2009年6月アーカイブ

20090630.jpg

時計もオーバーホールから帰ってきたことですし、まだ点数評価もしていなかったので、これを機会にしてみようと思う。
時計のスペック等はこちらを参照のこと。

  • デザイン 16/20pt
    LVMH傘下になる前のZENITHのデザインは野暮ったくてダサいと感じる人が少なからず居るのだが(特にLVMH傘下後のZENITHの時計を使われている方など)、このRainbow Flybackのデザインは視認性が高く、各針の役割がわかりやすくて非常に良いと思う。ONで使用するのは抵抗があるが、OFFで使用するにはいいデザインだと思う。Rainbow Flybackにはカラーダイヤルではないモデルもあるので、ONでも使いたいのならば、そちらを選ぶことをお奨めする。
  • ムーブメント 14/15pt
    やはり、El Primeroのハイビート振動はいい。このモデルは比較的「チッチッチッ」という機械式ならではの音が比較的大きく、耳に近づけるだけでその音を十分に堪能できる。クロノグラフをONにした際のクロノ針の動きは、スプリングドライブにはかなわないにしても、かなりのスムース運針である。精度、パワーリザーブについても全く問題ないレベルである。
  • 機能 13/15pt
    フライバック機構付きの3カウンタークロノグラフで、テレメーターが見返し部分に付いている。クロノグラフの駆動、停止、リセット、フライバックともにプッシュボタンを押したときの感触が、所持しているクロノグラフの中、最も優れていると思う。両回転ベゼルを装備。クイックチェンジ機構付き日付、100m防水(ねじ込みしきリューズではない)。クロノグラフ機構を持つ時計としては十分な機能を持っていると思う。
  • 視認性 14/15pt
    針が多いが、色を変えるなどの工夫をしているので意外と時間は読み取りやすい。特に時分針は根元が文字盤と同色にされており、インダイヤルの視認性を高めている。また、インデックスの数字以外にも積算計などのインダイアルにも夜光が塗られており、暗所でも積算計を確認できる数少ないモデルである(私の所持しているものはだいぶトリチウム夜光が弱ってきているが)。さらに、風防の両面に無反射コーティングがされており、反射によって時間が読みづらくなることも無い。
  • 装着感 13/15pt
    流行した(している?)デカ厚時計と同等の機能を持ちながらも、直径を40mm、重量140gに抑えられているというのは、最近そうしたモデルが少ないだけにより貴重に感じられる(正直、使ってはいるもののBREITLING ChronomatやZENITH Chronomasterは、私の腕には少々大きいと思っています)。ブレスが少々細くて安っぽいが、着け心地では文句なし。ケースバックもステンレススティールで感触は上々である。
  • 価格 19/20pt
    このモデルは幾たびか価格変更がされているが、1997年登場当時の価格38万円という破格の価格であった。その価格でこの機能。現在のZENITHはとても無理だろうし、他のブランドを見回しても、そんなことをやってくれそうなところは見つかりそうも無い。販売中止までに20万円も値上がりしてしまったことは大変残念である

さて、私的には否定する要素がほとんど無いので大絶賛。合計89点。今まで評価した時計の中で最も高得点を記録。
細かいところを突っ込むと、防水性に心配がある。クロノグラフのプッシュボタンはいいが、リュウズがねじ込み式ではないのでどうも信じがたい。自動巻なのだからさほどリュウズを解くこともないと思う。この点のみが少々不満である。

6/8にRainbow FlybackのOHが完了したという連絡を受けて池袋東武へ向かったわけだが、頼んでいた研磨作業がされていなかった。そこで再度LVMH送りになって3週間、ようやく研磨作業がされ、美しくなったRainbow Flybackが手元に戻ってきた。

20090629_1.jpg

こんな感じの袋に入ってくる。日本ロレックスが提供してくれたケースはもっと豪華だったが...。

20090629_2.jpg

時計は、本当に耐衝撃性が高そうなスポンジの中にすっぽり納まった形で帰ってきた。風防や交換したばかりのベゼル、研磨したケースにも傷が付かないように、全てがビニールに覆われている。

20090629_3.jpg

全て外して台に乗せるとこんな感じ。本当に久しぶりの再会である。大きさ、重量、装着感、何だか元気のいいデザイン。ほとんど文句のつけようが無い。帰ってきてとてもうれしいのである。

20090629_4.jpg

文字盤を拡大。ベゼルの傷が消えているのはうれしい。風防の交換はしていないので、反射防止コーティングの傷は相変わらず(といっても、この写真じゃわからないけど)...というか、なんか傷増えてるし。引っかき傷ではなく、ケースを風防とケースバックの間で固定したりしたのではないかと思う。これは受け取ったときには風防にペッタリビニールが付いていたために全く気がつかなかった。ちょっとやられたなぁ...

20090629_5.jpg

傷だらけでどうしようもなかったブレスもこの通り。サテン仕上げを自分でするのは、俺のような素人にはちょっと無理。

20090629_6.jpg

ケースも綺麗に仕上がった。満足。こちらと比較いただくと、違いは一目瞭然かな?

そもそもこの時計、譲り受けた段階で定期OHの時期を迎えており、OHしてから使用するように言われていたのだが、1年近く騙し騙し使ってきた。10振動というハイビートのEl Primeroだけに、ちょっと恐る恐る使ってきたんだけど...結局、ムーブメントの故障もなにも無かった。
1年間の保障はあるものの、オーバーホールに出す前より出した後の方が調子が悪くなったなんて話もあるので、もう少し様子を見てみようと思う。

20090628.jpg

母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね? ええ、夏、碓氷から霧積へゆくみちで、 谷底へ落としたあの麦わら帽子ですよ。

母さん、あれは好きな帽子でしたよ、
僕はあのときずいぶんくやしかった、
だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから。

母さん、あのとき、向こうから若い薬売りが来ましたっけね、
紺の脚絆に手甲をした。
そして拾はうとして、ずいぶん骨折ってくれましたっけね。
けれど、とうとう駄目だった、
なにしろ深い谷で、それに草が
背たけぐらい伸びていたんですもの。

母さん、ほんとにあの帽子どうなったでせう?
そのとき傍らに咲いていた車百合の花は
もうとうに枯れちゃったでせうね、そして、
秋には、灰色の霧があの丘をこめ、
あの帽子の下で毎晩きりぎりすが啼いたかも知れませんよ。

母さん、そして、きっと今頃は、今夜あたりは、
あの谷間に、静かに雪がつもっているでせう、
昔、つやつや光った、あの伊太利麦の帽子と、
その裏に僕が書いた
Y.S という頭文字を
埋めるように、静かに、寂しく。

『西条八十詩集』より

原作は森村誠一の小説、その後に続く「棟居刑事シリーズ」の初登場作品である。

何度かテレビ化されているのだが、2004年に放映された竹野内豊が棟居刑事を演じたものは(時々、見忘れていたけれど)見ていた。昔、この映画版も見たことがあるはずなのだが、細かいところまで覚えていなかったのでもう一度見てみることにした。ちなみに、原作は読んでいない。

