エンディングより

東京ビックサイトで開催されているWeb2.0マーケティングフェアに出席してきた。もちろん、仕事としてである。
私はこういう展示会やセミナーが大好きである。今の会社ではないが、過去にR&D部門に属していたことがあり、こうした情報を仕入れて、有用なものや自身の考えを毎日のようにアウトプットしていくという仕事をしていた時期がある。こうしたところで仕入れてきた技術の導入などが実際に進むと、その支援も行う。「新しいもの好き」性分の私には本当に向いていた仕事だったとおもう。

東京ビックサイトに来るのは、かれこれ2年ぶりくらいになろうか?昔は近所に住んでいたのでドライブコースだったが、今となってはここに車で来ることはほとんど無い。埼京線とりんかい線が直通運転をするようになり、公共交通機関でここに来るのもだいぶ楽になった。ただ、りんかい線の初乗りは260円から。まぁ仕事で来ているので自腹を切っているわけではないのだが、高すぎはしないか?

20090514_1.jpg

相変わらずでかい建物である。持っていたデジカメの広角撮影ではこれが精一杯。横が入りきらない。

20090514_2.jpg

もうちょっと下に視線を落とすと、ビックサイトの入り口に吸い込まれていく人の波。

20090514_3.jpg

私はWeb2.0 マーケティングフェアのみの見学だったが、同時に9つもの出展があった。これ全部を見るには3日はかかろう。

色々と面白い技術や製品がたくさんあったが、キーワードは「パーソナライズ化」といった具合で、特別画期的といえるようなものはさほど見られなかった。パーソナライズ化するための「ネタ」である個人情報と、それをスクリーニングするための付随情報。これを高い精度を維持しながらもっている企業は実に強い。通信販売で成功しており2,528万人(うち女性顧客を90%。中心は購買力が比較的ある20~40代)を有するニッセンや、Culture Convenience Clubが展開し、アライアンス企業50社30,500店舗で使用できるTポイントカードの会員「T会員」3,230万人の個人情報は実に魅力的である。
また、サイト来訪者のアクセス元を県市区町村レベルまで絞込み、アクセス元別に情報を表示するサービスなど、面白いものはいくつか見つかったものの、自分が属する会社にとって特別有益と思えるようなものはそれほど無かった。個人的興味は充たせたかな(笑)

5月1日がオーバーホール(以下OH)完了日。今日、時計を取りにまた日本ロレックスに行ってきた。
裏蓋を開けたところ、少々錆があったことはOHを依頼しに日本ロレックスを訪問した際に聞いていた。ロレックスのSSモデルが採用するステンレスは904という、特に化学変化に強いステンレスである。しかし、酸化を防止している不動態被膜は空気と接していないと生成されない。そのため、ねじのようになっている(ロレックスの裏蓋はスクリューバック)部分では酸化する可能性があるのである。
日本ロレックスのオーバーホールのメニューの中には、もちろんオイスターケースの防水テストが含まれている。そして、これをクリアしないと1年間保障が受けられないのである(オーバーホール自体は受けられる)。錆のせいで防水テスト不合格なようであれば、仕方がないので裏蓋の交換を依頼する予定だった。価格\14,000。安くは無いが、そんなもんだろうなぁ。だが、幸いにも裏蓋交換無しで試験はパスした。ROLEXからの保証書もちゃんと発行される。

例によって会社から歩いていったため、皇居の周りを歩く。

20090513_1.jpg

まだ掘りに白鳥居るし。前回通った時に会った出会った白鳥なのだろうか?それとも別な鳥?
いずれにしても、いつまでここに居るんだろう?