舞台はニューヨークのスラム街から始まる。ジョニー・ヘイワードという黒人青年が$6,000を持って一路東京へと向かう。途中、スラムの仲間や宿主から「どこへ行くのか?」とたずねられたジョニーは「キスミー」という単語を投げ返す。
そして東京。東京ロイヤルホテルで八杉恭子のファッションショーが始まった頃、ジョニーはロイヤルホテルのエレベーターで何者かにナイフで殺害される。ジョニーの手には『西条八十詩集』が握られていた。麹町署にジョニー殺害の捜査本部が設置され、警視庁の刑事達はエレベーターガールが聞いたという言葉「ストウハ」の言葉を手がかりとして捜査を始める。棟居刑事と横渡刑事はロイヤルホテル近隣の公園を探索中、古い麦藁帽子を見つける。麦藁帽子を英語にすれば"straw hat"。何か関係があるのだろうか?
その日の夜、別な場所でひき逃げ事故が起こる。ひかれて死亡したのはホステスのなおみ。愛人関係にある東洋技研の新見部長と別れた直後であった。ひいた車を運転していたのは郡恭平。八杉恭子の息子である。恭平は同乗していた路子と共に遺体を山林に捨てた。新見はなおみが気になり別れた場所に戻ったが、底に残されていたのは血のついた機械式の高級時計。恭子が恭平に買い与えたもので、国内には数本しか無い希少品であった。新見と、なおみの夫である小山田に依頼され、棟居と横渡は恭子を訪ね恭平の行き先を問いただしたところ、ニューヨークへ行っているという。事件を知った恭子が恭平を国外へ逃がしていたのである。
恭子の家から帰る途中、おでんやに入った棟居と横渡は酔った客が「霧積」と言っているのを聞き、キスミーは霧積のことではないかと考えた。すぐに霧積へ向かった棟居と横渡は、古くから霧積に住む中山たねという老婆が、昔、霧積で黒人の親子連れを見かけたことがあることを知る。が、中山たねは何者かによって殺害されていた。棟末らはたねの従姉妹であるよしから、たねが終戦直後、横須賀でバーを開いていたこと、そしてその店で意外な女性が働いていたことを知った。中山たねが、昔見かけた黒人の親子連れというのは、この女と、ジョニーの父・ウィルシャー・ヘイワード、そしてジョニーのことではないだろうか。
ジョニーが持っていた$6,000の出所は、ライオネル・アダムスという人物からであった。ウィルシャーがライオネルの車にぶつかった際、$6,000を要求、ライオネルはそれに応じて支払ったことを認めている。ウィルシャーは何としてもジョニーに日本に居る自分の母親に会わせるため、体を犠牲にして金を作ったのではないか?そして、日本に来たジョニーは母親との間に何かがあり殺害されたのではないだろうか?そう予想した棟居は、ニューヨークへ飛ぶことに。ライオネルとウィルシャーの関係を調べたニューヨーク25分署のケン・シュフタンとコンビを組んで、ジョニーの父親ウィルシャー・ヘイワードの捜査を開始したが、意外にも自分とケンが、宿命的な関係にあることを棟居は知ってしまう。棟居の父は戦後、横須賀の米兵に取り囲まれた女性を助けた際に集団で暴行を受け、棟居の目の前で死んでいたのである。その米兵にあった腕の刺青とケンの刺青が同じものだったのである。
戦後から30年。様々な生き方をしてきた人々の関係が次第に繋がっていく...

出演は松田優作(棟居刑事)、岡田茉莉子(八杉恭子)、ハナ肇(横渡刑事)、ジョー山中(ジョニー・ヘイワード)、ブロデリック・クロフォード(オブライエン署長)、岩城滉一(郡恭平)、竹下景子(中山静枝)、高沢順子(朝枝路子)、范文雀(なおみ)、夏八木勲(新見隆)、和田浩治(河西刑事)、ジャネット八田(三島雪子)、坂口良子(澄子)、峰岸徹(下田刑事)、地井武男(草場刑事)、鈴木瑞穂(山路部長刑事)、ジョージ・ケネディ(ケン・シュフタン刑事)、大滝秀治(おでん屋の客1)、佐藤蛾次郎(おでん屋の客2)、西川峰子(老婆の孫娘)、深作欣二(渋江警部補)、小川宏(ワイドショーの司会者)、露木茂(アナウンサー)、鈴木ヒロミツ(喫茶店のボーイ)、シェリー(喫茶店のウエイトレス)、E・H・エリック(デザインコンクールの司会者)、森村誠一(チーフ・フロントマネージャー)、リック・ジェイソン(ライオネル・アダムス)、北林谷栄(久ノ浜の老婆)、長門裕之(小山田武夫)、伴淳三郎(霧積温泉旅館の主人)、三船敏郎(郡陽平)、鶴田浩二(那須警部)。佐藤純彌監督。1977年作品。

ドラマと違って映画にはもっと短い時間的制限がある。本作品の上映時間は133分。シナリオは何とか追えるものの、細かい描写となると時間が許されるドラマの方が圧倒的に有利である。私は「なおみ」という一人の女性が居なくなったことへの調査に小山田と新見が次第に協力していくというシーンがテレビ版では好きだったが、そうした本筋から少し離れた設定が時間の関係で省略されてしまったことが残念であった。
逆に驚くべきは、この俳優陣である。本当にチョイ役に大滝秀治や西川峰子を使っている。また、松田優作の後のテレビ作品『探偵物語』にも、全く同じような役柄・格好でジョー山中や岩城滉一が出演している。

ところで、今回紹介した映画、そして何度か監督・キャスティングを変えて放映されているドラマを見ても『人間の証明』という、作品タイトルの本質を捉えきれていないような気がする。映画と原作とは随分とかけ離れているということだから、これは一度しっかり原作を読んでみようと思う。

20090627.jpg


このところ、何だか懐かしい映画ばかり見ていますが...

陸上自衛隊の機密組織である対テロ特殊部隊に所属する味沢岳史一等陸曹は、三日分の食料のみを所持し、住民らに見つかることなく山中に一ヶ月潜伏し、指定された目標地点にたどり着くという過酷な訓練の最中、飢えと疲労の限界で倒れ、自分の姿を越智美佐子に発見れてしまう。美佐子は味沢を助けようとし、近くの部落へ向かうが、そこでは大量虐殺事件が発生していた。美佐子を含め十二名が殺され、生き残ったのは十三歳の少女、長井頼子一人だった。頼子はこの事件によるショックで記憶喪失になっており、警察では事件は頼子の父、孫一が軟腐病にかかり気が狂ったことによるものと断定された。しかし、北野刑事はそのことに納得できずにいた。
月日は流れ、味沢は自衛隊を除隊し、羽代市(架空の東北地方の都市)で保険外交員をしながら、頼子と二人で暮らしていた。この羽代市の政治・経済は大場総業会長、大場一成によって支配されており、大場に反意を持つものはことごとく排除されていた。ある日、味沢は羽代新報の記者、越智朋子を暴走族から助けたことをきっかけに知り合う。越智朋子は越智美佐子の妹で、外見は瓜二つであった。その頃、味沢は1つの保険事故の調査をしていた。大場の忠臣である中戸組の幹部、井崎は1週間前に明美という女性に6000万円の保険をかけており、その直後に自動車事故で沼に水没死したとされたからである。車から知美の遺体は発見されなかったが、社内に堤防工事に使うコンクリート片があることに味沢は気がつく。ちょうどその頃、中戸組が堤防工事をしており、その工事現場で明美の遺体を発見する。しかし、大場はこの事件を井崎の単独犯にされてしまう。
記憶を失った頼子は次第に不思議な予知能力を持つようになっていた。専門医に診せたところ、頼子の心の底には味沢への憎しみがあるといわれ、大量虐殺があった部落へ頼子と朋子を連れて行く。味沢は孫一が頼子を殺しそうになったとき、斧で孫一を殺していた。他の家のことは話しても、昔の自宅は避けている様子だった。味沢が無理に連れて行くと、頼子は激しく拒絶反応を示す。頼子は失われた記憶を取り戻すことができるのか...

出演は高倉健(味沢岳史一等陸曹)、中野良子(越智朋子・越智美佐子)、薬師丸ひろ子(長井頼子)、夏八木勲(北野刑事)、三國連太郎(大場一成)、舘ひろし(大場成明)、ハナ肇(村長警部)、松方弘樹(皆川二等陸佐)、丹波哲郎(和田陸将)、芦田伸介(坂本防衛庁長官)、鈴木瑞穂(久我一等陸佐)、大滝秀治(野村総理府長官)、渡辺文雄(吉田県警本部長)、成田三樹夫(中戸多助)、原田大二郎(渡会登)、中丸忠雄(竹村捜査課長)、田村高廣(浦川隆)、梅宮辰夫(井崎昭夫)、三上真一郎(支倉常夫)、江角英明(長井孫一)、桑山正一(豊原浩三郎)、北林谷栄(松下きよ)、金子信雄(溝口市長)、倉石功(佐倉)、絵沢萌子(ホステスひろみ)、佐藤オリエ(女教師)、島かおり(井上先生)、山本圭(古橋教授)、北村和夫(永川支店長)、近藤洋介(島岡社長)、夏夕介(田岡)、谷村昌彦(商店主)、殿山泰司(屋台の主人)、田中邦衛(バーのマスター)、角川春樹(自衛隊隊長)、寺田農(ゲリラの首領)、リチャード・アンダーソン(ロバーツ大佐)。そうそうたる面々である。原作、森村誠一。佐藤純彌監督。1978年作品。

この「対テロ特殊部隊」は陸上自衛隊の一部にしか知られていない組織で、部隊の運用は陸上自衛隊にある。つまり、文民統制されていない部隊であり、日本という国においては存在してはならない。また、自らの機密保持のためには、自衛隊の一般部隊への攻撃も辞さない。一般的には映画撮影などに協力的だといわれている自衛隊だが、さすがに話の内容が内容だけに協力を得ることができなかった。そのため、陸上自衛隊の戦車が大量に登場するシーンはアメリカで撮影されており、M60戦車を自衛隊カラーに塗りなおしたものを使用している。

東北の位置都市に存在する巨悪へ様々な形で挑む人々。そして奇怪な死。後半ではシルベスタ・スタローンのランボーを髣髴させるほどの高倉健による「野生」VS 自衛隊の近代兵器との戦い。そして、うざったいほどに付きまとう北野刑事(笑)。
どのような形であっても、いずれその優しさから味沢は対テロ特殊部隊にはい続けられなかっただろう。和田陸将をはじめとした陸上自衛隊幹部は防衛省への格上げに必死に動くが、それが現実になった今、また見直してみると違う視点からこの話が見えてくる。

20090626_1.jpg

このところ武道館、九段会館などで色々な企業の株主総会が行われている。
昔は総会屋対策で一斉同日に行っていたと聞くが、これでは複数企業の株を取得している人が出席できるのも限定されてしまい、今回の決算に至った理由をちゃんと聞くことができない。
別に私はどこかの株主になっているわけでもないので関係ないのだが、事なかれ主義の悪しき習慣がなくなったのはとても良いことだと思う。

森村誠一『悪魔の飽食』を元に作成された映画。日本では猟奇的表現の多さのあまり、永久放送禁止作品に指定されている。
私はこれを見て数日、肉が食えなくなった。それでも興味があるのであれば、この後を読んでください(はっきり言ってお奨めしません)。

最近、現在放送禁止扱いとされている映画を多く見ている(そういうのが見たくなる時期があるんです)。だがしかぁし!この作品は知らない間に放送禁止作品では無くなっていた。2007年、Synapse FilmsによりDVDが全米発売され、日本国内でも販売され始めたのである(天下のamazon様でも売っているぞ)。しかしいいのかなぁ?こんなキチ○イとか裏日本(現在放送禁止用語扱い)とか平気で言いまくっているのに。少なくても、地上波には今後も乗りそうにはない。

私は江戸川乱歩の作品は、子供向けの甘っちょろいものしか読んだことが無いのだが、大人向けの修正無し版を見たときは衝撃的だった。その妖しさ、淫靡さ、不気味さに慄いた。その乱歩作品の中から『孤島の鬼』を中心に、『パノラマ島奇談』、『屋根裏の散歩者』、『人間椅子』が少し含まれてる。

20090624.jpg

あらすじを紹介しよう。
過去の記憶を失った外科医学生の主人公、人見広介はどういうわけか精神病院に監禁されていた。監禁されている牢越しに広介を見つめる謎の男。ある夜、男は広介の牢に侵入し、広介を殺害しようとするが、逆に殺されてしまう。開いた牢から脱走する広介。そこで故郷の童歌を歌うサーカスの少女、初代に出会う。広介はこの少女の歌が裏日本の歌であることを聞き記憶を取り戻そうとするが、その矢先初代は殺され、広介は殺人犯として終われる身となる。
この歌の謎を解くべく、広介は北陸へ向かう列車の中で自分にそっくりな男、菰田源三郎の死亡記事を目にする。広介は菰田源三郎の葬儀に紛れ込み、土葬された墓を暴き、菰田源三郎と入れ替わり、生き返ったように見せかける。一方、人見広介は身投げして自殺したように見せかけ、追われぬ身になった。
菰田家の当主、菰田丈五郎は菰田家にはおらず、近くの無人島で自分だけの理想郷を作ろうと躍起になっているという。そんな菰田家で生活しはじめてまもなく、源三郎の妻の千代子が殺される。菰田家の中で奇形人間らしきものに遭遇していた源三郎は父・丈五郎が居る島へ渡る決意をする。事の蛭川、遠縁にあたる娘の静子、下男を連れながら。
菰田丈五郎は産まれたときから手に水かきがあり、容貌も醜かった。愛した妻に避けられ続けた丈五郎は、差別する健常者を次々に奇形人間化し、彼らを徹底的に服従させていた。その奇形人間達の中に、初代によくにた秀子という娘と男がシャム双生児にされていた。菰田源三郎は自分が広介であることを明かし、丈五郎の理想郷作りに協力する代わりに、シャム双生児達に外科手術を施し、元の体に戻すことを願い出た。そして...

出演は、吉田輝雄(人見広介/菰田源三郎)、由美てる子(秀子/初代)、土方巽(菰田丈五郎)、葵三津子(菰田とき)、小畑通子(菰田千代子)、賀川雪絵(静子)、小池朝雄(蛭川)、近藤正臣(猛)、片山由美子(女患者A)、大木実(明智小五郎)、笈田敏夫(林田)、高英男(監守)、由利徹(坊主A)、大泉滉(坊主B)、上田吉二郎(医者)、桜京美(看護婦)、福本清三(宮城幸生)、土方巽暗黒舞踏塾。1969年10月31日公開。石井輝男監督作品。
まぁ、凄いぶっ飛んだ話です。
圧倒的な存在感を示すのは、暗黒舞踏の巨匠、土方巽。で、奇形人間などと言っているものの、半獣半人、せむし男、あとは土方巽暗黒舞踏塾。半獣半人、せむし男、よりも暗黒舞踏の方々の動きが実に不気味である。もしかすると、バカバカしすぎて笑っちゃうかもしれないけれど。
それと、私的に「ナニィィ!」といわざる得なかったのが、明智小五郎役が大木実であること。大木実といえば、必殺シリーズで何回仕置されたかわからないほどの悪役。「大木実=悪役」の図式が脳内に勝手に構築されていたので、「明智小五郎というものです」と言いながら唐突に現れた時は目が点になった。

そしてラストシーン。これはひどい(苦笑)。いやぁ、人によってはトラウマになるかもしれない。参りました。
グロイものに耐性が無い方にはまずお奨めしません。しかし、石井監督の発想に脱帽。

朝、起きると眩暈がする。私にしては良くあることである。
一階へ降りようと階段を歩いている途端、急な眩暈がして階段から足を滑らせ、後ろに倒れた。前に倒れたら死んでいたかもしれない。
「ガガガガガァ」っと7段ほど背中から落下して「イテテエェェ」と思わず叫ぶ。背中の皮が剥ける。猛烈に痛い。だが背骨は回避している。相変わらず悪運の強い男だと自分のことを思う。
事故当日、私は歩くことすら難儀な状態になり、移動するのに妊娠している妻の肩を借りた。お腹が重いのに、さらに重い俺まで支えられているわけで、妻に余計な苦労をまたかけてしまった。

蒲田行進曲の池田屋階段落ちは10段でしたっけ?7段でこれなんだから、10段はきつ過ぎですよ。

20090622.jpg

久喜市内で奇妙な病院(病院じゃないのか?治療院って整体とかするところ?)を発見。
この名前と、魚のロゴ。っていうか、魚完食されているじゃないか。腹八分だったら、もう少し残さないと...って、名前とロゴの因果関係はあんまり無しですか?
何だコリャ?って感じですよね。

何だか私の体調がすこぶる悪い。しかし、それより辛いのが妻だ。お腹が大きくなり、さらに動くのが厄介になってきている。どうも下腹部の皮膚が「ピキーン」と張るようなのだという。確かに、お腹を見ると出産予定日2ヶ月前にしては随分と大きい感じもする(息子の時はどのくらいの大きさだったかなぁ?)