20090513_2.jpg

皇居とビル群。
「23区内からは山は見えない」
というような話を最近したばかりなので、撮影してみた。
こちらは南側だから、あるわけが無いのだが。

20090513_3.jpg

道端には桜草がぽつぽつと咲いている。この写真はアップにしすぎたな。
可憐で可愛い花。埼玉県の県花でもある。

20090513_4.jpg

皇居の堀の中で動く赤い物体...鯉だ。これは誰かが勝手に捨てたのか、それともちゃんと飼っているのか?謎である。

20090513_5.jpg

真正面が東京駅。まだ工事中のままである。
東京駅が見えれば日本ロレックスはすぐである。

20090513_6.jpg

あいも変わらず威風堂々としている門構え。
今日は平日の昼過ぎだったせいか、客より受付嬢の方が多いくらいである。
何人も居る受付嬢の腕元を見ると、一人一人のモデルが微妙に異なっていることに気づいた。
そして、皆キラキラと輝く美しさ。
言うならば制服の一種といっても過言ではないわけで、まめに研磨してもらったりしているのかな?

20090513_7.jpg

前回の反抗的態度(CREDORして日ロレに行く)は改めて、今日は日ロレに飲み込まれてみた。
ROLEX SUBMARINER Ref.16610の前期モデル。そういえば、この時計もまだ紹介していなかったな...。
まさにこれからのシーズン、出番が増える時計である。


今日、Vシネマ版の『サソリ 女囚701号』を見た。ダメだ。全然ダメなのである。
主演の小松千春に冷徹な恐ろしさが無くむしろ可愛らしい。何よりもとにかくしゃべり過ぎである。松島ナミ(通称さそり。以下さそり)は目だけで意思を表示し、話すシーンは10回もあれば十分なのである。大体、最初は医者という設定は何なんだ?
1991年に同じくVシネマでリリースされた『女囚さそり 殺人予告』の岡本夏生版の方が相当マシである。最後がまぁまぁ面白かったのである。

しかし、梶芽衣子が演じる女囚さそり4シリーズにはとてもとても敵わない。特に「伊藤俊也監督&梶芽衣子主演」の前3作は秀逸だ。

   