ゆっくり休みたいので、たまの休みくらいどこかに息子を連れて行ってくれと頼まれる。しかし今日は雨。そして私の体は猛烈にだるい。どこに連れて行くべきか思案に暮れていたら、息子が「トイザらスに行こう」と言う。行ったならば確実に何かを買う羽目になる。給料日前で懐具合が寂しい私だったが、行ってみることに。前回行った桶川店は少々遠いので、久喜店へ。

20090621.jpg

久喜店は桶川店の2倍ほどの広さがあり、おむつなども販売されている。だが、息子お目当てのミニカーや電車の品揃えは同じくらいかなぁ?私の好みでガンプラエリアを眺めていると、アーガマのプラモ発見(戦艦好きなんです。アイリッシュ級やラーカイラム級も出してください!)。しかしプライスが\2,000。くぁぁ、給料日前にはさすがに厳しい。っていうか、子供が居る環境下でプラモは無謀かもしれないし。
息子も買うミニカーを随分と物色していたが、実はもうほとんど持っているのである。我が家の近所にはミニカーが売られているお店が2ヶ所あり、妻や義理の父母と息子が散歩に行く都度、何かしら買ってもらっているのである。なので「今日は違うものにしない?」と促し、これを購入。

20090621_2.jpg
『ぼくのおでかけバッグ(ガソリンスタンド)』
ミニカーを何台か入れて、キャリングバックとしても使える。小さくたためるので整理もしやすく、これなら妻の反対もあるまい...ということで、息子も気に入ったようだし購入することに。

20090621_3.jpg

「ちょっとすげぇなぁ。俺も欲しいわ」と思わされたのが上の『トミカ びゅんびゅんサーキット』。ただ、妻は反対するだろうなぁ。こんなでかいもの買ったら。さらに言えば、対象年齢ももうちょっと高いものかもしれない。変な使い方をして壊してしまいそうな気もする。

帰り、この商品の外箱にはミニカーが収納されている写真が掲載されており、どうも息子はこのミニカーもこの箱の中に入っているものだと思っていたらしい。残念。違うのね~。あんまり家に帰って悲しまないように、帰り道にセルフのガソリンスタンドによって、息子と一緒にガソリンを入れた。これが効をなしたか、家に帰ってきてからも、既に手持ちの数十台のミニカーに「給油しまーす」と言いながらガソリンを入れている。結構楽しんでもらえているようだ。
夜、「おとうさん、ありがとね」と息子が言いに来た。可愛いやつめ...しか~し、毎回俺と出歩く度に何か買ってもらえるとは思うなよ~。

先日まで、私の務める会社の一室にたてこもり、膨大な資料の確認をしている人たちがいた。我社が契約している監査法人からやってきた会計士達である。期末決算書の妥当性について細かく調査を行い、決算書が承認しうるものかどうか意見する。その昔は監査法人には多少の温情意見というものがあったようだが(そもそも企業から決算書の監査を依頼されるわけだから、癒着といった構造が生まれやすかった)、市場が世界規模に広がるにつれて厳正なる監査を金融監督庁からも求められるようになってきた。もし、この監査法人の意見が「承認できない」という回答であれば、粉飾決算とみなされ株主との関係が崩れ、資金繰りが難しくなる。さらに上場企業であれば、株式の下落という危機も待っている。社内の経理部門がうるさいのはこうしたリスクを軽減するための努力と見るべきであろう。

話は変わるが、NHKで土曜日21:00枠に放送されている「土曜ドラマ」では私好みのドラマをよく放映している。この枠で比較的有名なドラマをあげれば、柴田恭兵や大森南朋が出演していた『ハゲタカ』がある(『ハゲタカ』は映画化されるらしいですな。オフィシャルサイトはこちら)。銀行の自己資本比率が総資産額に対する4%(海外拠点がある銀行の場合8%)を切りそうになり、銀行業務が行えなくなることを恐れた銀行経営陣が、バルクセールなどを行っていた1997年頃のお話。通称『ハゲタカ』とは、瀕死の企業に対する貸出債権などを安値で買い取り、工場閉鎖やリストラを強引に推し進め、企業を事実上解体して利益をあげるような投資家・ファンドの俗称として用いられる。1980年代後半、米国で多額の借入金債務で倒産しそうな会社の暴落した社債や貸出債権を底値で買い取る金融業者、それを専門とするファンドが現れた。その姿が死期の近づいた動物の上空を旋回する「vulture(コンドル、ハゲタカ)」を想わせることからこの名がついた。日本ではより広く、投資リターン獲得に貪欲なファンドをすべてハゲタカと呼ぶ風潮がある。「護送船団形式」のような温情をかけすぎるのも一つの問題ではあるし、常に雇用の不安を抱えながら仕事をしなくてはならない社員が生まれるような強硬かつ冷淡な外資ファンドのやり方にも問題がある。この「旧体制的温情治療 VS 強行冷徹荒療治」が争点となったが、どちらが良い・悪いではなく、この国に合った手法を、悪しき習慣、外圧に屈せず模索していく必要があるという大きな問題提起となった番組だと思う。

20090620.jpg

さて、『監査法人』である。全6回(だが、NHKの1時間ドラマはCMが無いので、民放の2時間番組に内容は匹敵するのでは?)。撮りためていたものを一気に見た。オフィシャルサイトはこちら
2002年、未だバブル後の日本経済が不透明だったころ、最大手の監査法人である「ジャパン監査法人」では、不況の影響により経営が苦しい企業に対して「多少の粉飾を見逃そう」とする温情派と、「厳格な意見を下す」厳格派の対立が起きていた。主人公である公認会計士の若杉 健司(塚本高史)は厳格監査の急先鋒である小野寺 直人(豊原功補)の方法を正義と信じ鑑査に望むが、その監査結果により制裁を受けた企業、社員を見て仕事に疑問を抱くようになる。一方、ジャパン監査法人の理事長 篠原 勇蔵(橋爪功)は、厳格監査を推し進めれば日本中の企業が倒産しかねないと、小野寺と対立する。
若杉は食品会社「飛鳥屋」の監査の中で、大手メガバンク「東都銀行」頭取との間に設けられた架空会社の存在を知り、飛鳥屋の経理担当から裏帳簿を入手する。これらの仕掛けを公表されることにより、飛鳥屋、そして今まで飛鳥屋の監査を承認してきたジャパン監査法人、仕掛けの立案者でもある東都銀行が経営危機になることは目に見えており、篠原は審査会で「承認できない」とされた監査結果を覆そうとする。だが、小野寺は財政監督庁の宮島恭一検査局長(利重剛)らと共謀し理事長の座から追放、証券取引法違反で逮捕されるに至った。
これにより、ジャパン監査法人は解体し、小野寺は「エスペランサ監査法人」を起こし、自らが理事長の任につく。小野寺の下、若杉は厳正監査を進めていくが、理事長という立場になった小野寺は会社存続のために厳格監査ではなく、多少の粉飾を容易に認めるようになっていた。若杉は変わっていく小野寺と同向き合うか、エスペランサ監査法人の行方は...

と、前フリのつもりで書いたが3話くらいまで書いてしまったかもしれない。
ハゲタカにも共通するが、この物語の中には「温情監査会計士 VS 厳格監査会計士」と「理事長としての立場 VS 正しい監査」という2つの側面について対立が見られる。もちろん、これは「どちらかが絶対に正しい」というわけではなく、それぞれの時代、その国の文化、かかわる自分の立場という面から、ただどちらかを一方的にではなく、必要とするものを取り入れ、不適格なものを排除していくしかない。特に「理事長としての立場 VS 正しい監査」は小野寺の内面の葛藤だ。ジャパン監査法人の理事長であった篠原と同様...いや、それ以上に会社存続のことしか考えられなくなっている。

実に面白いドラマであった。こんなに面白いと感じたのは久しぶりである。

最後に、とある人がドラマの中で話したことがあまりにも自分の考え(というか、そうしたほうが良いと気にしていること)に近かったので、それを紹介しようと思う。

 『真実を貫くことだけが全てじゃない。
  それが誰かのためにならなければ意味が無い。』
 『正しい言葉は正しいが故に、時には人を傷つけることがある。』

先日のブログ記事で『ETA 7750の針が合わせられない』とぼやいていたのだが、そこに匿名さんから合わせる方法についてコメントを頂いた。

私は機械式時計は全て「送り合わせ」で合わせるものだと信じきっていたのだが(反対にクォーツは戻し合わせが良いとも...)、ETA 7750は例外らしい。秒針に合わせて分針を動かすためには、少し進めて戻し合わせをする必要があるとのこと。検証もせずに記事にするわけにはいかぬと、手持ちのETA 7750クロノグラフで試してみたところ

『全部合いました!』

匿名さんのコメントを引用すると

合わせる際、いったん長針を合わせたい時間よりも5分くらい進めてからバックさせて合わせると上手く行きます。
普通に合わせると秒針が動き出してしばらくするまで長針が動きません。
とのこと。

これでChronomatのChronometerも生きてくると言うものでしょう。

20090618_3.jpg

なぜ、会社の駐車場に『プリウス プラグインハイブリッドカー』が止っているのか?

20090618_4.jpg

やっぱり名古屋からやってきたのね...。

20090618_5.jpg

隣は富士重工の『プラグイン ステラ』。群馬ナンバーのところを見ると、群馬製作所矢島工場から来たのかな?

20090618_6.jpg

で、最後は三菱の『i-MiEV』。

どうやら、向かいにある千代田区役所のイベントだったらしい。試乗できるならしたかったなぁ。仕事サボりつつ。

通勤用途(といいつつも、首都圏では無理)なんかにはいいかもなぁ。でも、走りを楽しむための車も欲しいので、これでは車2台持ちにならないと満足が得られそうにないです。

20090618_1.jpg

これも昨日に引き続き、架空の警察署である。昨日の即興看板に比べれば相当出来が違う。本当にありそうな雰囲気だ。
場所は同じく旧千代田区役所。で、三ノ輪警察署について調べても情報は皆無。次クールで始まる刑事ドラマ用だろうか?なんだろう。

20090618_2.jpg

パトカーは、昨日と違って警視庁の最新モデルでは無い。気になるのはナンバープレート。警視庁所属パトカーで「みなと」ナンバーって?っていうか「みなと」なんていう地名表記は日本に存在しなかったはず。撮影用に作ったのか?
謎は深まるばかりだ。

20090617_1.jpg

そんな警察署は実在しないはずである。なぜなら、ドラマ用に作られた警察署だからだ。

20090617_2.jpg

昨年末の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』のガースー黒光り新聞に続き、同じ旧千代田区役所がドラマのロケ地になっている。警察署となっているが、作りは結構雑。恐らく一瞬映る程度の警察署なのではないかと思う。パトカーなんかは用意されているんだけどね。

20090617_3.jpg

役者と思われる若者がカメラ撮影中。私には全く誰なのかわからない。

20090617_4.jpg

交通事故件数なんかがちゃんと貼られているのがにくい演出。

色々と検索してみたが、まだそれらしい情報はネット上に掲載されてはいないようである。
もしどなたか、何のロケだったのかがわかった方は、コメントいただけると幸いですm(_ _)m。

20090616_1.jpg

先日、サントリーのローヤルを落札したばかりだが、どうもニッカのウィスキーも飲みたくなって、お気に入りのブレンデッドウィスキーを落札。
The Blend of Nikka blend Selection
普段飲みには贅沢すぎる一本だが、ソーダ割などを飲んだ後に、締めとして飲むにはいい。どちらを飲もうか、それともスーパーニッカにするか?シングルモルト宮城峡にするか...このように悩めること、それは大変贅沢なことだ。

20090616_2.jpg

ちなみにこれが、我が家のウィスキー&ブランデー貯蔵スペース。瓶に名前がかかれた札がぶら下がったりはしていません(笑)
家ではそんなに多くお酒を飲まないので、結構長い期間楽しめそうだが、私の父が来たら一網打尽にされそうで怖いのである。

昨日の無理(いや、無理って言うほどのことはしてないのだけれど)がたたったのか、いきなり発熱。
平時の体温が35.3度位の私が38度になっているわけで、全身の筋肉が痛み、頭痛もひどく、寒気がする。鼻水も止まらない。熱を伴う風邪は2年に1度くらいかかる。独り身の時の風邪はとにかく辛かった。何をするにもだるい。だが、食事をしないと言うわけにもいかない。
付き合っている女性が居たときも、けっこうこんな感じだった(私が忘れているだけでしたらごめんなさい)。逆に、看病したことはいくらでも思い出せるのだが...
今は妻がいる。その辺の心配がなく、十分に寝て療養できることが有難くてならない。私が大好きなグレープフルーツをたくさん買ってきてくれた。しかし、妻も妊娠中。無理をさせてはいけないし、何より私の風邪をうつすわけにはいかない。

病院で調べてもらったが、例のインフルエンザなどではなかった。良かった。そして、医者が処方する薬は本当に効く。咳や鼻水はおさまり、痛み止めで頭痛も緩和された。医者からもらった薬ではないのだが、冷えピタというおでこにつける冷却シートもかなり効く。体が火照って寝苦しくても、これをつけることでよく眠ることが出来た。
でも多分...明日も会社を休むでしょう。一晩寝ただけで回復する気がしない。

今日は色々と仕事でお世話になったOさんの誕生日。
Oさんは面白い(天然な)人で、たまに顔を見たりすると、思い出し笑いをしていたりする。傍から見るとちょっと不気味ではあるが、最近はそういう行動が面白く感じられる。
またある日は紙に同じ漢字をずーっと書いている。何か悩んでいるのかと思い声をかけると「この漢字難しいですよね。練習しているんです。」という。そして彼女は家の間取りを見るのが好きで、良く賃貸物件やマンションサイトの間取り図を見ている。脳内で自分が暮らしているイメージを作るのが好きらしい(まぁ、その気持ちはわかります)。

彼女には変わった経歴(だよな?)がある。ロシアへ留学していたらしい。
私はあのキリル文字というものが全く理解できないのだが、彼女にはわかるようである。今、彼女の中でそれがどのように生かされているのは謎だが、ロシアからのエージェントではないかと言うのが、私の考えである(嘘)。

彼女と書いたので性別はもちろん女性。出身地は北海道で、雪のように白い肌をしている。かなり可愛いと思う。見た目はリスみたいである。

誕生会を行ったのは中華バイキングのお店。ちょっと風邪気味な感じはしていたが、行きたかったのである。
この店は変わっていてテーブル単位ではなく、人数単位の飲み放題を受け付けてくれる。これでは、他の人にも飲み物を渡せるではないか!
普段は中々食べられない、おいしい点心類をたくさん頂いた。値段の割には大変おいしかった。

去年もやりましたが、今年もやります。
但し、今年は昨日の記事にも書いたとおり、私が猛烈に欲しいと思える新作はほとんど無かったのである。
その中でも「一応、このモデルはそこそこいいかなぁ...買わないけど」というレベルのものを5つほど紹介してみようと思う。

  1. PANERAI Luminor 1950 Marina 3days Automatic 44mm, Steel
    20090613_1.jpg
    自社ムーブメントを搭載し、高い防水性能とロングパワーリザーブ、高い視認性を誇る本モデルは、PANERAIを購入したいけど予算が...というユーザーには福音であろう。
    • ケース径:44mm
    • ステンレススチールケース・ブレス
    • ムーブメント Cal.9000(自社製)
      毎時28,800振動
      3日間パワーリザーブ(ツインバレル採用)
      日付表示
    • 防水性能:300m
    • 予価:808,500円(税込)
      カーフストラップモデルは682,500円(税込)
  2. BREITLING Chronomat B01
    20090613_2.jpg
    こちらも新開発の自社製ムーブメント Breitling 01を搭載したクロノグラフ。自社製クロノグラフとしてはかなり安価ではあるが、まだ利用者の声を聞いていないので、もろ手を挙げて喜ぶことは出来ない。そのあたりはこれからの評判を聞いて判断したい。以前からケースやブレスの出来はいいので、それがきっちり継承されているとは思う。ただ、現行Chronomatよりも厚みが増したのはいかがなものか?
    • ケース径:43.5mm
    • ケース厚:17.1mm
    • ステンレススチールケース・ブレス
    • 防水性能:500m
    • ムーブメント Cal.B01(自社製)
      振動数:28,800A/h
      パワーリザーブ:70時間
      クロノグラフ
      日付表示
    • ねじ込み式リューズ・プッシュボタン
    • ラチェット式逆回転防止ベゼル
    • 予価:798,000円(税込)
  3. ULYSSE NARDIN Executive DualTime
    20090613_3.jpg
    ベゼルにブラックのセラミックを採用。傷からケースを守り、いつまでも美しく輝き続ける。GMT時間は9時方向の数字で表示される。1時間ごとに先送り・逆送りさせる機能あり。6時方向にスモールセコンドを配し、クラシカルな印象を持たせつつも、文字盤やインデックスがモダンな雰囲気を与えてくれる。
    • ケース径:43mm
    • ステンレススティールもしくは18Kレッドゴールドケース
    • アリゲーターもしくはラバーストラップ
    • ムーブメント:Cal.UN-24
      自動巻き
      振動数;28,800A/h
      パワーリザーブ:43時間
    • 防水性能:100m
    • 9時位置にセカンドタイムクイックセッティングホームタイム表示
    • 2時位置にダブルウィンドウ・ビッグデイト表示
    • 6時位置にラージサイズのスモールセコンド
    • 価格:892,500円(SS+アリゲーターストラップ)
  4. Longines Flagship Heritage Chronograph
    20090613_4.jpg
    厳密にはバーゼルフェアより前にリリースされたのだが、3/3からの発売なのでここに含めてもいいかな?金無垢ケースに30分積算計付きのクロノグラフ。シックかつあまり大ぶりではないデザインは、ドレスシーンで基本は使わないクロノグラフでも許されてしまうのではないか?18KYGケースで598,500円(税込)とコストパフォーマンスも非常に高い。
    • ケース径:37.8mm
    • 18KYGケース
    • ムーブメント:自動巻 Cal.L651(ETA 2894/1)
      振動数:28,800 A/h
      パワーリザーブ:42時間
      37石
    • 帆船をデザインした七宝焼エンブレム付裏蓋
    • ロジウムプレートダイヤル
    • 楔形アップライトインデックス
    • アリゲーターストラップ
    • 防水性能:30m防水
    • 日付表示付き
    • クロノグラフ(60秒計・30分計)
    • 価格:598,000(税込)
  5. GLASHÜTTE ORIGINAL Senator Chronometer
    20090613_5.jpg
    6時位置のスモールセコンドのデザインと青焼きされた美しい形状の針、ビックデイトにパワーリザーブメーターが入りながらも、クラシカルな雰囲気を全く損なうことが無い。