ざっくりとシナリオをご紹介したい。

  • 女囚701号/さそり(1972年8月25日公開)
    麻薬捜査官の杉見(夏八木勲)のおとり捜査に協力するが、結局裏切られてやくざに輪姦されて捨てられる(このシーンの表現が白いシーツのようなものに赤い染みが出来て日の丸のようになる。実に反権力的だ)。その杉見を刺そうとするが失敗。刑務所行きとなる。杉見は刑務所内でさそりの抹殺を計画するが、失敗を続け刑務所内の治安は悪化。所長の郷田(渡辺文夫)は女囚に懲罰をあたえるが、これが原因で女囚が反乱をおこす。その隙に乗じて脱獄したさそりは真っ黒な例の格好で杉見の前に現れ、復讐を遂げる。
  • 女囚さそり 第41雑居房(1972年12月30日公開)
    さそり以外に白石加代子、伊佐山ひろ子、八並映子、石井くに子、荒砂ゆき、賀川雪絵、室田日出男、小松方正、戸浦六宏、渡辺文夫と、怪優大集合と言わざるえないメンバー。この後悪役として大活躍する戸浦六宏は刑務所を視察に来る法務省の官僚役。冒頭から女囚の仕置きに失禁してしまう。さそりを強姦する小松方正は、股間にくいを打ち込まれて絶命(その姿が死ぬほど情けない)。郷田は新宿でめった刺し。とにかく下品で外道でどうしようもない連中の死に方のすごさが本作では強調されている。さそりは殺人と脱獄の罪で刑務所に収容された状態からスタート。さそり+化け物女優が演じる女囚5人組はまたも刑務所からの脱走を図る。途中、野獣のような温泉客に強姦された上に殺されたり、さそりを裏切った報復を受けたりして、女囚5人は死んでいく。さそり、今回も徹底した仕事ぶりです。
  • 女囚さそり けもの部屋(1973年7月29日公開)
    冒頭からかなり驚いた。脱獄したさそりを追う刑事権藤(成田三樹夫)はさそりに手錠をかけるも、持っていた包丁で腕ごと切られてさそりを取り逃がす。血だらけの腕を振り回しながら街を走るさそりに恐怖を抱かずにはいられない。この展開はまさに予想外であった。さすがにこれをぶら下げ続けるわけにもいかず、墓地で手錠を外そうとしているところ、売春婦のユキ(渡辺やよい)に助けられる。このユキの兄は「あー」とか「うー」としかしゃべれない障害者で、ユキはこの兄の食事の世話のみならず性欲の対象にもなっており、酷いことに兄の子を身ごもっていた。ユキの家を出たナミはお針子のアルバイトをしながらひっそりと暮らしていたが、売春のショバ争いでユキがヤクザにつかまり、組織のリーダー鮫島(南原宏治)の愛人カツ(李礼仙)に強烈なリンチを受ける。鮫島は部下のタレコミからさそりの所在を知り、組事務所へ連行する。以前カツとさそりはムショ仲間だったことがあり、痛めつけて薬物中毒状態にしてカラスの飼育小屋に放置。その小屋に、モグリでアル中の医者に無理やり堕胎させられた女が瀕死の状態で担ぎ込まれる。女の手ににぎられたメスを武器にさそりは鮫島の部下達をあっという間に片付けていく。カツは完全にビビッてしまい、身の保障がされる刑務所に売春斡旋を自白して入ることに。腕を切られた権藤はユキを拷問しさそりの所在を知るや、下水道に逃げ込んださそりを火あぶりにする。が、そこで死なないのがさそり(笑)。さそりは軽い犯罪をわざと犯し、偽の身元で刑務所へ入る。さそりとカツは同房になり、カツは発狂。権藤をさそりと勘違いして殺し、さそりの復讐は終了する。
  • 女囚さそり 701号怨み節(1973年12月29日公開)
    監督が長谷部安春に変わった作品。長谷部安春というと「あぶない刑事」を初めとした、テレビ刑事ものの監督という印象。ちなみに、後の大物役者になっている人物が結構ひどい役で出ている。
    結婚式場で仕事をしていたさそり。よりによって挙式ラッシュの日に児玉警部(細川俊之)が乗り込んでくる。さそりは逮捕されてしまうが、あっさり護送車から脱走。そのままストリップ劇場へ逃げ込む。そこで、照明係の工藤(田村正和)と出会う。工藤は学生運動で児玉に捕まった際、股間に熱湯を浴びせられたという壮絶な拷問経験者。しかし、工藤に惚れていたストリッパーのタレコミで工藤は再び児玉に逮捕され拷問されるが、さそりの居場所は明かさなかった。その後、尾行されてさそりの所在はばれてしまうものの、児玉の自宅マンションに妻を人質として立てこもる。が、助けを呼ぼうとしたとき、ベランダから転落死してしまう。児玉、これでぶち切れ。さそりと工藤は恋に落ちるものの、またもや工藤は逮捕される。工藤の母親の説得があり、ついにさそりの居場所を教えてしまう。工藤は釈放され、さそりは逮捕。リンチ同然の取調べを受けることになる。そして女囚専用の処刑場へ。さそりに優しい看守長を児玉は部下達に襲わせ、さそりをわざと脱走させる。自作の絞首台で絞首刑を企図した児玉はうっかり足を踏み外して自分の首を絞めて死亡。工藤も密告したストリッパーと居るところを殺される。だから、さそりとかかわっちゃいけないんだよ...

基本的には「男や権力 VS さそり」という構図で描かれており、作品中でさそりに睨まれたら、死亡フラグである。またそのやられっぷりもひどく、流血、流血、また流血である。また、変なオカルト的表現が多く、アングラ感やB級感がとめどなく漂う。そういうのが苦手な方は、視聴を控えることをお奨めいたします。私は逆にそのB級感が好きなんですがね。

20090511_2.jpg

主演の梶芽衣子さん。この時代にこんな美人。しかもかっこいいんだなぁ。タランティーノがファンになるってのも良くわかる。梶芽衣子さんが歌う主題歌「恨み節」も中々こぶしの入り方が良い私の好きな曲。

いい天気で、珍しく何の予定もない休日。布団を干して部屋の掃除でもしようと思い、ベランダから下を眺めると、息子と妻が家の庭に花を植えていた。

20090510_1.jpg

義理の父の家で鉢に植えられていたパンジー。我が家の花壇(花壇というほど立派なものではないんだが...)は食い気たっぷりの野菜などばかりが植えられていたが、少し華やいだようである。
「暇ならば公園に行ってお昼を食べよう」と妻が言う。今日は天気が良いのでまぁいいか...と、車に乗って西城沼公園へ行く。