    20090613_6.jpg

    さらにシースルーバックで、手巻きであるから美しい地板と、ちらネジ付きテンプ(ロービートのちらねじは見たことがあるが、ハイビートモデルでは見たことが無い。古い方法ではあるが、現代となってはそれがまた新鮮に思える)とそれを支える手作業で彫金されたブリッジ。さらにスワンネック型緩急調整装置針を採用。ムーブメントだけでも惚れ惚れするようなデザインだ。価格以外は文句のつけようが無い。非常に私好みのデザイン。色々と時計を見てきても、このような基本的なデザインへ回帰したくなるのは何故だろうか。機能も充実しており、特に時刻調節機能が秀逸だ。リューズを引くと、レバーやカムの動きを介して、ブレーキスプリングがテンプを停止させる。と同時に、秒針はゼロ位置に帰零。さらに分針は目盛の間で止まらず、必ず隣の目盛に送られる。いつも分針と秒針の調整がうまくいかないと悩んでいる私にはとても魅力的な機能に思えるし、これだけの調整ができてこそ、ドイツ・グラスヒュッテ天文台から公認されたクロノメーターが生きてくるというものだろう。まぁ、私が買える価格ではないのだが...

    • ケース径:42mm
    • ケース厚:12.3mm
    • 18Kホワイトゴールドケース
      または18Kローズゴールド
    • ムーブメント 自社製Cal.58-01 手巻き
      振動数:28,800 A/h
      パワーリザーブ:48時間
    • 12時方向にパワーリザーブメーター
    • 3時方向にクイックチェンジ機構付きビックデイト
    • 防水性能:5気圧防水
    • 予価:3,549,000円

某時計誌では「盛況であった」と評されていたが、どうもまだ本気を出し切っていない、場つなぎ的プロダクトばかりだったように私は思えた。現在、時計(特に高級時計)は嗜好品の類に含まれる。生活が成り立った上での嗜好品は購入されるわけで、生活自体が不安定になりつつある現状では、時計市場には逆風に煽られているように思う。グランドコンプリケーション、トゥールビヨンといった「嗜好品中の嗜好品」ブームは過ぎ去り、実用的なプチコンプリケーションレベルか、そうしたものを過剰に乗せていない、現実を見据えた実用的な商品がより充実してくるのではないかと考えている。ROLEXの攻勢など、その序曲なのではないだろうか(といいつつ、ROLEXには気に入ったモデルが1つもなかったので、ランクインさせてないけれど)。

今年は初めてリシュモン系の展示会ジュネーブフェア(以下SIHH)と、その他時計ブランド各社の展示会BASELフェアとが時期的に分かれて開催されることなった。
ようやく、両展示会で出品されたプロダクトが大体わかってきたので、まずは雑感を述べたい。

1月に開催されたSIHHでは、出展されるプロダクトを見て、景気後退の直撃を受ける前に開発が始まっていたのだろうと思わせられるものが多かったが、3月末~4月にかけて実施されたBASELはどこと無く控えめであった印象を受ける。昨年のSIHH & BASELでは高価な機構を「これでもか!」と投入したモデルがいくつも見られたのだが、今回の出展商品は割りとプライス的にも現実的である。

まず、私が愛してやまないZENITHとOMEGAは全然ダメだった。お話にならないと言う感じである。両社とも過去のプロダクトを現代風にアレンジして復刻させるモデルばかり。
ZENITHはCEO兼プロモーターとでも言うべき熱い男「ティエリー・ナタフ」氏がCEOを解任されている。何が原因だったのかは理解に苦しむのだが、あの伊達男が居なくなることは今後のプロダクトの方向性に大きな影響を与えるだろう。彼のプランの中でまだやり終えていなかったことはたくさんあったのではないだろうか?Chronomasterも変なところにムーンフェーズが着いたり、デファイも陸・海・空と3つのコンセプトの元、製品をリリースする予定だった。実際に市場に出たのは海を意識したモデルのみである。新CEOは「ジャン・フレデリック・デュフール」。ショパール、スウォッチ・グループ、ユリス・ナルダンあたりで活躍してきた方らしいが、この3ブランドとZENITHは相容れないようなものが多い気がしてならない。

20090612_1.jpg

OMEGAも同じような感じで、一応、伝説的なダイバーズウォッチと言われている「SEAMASTER PLOPROF 1200M」にCal.8500を搭載させてリリース。でも、でかいし重いし...ちょっとマッシブ過ぎて欲しいと思えない。SpeedMasterはアニバーサリーモデルが幾つか。Cal.8500系クロノグラフの開発が完了するまで、しばらく様子見したほうが良いように思う。

20090612_2.jpg
20090612_3.jpg

反面、攻勢がすごかったのがROLEXである。
オフィシャルなモデル名として使っていいのか解らないが、DATEJUSTⅡ。現在の36mmから一気に41mmへケース径が拡大。文字盤も大きくなっているのだろうが、それ以上にベゼルが太くなったという印象が大きい。まだ写真でしか見たことがないのだが、文字盤とベゼルのバランスが不恰好に見えてしまう。36mmのデイトジャストにもレディース向けに新しい文字盤のモデルが登場した。花柄に、ベゼルはダイヤモンドである。今は若い女性も36mm位の時計を見につけている方は少なくないので、これはプレゼントなんかに向いているのかもしれない。だが、91万くらいした記憶が...お金持ちのパパが居る人は、ねだって買ってもらいなさい。

20090612_4.jpg

来るかねぇ...と思わされつつ今回発表が無かったのは、SSのサブマリーナ。YG/SSのコンビモデルが発表された。昨年発表されたSEADWELLER DeepSeaと同様に、セラクロムのベゼルが取り付けられている。しかし派手な色である。

20090612_5.jpg

BASELにあわせるために頑張ったのだろうなぁ...と思うのがBREITLING Chronomat B01。自社製Cal.B01は大量生産を意識した新型自社開発ムーブメントである。まだ私も実物を見たわけではないのだが、あの逆回転防止ベゼル、文字盤上のデザインがどうも気に入らない。デザイン的には従前からあるChronomatの方が好きだが、これから買うのであれば、もう少々お金をためて、こちらを買うことをお奨めする。

20090612_6.jpg

TAG Heuerからは角型のモナコが何種類か出展されていたが、まだコンセプトモデルの段階だが気に入ったのはモナコ24 コンセプト・クロノグラフである。ケースとムーブメントの間にショックアブソーバが搭載され、20mからの落下実験でも全く壊れなかったという。TAG HEUERのいいところは、コンセプトモデルとしてリリースしたものを、数年後、本当にリリースしてくれることである(といっても、Grand Carrera Cal.36 RS2は100万位するわけだが)。