20090510_2.jpg

つい先日まで華やいでいた公園の桜は、小さなさくらんぼをつけている。葉の色が目に優しい緑色である。

20090510_3.jpg

「蓮田」という地名にも入っている蓮の花。そんな名前だから蓮が見られるところが比較的多い。この公園の沼にもたくさんの蓮の花が咲いていた。枯れた蓮の花が私は気持ち悪くて仕方がないので、蓮を見るときは少しずつ、おそるおそる見るのである。まだ咲いている花ばかりでよかった。で、何か変な生き物発見。

20090510_4.jpg

亀でした。ちょっと大きさを比較できるものがないのでわかりにくいのだが、かなり大きい。よく見ると3匹もいたのである。
公園の木陰にシートをひいて、持ってきたおにぎりを食べる。木陰に入ると涼しくて気持ちが良い。今年は3人で来ているが、来年は4人になっているはずである。また色々と大変であろう。

20090510_5.jpg

例によって、またすべり台やアスレチックの遊具で遊ぶ。うちの息子は階段などを上るのは平気なのだが、下るのが極度に苦手である。一人では不安らしく、高いところに上る時は誰かを連れて行かないと心細くて仕方がないようである。妻はもうおなかが大きいので、最近はこういう遊びが出来なかったのだろう。一緒になって遊んできた。

夕方、義理の父と母が我が家に来る。母の日なのでうちで食事をする約束になっていたのである。メインのメニューは手作りの餃子。うちの実家では餃子を手作りするという文化が無く、妻と結婚してから餡を作って皮で包むという自家製餃子を食べるようになった。自作の餃子は他で売っているものとは比べ物にならないほどおいしい。そして、妻は餃子を焼くのもうまい。ビールを飲みながらたくさん食べた。

一日中咳がひどく、少し調子が悪かったのだが、放っておいたら食後に血だらけの痰が出た。何かやっぱり体の調子がおかしいようですな。

以前のレビューからもう半年近くが過ぎようとしている。結構気に入っているモデルなので出番は週に1度以上必ずある。
使っていて驚いたこと、それは意外と女性うけがいいことである。別に見せているわけでもないのだが、ここ半年で3人の女性に「その時計、かわいいですね」だとか、「綺麗ですね」と言われる。もちろんみんな時計に詳しいわけではなく、TISSOTというブランド名も知らないと思う(もしかすると、ちょっと似ているCartierのパシャあたりと勘違いしていたのかもしれない)。うち1人はシースルーバックのムーブメントを見せたが「ゼンマイで時計が動くんですね」と関心していた。よく、贈られたROLEXを「あっという間に電池が切れた」と半ばクレームのように時計店に言ってくる客がいるそうだが、「時計=クォーツ」という感じ方は若い世代には根強いようである。

さて、いつもの採点方式でこの時計のレビューを再度してみたい。

  • デザイン 18/20pt
    1度目のレビューでも高評価したが、文字盤内のインダイヤルの配置と金属の縁、使用している書体、アプライドのインデックスのカッティング、ギョーシェ彫り、面取りされたラグ、ブレスのデザインともに飽きることなく、上品にまとまっている。未だに見ていて惚れ惚れする。
  • ムーブメント 7/15pt
    限りなくETA 7750のポン乗せに近いのだが、Chronometer規格をパスしているBREITLING Chronomat Ref.A13356よりも精度がいい。どういうわけか?というわけで、少々加点。
  • 機能 12/15pt
    クロノグラフ、デイデイトと、私が腕時計に求める機能は十分に充たしている。ETA 7750なのでリューズによる手巻きも可能なのだが、リューズの形状が手巻きを前提としていないようなデザインで、指が痛くなる。この時計、最大の欠点ではないかと思う。
  • 視認性 11/15pt
    分針、クロノグラフ針ともに十分な長さで、しっかり文字盤外周の目盛まで届いている。欠点は30分積算計の読みづらさ。12時位置のインダイヤルはTISSOTのロゴとかぶらないように非円形であるため、十分な長さを取れなかったのだろう。もう少し針を長くしても、デザインに影響を与えないのではないかと思う。
  • 装着感 12/15pt
    ブレスの肌触りのよさ、フィット感は非常に高い。だが、サファイアクリスタルのシースルーバックは汗ばんでくると感触が良くない。これからのシーズン、ちょっと気になる点だ。
  • 価格 18/20pt
    このモデルは本当に安いと思う。ブランド知名度のせいか、実売価格はかなり安い(もうディスコンしているようなので、新品が欲しいのであればデットストックを漁るしかないか?)。OMEGAのSpeedmaster Automaticあたりよりは相当いいデザインだと思うし、シースルーバックからテンプの動きが見えるのはやはりいい。大した装飾がされていなくても、まぁいいじゃないか。でもね、知名度の関係かOMEGAの方が売れちゃうんだよね。