20090612_7.jpg

SEIKOからはリーズナブルな機械式または、スプリングドライブ駆動のクロノグラフ『セイコー ブライツ アナンタ』がリリース。垂直クラッチ搭載の8R28モデルでも\294,000。スプリングドライブ式で\682,500である。これだけの機構でこの価格は、今のスイスマニュファクチュール勢は敵わないと思う。クロノグラフのインダイヤルにパワーリザーブ、日付表示まであるので、文字盤は結構ごちゃごちゃしていそうな印象を持ったのだが、まぁこうしてみるとそんなにひどくも無いか...。しかし、SEIKOのオフィシャルサイトにはあまりいい写真が掲載されていないんだなぁ。文字盤を正面から写した写真が全く見られなかったので、よほどひどいデザインなのかと勘ぐってしまった。

さて、次はSiHHである。

20090612_8.jpg

まず驚かされたのが(本当は筆者は好きではない)パネライである。『Luminor 1950 Marina 3days Automatic 44mm』は自社製キャリバーCal.9000を搭載し、三日間のロングパワーリザーブ。アリゲーターストラップモデルは\682,500。これには驚いた。300mの防水機能を有しながらも、背面がサファイアクリスタルである。これこそ妥当な値付けといえよう。

20090612_9.jpg

IWCも幾つか魅力的なプロダクトがあったが、私が欲しいと思うものは150万超えのモデルばかり。まだバブリーな雰囲気から抜け切れていない印象である。去年発表されたモデルの方が良かったな。機械式水深計を搭載した『AQUATIMER DEEP TWO』は気になる。しかし180万...

以前の記事にも書いたが、やはり価格が極端化しており、中間層が薄くなっている気がする。「ただくれるなら喜んでももらう」が、「自腹を切って金を払う」覚悟を持たせるプロダクトは皆無に近かった。
壮大なテクノロジーを投入したコンセプトモデルもそれはそれで良いのだが、量産化され一般に販売されないと、なんとなく興味が持てないしなぁ。

今年のBASEL出品時計の中で2つほどどうしても気になるモデルがあった。
1つはGLASHÜTTE ORIGINALの"Senator Chronometer"、もう1つはULYSSE NARDINの"Executive Dual Time"。前者はNICOLAS G. HAYEK CENTER内のGLASHÜTTE ORIGINAL ブティック銀座に行けば出会うことが出来よう。後者は...天賞堂か和光にないかなぁ...と思いつつ、Grand Seikoフェアが行われている和光へ行くことに。

20090611_1.jpg

まず18:00で閉店してしまう和光へ行く。BASELで発表されていたGrand Seikoは全モデル展示されている。さらに和光限定Grand Seikoということで、機械式8振動&ブライトチタンモデル(個人的には軽すぎじゃないかと思う。SSの方がいいなぁ)の3,6,9、12時方向のインデックスを数字に置き換えたモデルが用意されていた。けど、Grand Seikoはスプリングドライブモデル以外興味が無いんだよな~。機械式では10振動ハイビートのBASEL出展モデルもあったが、今さらハイビートと言われても...。精度が欲しいならスプリングドライブ買えばいいじゃないかと思ってしまう。「チクタク」と音がしないことに抵抗がありますか?

20090611_2.jpg

スプリングドライブを使用したクロノグラフモデルは秀逸だと思う。SBGC001やSBGC003に搭載されるSeiko Cal.9R86(50石!)はスプリングドライブ駆動でクロノグラフへの動力伝達方式は垂直クラッチを採用。シースルーバックで、かすかにピラーホイールの動きも確認できる。さらにGMT機能とスプリングドライブモデルではおなじみのパワーリザーブメーターまである。クロノグラフ駆動・リセットボタンにはちょっと変わった防水ロックが装備され、リューズはねじ込み式。10気圧防水を誇る。このモデル、まさに全部入りといっても良い。SSモデルで787,500円、ピンクゴールドモデルで2,940,000円。SBGC003は本当に欲しいと思わされたが、これ以上クロノグラフが増えるとオーバーホール自滅してしまいそうなので、自重すべきだろう。面白かったのは、クロノグラフをリセットするとき。帰零するときに「ブルブルッ」とちょっとぶれるのである。自然とそうなったのか、意図的なのか(恐らく意図的でしょうけど)、とにかく面白い動きであるように私には思えた。

20090611_3.jpg

で、目的の"Executive Dual Time"だが...まだ早かったのか、無かった。結構新機能・新素材満載の時計だけに、実際に見てみたかったのだが...。
と言いつつも、和光に行ってよかった。日本ではどこで扱っているのか良くわからなかった"H.Moser & Cie"も取り扱っている。雑誌等ではデザインを見ていたのだが、想像以上に文字盤が大きかった。通信販売が好きな私だが、さすがに時計ばかりはモノを見ず、腕にフィッティングさせてからでないと購入には踏み切れない。いいデザインなのだが、もう一回り小さければなお良かったのではないかと思う。

20090611_5.jpg

そして本命、NICOLAS G. HAYEK CENTERのGLASHÜTTE ORIGINALである。

20090611_6.jpg

GLASHÜTTE ORIGINALブティックへ直行するエレベーターに乗り込むと、店員Sさんがやってきた。
見たいと思っていたモデルは"Senator Chronometer"である。今回のBASELで最も興味が惹かれたモデルである。がぁ!昨日まで展示していたのだが、今日は他に行ってしまったとのこと。超残念。来週、帰ってくるようなので、スケジュールが合えば行くつもりである。戻ってくる日程は電話で連絡してくれるそうだ。

20090611_7.jpg

Sさんも「せっかくいらしたので、他のモデルを手にとって見てください」と、新旧のいくつかのモデルと、ハーブティを用意してくれた。グラスはバカラのクリスタルグラス。カッティングが実に美しい。で、話がはずみ、その間にもどんどん時計が出てくる。"Senator Chronometer"と同じように手彫り彫金、スワンネック緩急針を搭載した時計など、このトレイに載っている時計の総額だけでも1,500万相当のものだろう。"Senator Chronometer"だって350万円前後なので安いわけではないのだが...。ほぼ間違いなく買えないでしょう。でも、レギュラーモデル化されるので、もしかするとそんな機会があるかもしれない...と淡い期待を持ちつつ、銀座を離れたのであった。

20090611_8.jpg

帰り、銀座駅付近にこのような可愛いビルを発見。何のお店なのかまでは確認しなかったけど。

20090610.jpg

以前、期間限定で発売されていた『琥珀エビス』というビールがあった。赤いアルミ缶に琥珀色のビール。味に深みがあった。ようやくビールの「味」と言うものを理解しだした頃に出会ったビールだった。
それまでのビールは、味がどうこうと言うより喉越しが大事だった。かといって発泡酒やその他雑種は、枝豆のような匂いが鼻について飲む気にはならなかった。その頃私が一番好きだったのは、スーパードライである。

このビールには超長期熟成とある。これは深みのあるビールの味が期待できそうだ。と言いつつも、外れると嫌なので購入するのは1本。とりあえず飲んでみる。
先日飲んだ『アサヒ The Master』以上にコクと深みが確実にある。ビール嫌いはまず飲みたくないと思うだろう。後味にも余韻が残り、中々おいしい。一気に胃に流し込むと言うよりは、少しずつ味わいながら飲みたいビールである。

残念なのは350ml缶しかないことと、ちょっと高いところ。ビールが合う食事をするときに用意するのはいいけど、単純にビールが飲みたいときには『The Master』を選ぶだろうな。
ビール好きの方であれば、ぜひとも一度飲んでみて欲しい一品。損はしないと思いますよ。全国数量限定発売のようなので、お早めに。

20090609_1.jpg

20090609_2.jpg

蓮田駅で電車待ちをしていると、「試運転」の看板を掲げたみかけない車両がやってくる。
横には"muetrain"と記載され、車両の中を覗くとパソコンやら測定器具やらが大量に置かれている。

最近、妻から
 「宇都宮線じゃない電車をよく目撃する」
と聞いていた。これの事かもしれない。

何物かと思い、ネットで検索したところJR東日本の研究開発サイトに情報が掲載されていた。『在来線新型試験電車 muetrain』が正式名称らしく、元は京浜東北線で利用されていた209系の改造車両らしい。