というわけで、総合得点は76pt。もうちょっと上かと思っていたが、この位か...。
暑くなってきて、会社に行く際の格好もだんだんとラフになってきた。OFFだけではなく、ONでもこの時計の出番は増えそうである。
初見で気がつかなかった難点がいくつか見つかったが、リューズの形状以外は致命的といえるものはない。この価格帯の製品としては非常に優秀である。初ボーナスでクロノグラフが欲しいと考えている新入社員あたりにお奨めしたい。売っていればの話だが。

子供が生まれてからここ数年、私が音楽を聴くのは部屋の中、車の中、iPodの3手段である。
我が家の1階には(引っ越した当初は)音楽や映像を視聴する目的だけの部屋が存在した。今、その部屋は子供の遊び場・寝る場所になっている。AVアンプや大口径スピーカー、6.1chサラウンドが実現されているのだが、これらが全く活用されていない。

大体私が帰宅する時間には息子が寝ているので、この部屋に立ち入ることすら出来ない。自室でも1階にあまり響かないようにそこそこのボリュームにしなくてはならない。大きな音で聞きたければヘッドホンとiPod。そうでなければ車で出かけて走りながら好きな音楽を聴く。私は夜中ちょくちょく出かけるのだが、目的のほとんどはこれである。

ところが今日は珍しく、妻も息子も実家に泊まってくるという。おお、これは中々無い機会。ウィスキーを持ち込んでソファーにもたれかかりながらCDをセット。再生。するとまぁ、なんというひどい音。アンプやCDプレーヤーを良く見てみると、設定がめちゃくちゃになっている。息子の仕業である。何かと動かすところが多いAVアンプなど、格好の遊び道具だったのだろう。
タンブラーに入った氷が解けて、ウィスキーがちょっと水割りっぽくなった頃、ようやく元の設定に戻せた。よっしゃ、聴くぞ!
この部屋は広大な駐車場に隣接しているだけで、近隣の家からは最も離れている(それを狙ってこの部屋をAVルームとした)。今までiPodでしか聴いていなかった曲を聴く。やっぱり違うねぇ。いいねぇ。こういう環境だとお酒も進んでしまうわけで、酔って眠気がやってきた。ちょっとソファーで休むと、空が少し明るくなってきた。

こういうことが週に一度くらいの頻度で出来ればいいのだが...。しばらくは無理だなぁ。

昨日の夕方あたりから嫌~な気分がこみ上げて来ていた。
大型連休の終わりはいつもこのような悲しい気分になってきて、ため息ばかりが出てしまう。

今の私にとって、仕事というのは手段である。目的ではない。
正直、仕事を楽しんでいるという人を見ると羨ましくてならない。楽しそうに踊っている人々の中に入ることがどうしても出来ないのである。踊り続ける体力もないし、やはりそういう自分を客観的に見てしまい、何だかうんざりしてしまう。そういう癖が沁みついてしまったようである。
私の生活の軸足は、私自身に未だ置いている。家庭とか子供とか、そういうところに置くのが一般的なのかもしれないが、それが出来ないのである。わがままで身勝手でどうしようもないのだが、そうそうこういう考えをこの年になって変えることができようか?

ちなみに、生活するだけに困らないほどの財力があれば、大した金にならない仕事を少しするかもしれないが、会社は辞めると思う。だが、そんな宛てがあるわけでもないので「あぁぁ、しかたねぇなぁ」で仕事をする。宝くじでも当たればねぇ...って、買ってもいないのに当たるわけが無いよね(笑)

うちの妻は重度の『クリント・イーストウッド』中毒患者である。そんな具合なので彼の主演・監督作品は劇場で視聴したいと当然思っていおり、現在上映中の『グラン・トリノ』も例外ではない(私もこの作品は見てみたい。生き方に迷いっぱなしなので)。現在は視聴に当たって一つ、大きな問題を抱えている。息子のことである。
よく息子は妻の実家に預けられているのだが、こうした娯楽目的であると妻も気が引けるらしい。そういうときにあてにされるのは私である。今日は休みで家に居る。しかも水曜日なのでレディースデー(女性なら\1,000で視聴可)である。映画くらい見に行きたいという気持ちも良くわかるので、今日は私が息子のめんどうを見ることにした。
だが、久しく息子と二人きりの時間を作っていなかった。休みの日であれば風呂くらい一緒に入ったりするが、平日は、私が帰宅する時間には大体寝ている。そんな関係だけが数ヶ月続いており、その間にも色々な言葉を覚え、トイレも使えるようになり、食べ物やおもちゃの趣向も変わってきている。「ちょっと自信が...」という気持ちがあることは否めない(子育てに素質というものがあるならば、最低レベルの親でしょうね、私は)。だからといってそのままで良いとも思ってはいない。良い機会と思うことにした。

今日の天気は曇り。何だか雨が降り出しそうである。
降り出さないことを祈りつつ、私も、息子も行ったことの無い公園へ足を伸ばしてみることにした。

20090506.jpg

公園には比較的大きな噴水があった。最近、動いている噴水というものをあまり見かけない。息子は生まれて始めて動いている噴水を見たようで、えらく興奮していた。「すごいすごい」と連呼している。
昨日は雨が降っていたので、公園にあったアスレチック的な遊具はちょっと危ない(息子も俺も危ない...トロいんだよな、俺~)。あまり濡れていない、らせん状のすべり台があり、息子は喜んでそれを上っていく。何度か上り下りしている様子を私が見ていると、「おとうしゃんもすべりだりやろう(訳:おとうさんも滑り台で遊ぼう)」息子は私にもやれという。仕方がないので付き合ってやってみる。
上ってみて、ふと思い出す。昔から高いところが苦手で、二歳か三歳の頃は滑り台がダメだった。「俺より随分ましだなぁ...」とちょっと感心する。ブランコも大丈夫だし、この公園で初めて見た馬型のブランコも大丈夫だった。本当に子供の成長は早い。ちょっとの間でこの進化とは...。

公園で1時間ほど過ごした頃、雨が降り出してきた。
妻が帰ってくる時間にはまだ早い。近くにトイザらスがあることを思い出し、そこへ向かう。
息子の現在のブームはミニカーや電車のおもちゃあそび。ミニカーで所持している車種を、かなりしっかりと覚えているのに驚かされた。大きな車に興味があるらしく、エルグランドやボクシー、ノアあたりはよく気がつく。しかし残念ながら息子よ...父はあの手の車高が高い車に全く興味が無いのだよ。自分が免許とってから買ってくれ。
トイザらスではトミカのミニカー4つで\999と、こどもの日特別プライスでの販売がまだ続いていた。これは4つ買わぬわけに行くまい...と思い「好きなだけ買っていいよ」と言うと、ノアとハイラックスサーフを持ってきた。2つとは慎ましいやつだな...と思いつつ、私が新型クラウンとミキサー車を選ぶ(このあたり、完全にお互いの趣味が出ている。他のメーカーでもいいからBMWあったら買おうと思っていたが、やはり無し。なんで?)。
一通り興味がありそうなおもちゃをみて、店を出て自宅へと向かった。

妻が先に帰ってきていたが、残念ながら満席で映画を見られなかったという(最近は立ち見というものも出来ないらしい。まぁそれ以前に、妊婦の妻に立ち見は不可能だが)。休日でレディースデー。さすがに厳しかったか?せっかく時間ができたので、かわりに髪の毛を切ってきたとのこと。そこそこ気分転換ができたようで、それは良かった。
でも、なんとしても『グラン・トリノ』は劇場で見るつもりのようである。

前日の酒が抜け切れていない私は、10時少し前にようやく動けるようになった。
ウィスキーで飲みすぎたときはそれほど翌日に残らないのだが、ビールやワインは確実に長引いてしまう。蒸留酒かそうでないのか、そのことが私の体に及ぼす影響は随分とあるように思える。

今日はこどもの日である。義理の父母も呼び、うちで食事をすることになった。メインディッシュは寿司。最近、息子が異様なほど寿司によく反応するようになった。好きなネタはサーモン。炙ったりしたものではなく、生がいいらしい。ということで、サーモン多めで注文。それを息子と一緒に寿司屋へ取りに行かなくてはならない。重い頭を起こして、車で出かける。
そんなサーモン男な息子だったが、いくらも大好きであることが判明。いくらは多めに頼まなかったな...。今度からはいくらも気をつけよう。

最近、息子は食事において私のことを脅威であると認識しだしている。息子の数倍の速度で、あっという間に色々なものを平らげていってしまうからであろう。おかげで食べ物や飲み物にかなりいじきたなくなってきてしまった。何だかなぁ。寿司食べていても「これはダメ、これはダメ」と事前に宣言する。そういって確保はするもののまだ二歳児なわけで大した量を食べられるというわけではないのだが。

もちろん食べているだけではなく、大人はお酒を飲む。しかし、妊娠中の妻は酒を飲むことができない。そこで...

20090505.jpg

こんなものが登場。キリンのノンアルコールビール『KIRIN FREE』。実際のところどんな味がするのか、大変気にはなっていた。
で、初めて飲んでみた。喉越しはかなりビール的。味は薄い感じがするが、こういう味の海外のビールあるよなぁ...と思った。ぶっちゃけ言いまして、アルコールは無いが、「新ジャンル」とか「第三のビール」と呼ばれているものよりはおいしいように思えた(あれ、枝豆の味を薄めたものに炭酸水を追加したみたいな感じがするんですが)。車の運転をする予定があるときの代用品として、まぁまぁ私は使えると思う。
といいつつも、その後にプレミアムモルツを飲んだら、そのおいしさを十二分に感じたのである。やっぱりうまいわ、これ。

以前の職場の皆さんからお誘いを受けて、秋ヶ瀬公園のバーベキューに行く。
準備等をほとんどお任せというお客さん状態で参加。息子を連れて行こうかとも思ったが、酒飲んだ後の行動にあまり責任がとれないため(苦笑)私一人で参加。ほとんどのメンバーが20代で、私は年齢が上から数えて二番目。まだまだ若い(つもり)だったのでちょっとその構成に驚くが、これからはそういうシチュエーションがもっと多くなるのかもしれない。
しかし、最近の20代前半の方、酒飲みませんねぇ...。「車で来た」などの事情がある人は別としても、飲む人が明らかに減っていると思う。ほとんど私が一人で飲んでしまい、気がついたら500mlの缶が7本消費されていた。3.5Lもビール飲んだんだな、俺。たくさん用意していただいた食べ物が予想以上に消費できなかった。俺はビールでお腹が完全に膨れてしまっていた。

20090504.jpg

これは参加者のHさんが連れてきたわんちゃん。
芝生の上をわんちゃんと一緒に駆けたり、ぐるぐる回ったりしていたら、家についた頃に猛烈な酔いに襲われた。でも、家でまたCanadianClubのソーダ割りを飲んで、ご飯を食べている私。自室に入った途端にベットへ向けて倒れる。その後の記憶はありません。

20090503.jpg

先日、またニッカの『』をかなり安く落札したのだが、やっぱりこの酒は日常的に飲むには贅沢すぎる。やっぱりそれなりの日に、自分ひとりではなくみんなで飲みたい。というわけで、ロックで飲む常飲用としてSUNTORY ROYALを落札。山崎蒸留所のパンチョン樽原酒と白州蒸留所の竹炭ろ過原酒をキーモルトとしたブレンデッドウィスキーである。
ROYALというと四角い形のボトルを連想するのだが、こちらはバーなどでスペースを無駄にとらないよう工夫されたスリムボトル。内容量も40mlほど少ない。そのことを知らずに落札して、届いたものを見てちょっぴりがっかり。そんなに安い落札とはいえなかったかもしれない。

だが、おいしさは変わらない。スムースで香りが柔らかく上品。悪く言えば癖が無さ過ぎる。あまりこれを「嫌い」というウィスキー飲みは少ないのではないかと思う。どんな食べ物でも合うので、夕飯のおかずをつまみながらロックで飲んでいる。ソーダ水で割って飲むのはCanadianClubで十分。ROYALではもったいないのです(貧乏性...)。

映画ではなく、1979年9月18日~1980年4月1日に日本テレビ系列で放映されていた作品の方である(どちらも松田優作が出ているけど、役どころは全然違う)。数ある刑事・探偵モノ作品の中で私が好きな作品を挙げれば、必ず五本の指の中に入る作品。
年齢的にリアルタイムで見ていても多分私は理解不能で、くどいほど夕方に再放送を繰り返してくれた福島中央テレビのおかげで、私はこの作品を何度も見ていた。私は松田優作というと、この作品か映画『人間の証明』がまず頭に浮かぶ。『太陽にほえろ』でジーパン刑事やっていた頃、私はこの世に生まれてすらいなかった。

子供の頃見たこの作品は、大人の世界が映る窓のようなものだった。あの頃は苦くて飲めなかったコーヒー(オープニングで松田優作が噴出している)やタバコ、身近に飲んでいる人などいなかったシェリー酒、夜の街の雑踏とそうした世界で生きている人々。歌詞が英語のSHOGUNが歌うオープニングとエンディング。工藤俊作こと松田優作のあの服装。どきどきしながらも毎日楽しみにしていた。
そして「工藤ちゃ~ん」といいながら怖い顔で絡んでくる服部刑事役の成田三樹夫。いつもハンマー持っているあの人は今も昔も恐い(笑)。ああいう人に脅されたら、どんなことでもケロッと自白しちゃうだろうなぁ。

DVDが出たおかげで、またあの頃の作品を見ることが出来るようになり、ただいまかなりハマっているところ。今見ても十分に面白い。警官が一般市民からかつあげしてみたり昼間から酒飲んでみたりと、ドラマといえどあまりにフリーダムすぎるが、そうした作品でもちゃんと放映していたわけだからすごい。今ならクレーマー達の格好の的になりそうだけれど。

それと最後に、忘れちゃいけないのがこの番組の次回予告。後半のほうになると全然予告でしゃべっている台詞と内容が関係なくなってくる。その内容が面白いと言ったら無い。エンディング短いから、DVD見るときも必ず次回予告を見てね。

20090501.jpg

久しぶりに「家でやろう。」から「社でやろう。」に変わったなぁ。

実際のところ、地下鉄ではこのような光景を見かけることは少ない。電波が通じるのが駅だけだからである。次の駅にたどり着くまで通話はできないし、地下鉄の駅での停車時間というのは実に短いのである。なので、電話に出ても出なくても、電話をしてくれた人に迷惑をかけるので、出ないのが賢明。
ちょっと大きめのノートパソコンを使っている営業らしき人(よく、見積書なんかを作っているのを見かけるが)、あれはどうなんだろう?周りの人が迷惑というよりも、そういう情報をそこで開示していていいのかねぇ?という疑問が。
私も電車の中でブログを書いたりすることはあるが、それはグリーン車に乗っているときのみ。横に並んだ状態で、隣の人に迷惑をかけずにキーボードを叩くことはなかなかできないものである。

2009年10月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

トップページへ

8square.net

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.2rc1-ja