20090609_3.jpg

20090609_4.jpg

試験用ということからか、あまり塗装や配線が美しくなく、元の車両の面影がちょっと見えている。

妻の謎もこれで解決することでしょう。

20080717_1.jpg

3/19の見積もりからずーっとオーバーホール(以下OH)に行きっぱなしのRainbow Flyback。今月上旬にOH完了の案内があったので、取りに行った。

池袋東武の時計・宝飾品コーナーは結構奥のほうにあって、行くのが面倒である。しかし、取り扱っているブランドや入っているショップが充実しているので、見て回るだけでも飽きない。このコーナーの奥まったところに、時計専門のサービスカウンターがある。
そこで引換証を提示してRainbow Flybackを出してもらった。新調したベゼルリングを守るためにフィルムが貼られた状態でやってきた。全く巻き上げられて居ない状態なので、修理受付のおじさんが時計を手のひらに向かって叩く。思わず「やめろー!」と言いたくなる(あと3回やったら言ってた)。何だか古くから時計を扱っている人がたまにそうやって自動巻のローターを回転させるのだが、時計に衝撃を与えることになるので、こういう巻き方はするべきではない。しかもRainbow FlybackのEl Primeroは手巻きの機能も付いているんだから、そっちで巻いておくれよ。東武はZENITHの正規店でもあるわけで、こういう対応をするのは信じられない。

で、やってきた時計をまじまじと眺めると、ケースに傷がかなり残っており、ブレスなど小傷もそのまま、全く磨かれていない状態であった。今回依頼したのは磨き込みの\95,000コース(実際には正規品割引でこの6割)を依頼したはずなのだが...。しかし、引換証には仕上げを行う旨が書かれていないのである。どういうわけなのか。
磨きについては、ケースとブレスの双方をしてくれると、東武の受付に電話で確認し、間違いなく行っていただくことを約束したはずなのだが...。やってきたおじさんは「引換証に書かれていないのですが...」との一点張りなので、電話で私と話をした担当者か、ZENITHのOHに詳しい方を呼んでもらうことにした。後からやってきた方は値段を見ただけで理解いただけたようで「これは磨きこみの価格ですね」という。これが磨き済みの状態と言えるか確認したところ、「そうはいえませんね...傷がだいぶ残ってますし」とのこと。もう一度LVMHに差し戻して研磨を依頼することにした。

既にOHから3ヶ月が経過。さらにまた時間がかかるわけか...。ホント、OH等の作業に時間がかかりすぎである。LVMHの修理窓口は同グループに属するTAG HEUER等と一緒の窓口である。ZENITHの技術者が少ないのだろうか?今年のバーゼルフェアの様子を見ると、TAG HEUERにもEl Primeroが載っているモデルが結構出ているので、対応できる技術者も今以上に必要となるだろう。

本当にこういうミスは無くしていただきたいものです。がっかりだわ...

実家の父に時計を返送するため、ヤマト運輸の集荷場へ息子と一緒に出かけた。
息子はヤマト運輸ロゴマークが好きで、配達車両を「にゃんにゃんバス」といい、拠点間配送用のトラックを「にゃんにゃんトラック」と呼んで、道路で見かけるたびに「あ、にゃんにゃんバス」と報告してくれるほどである。
集荷場についてくるのもにゃんにゃんバスが見られるからで「行くかい?」と聞けば、必ず「いく」と言う。

発送の手続きを済ませて、荷物搬入中のにゃんにゃんバスを息子と一緒に見ていると、配送車のお兄さんが
 「トラックすきなの?じゃあ、いいものあげるからちょっと待ってて」
と声をかけてくれた。何かをくれると言うのだろう。前ににゃんにゃんバスが箱に印刷されたボックスティッシュをもらったことがあるので、そのあたりのものかと期待していたら、箱に入ったミニカーだった。ずっしり重い。箱にもにゃんにゃんトラックの絵が描かれている。
で、開けてみると

20090607_1.jpg20090607_2.jpg20090607_3.jpg20090607_4.jpg


結構すごくありません?細かい文字もシールではなくプリントである。ホイールもちゃんと印刷されているし、トミカのミニカーよりも明らかに出来が良い。そしてこれは非売品である。もらった息子は大喜び。これは喜ぶよなぁ。息子を連れてきてよかった。
しかし、配送料として私が支払った料金は\630。このミニカーもらったらほとんど利益無いだろうに...また積極的に利用させてもらいます。

その後、ウィスキーのソーダ割りに使う炭酸水を購入するために近くのスーパーへ。
息子の目的はアイスの購入である。アイスを3つ、炭酸水を1ダース、ビールを2本、ジンジャーエールを1本。全部嗜好品。男らしいと言えばらしいかもしれないが。

20090607_5.jpg

たまたま、最近発売された発泡酒「サントリー 豊か」の説明員の前を通る。すると「試飲用の一缶どうぞ」といってもらった挙句、くじを引いたら小松菜の種(これはハズレらしい。当選すると豊か1ダースとか?)、さらにはウェットティッシュまでもらってしまった。う~ん、今日は色々ともらえる日である。

アイス等の冷蔵用に、スーパーでドライアイスをもらった。家に帰って、水を入れて泡をたててみると、息子は大喜び。アイスは自分が選んだものより、私が選んだものの方がおいしかったようで、分捕られてしまった。最近、息子は大変食べ物に意地汚くなってしまった。
家で車を洗ってるときも一緒(二歳半ですから、何の役に立つと言うわけではないけれど)、風呂も一緒、ご飯も一緒と今日は珍しく息子との時間がとれた。お互い疲れていたのか、とても早い時間に寝てしまった。

20090606.jpg

5/26に発売開始されたビールである。
とりあえず、新発売されたビールは飲むことにしている。最近は「こ、これは飲めねぇ」というようなビールにはあまり遭遇することがない。また、ビールっぽいものを常飲しているわけではないので、「発泡酒」と「その他雑酒」は飲まない。たまに飲むなら贅沢をというポリシーである。

で、このビール。とてもおいしいです。風呂上りのような、体が火照っているときに飲むと、グラス1杯を一口で飲んでしまうほどである。ホップの味や香りが良く出ていて、喉越しもいい。久しぶりと言っていいほど出来のいい新商品。しばらくはまってしまいそうである。

私は350ml缶のビールは「物足りない&何だかちょっと損した気分がする」という理由であまり買わない。もっぱら500ml缶である。最近、ビールとそれに似た飲料の新商品の発表が多いせいか、欲しい商品が無かったり、350ml缶しかなかったりする。私が良く行くスーパーでは、500ml缶のラインナップで一番幅を利かせているのが発泡酒である。ビールは結構少ない。確かに発泡酒の新商品も多いのだが、これだけ置かれていると言うことは発泡酒を買う人がとても多いと言うことなのだろうか?

20090605.jpg

またオークションを利用した大量購入である。
最近、ニッカのウィスキーに随分と高値の価格がつけられず、中々落札できずにいる。「落札価格+送料+振込み手数料等」を含めると、市場の販売価格よりも上回ってしまうことすらあり、ゲンナリさせられるのである。
個人的には、ローヤルと同様のブレンデットウィスキー"The Blend of Nikka"が飲みたいと思っているのだが、落札価格が高くて手が出ない。

さて、今回落札した品物である。
先日も3本落札したサントリーローヤル。あれは現行のスリムボトルである。
ラベルから判断するに随分と古いローヤルである。4つ並んでいるが、一番左のボトルのみクィーンサイズの1,000ml、他の3本が720mlのボトルである。現行の「酉」型ボトルは700mlで、この改変があったのが1997年だから、少なくともそれより前の品物であると言えるだろう。そして、「特級」のような日本酒級別制度の記載がなされていないから、1992年以降の製品であることがわかる。
この当時はまだブレンドするモルトの熟成期間が12年、15年といったように区別がされていないようで、かなり最長15年までの様々なウィスキーがブレンドされているようである。恐らく今の12年よりは高価だったのではないだろうか?
ウィスキーは蓋がコルク固定だと量が減ってしまうという現象が見られるのだが、今回落札した品物にはそのような形跡が見当たらない。

現行のローヤル12年 700ml「酉」型ボトルの定価は\3,000。クィーンサイズが含まれ、ブレンドするウィスキーも熟成期間が長く、微妙に量も多い。恐らくこれよりも高かったのではないかと推定されるが、\3,000換算でも半額程度で購入できた。ラッキーである。
ちなみに「十数年前のウィスキーでも飲めるのか?味が変わったりしないのか?」と心配されることがある。しかし、よほど保存状態が悪くない限りはそこまでの変化は起きない。さらにこのローヤルはボトルが茶色で光を通しにくいため、さらに安心だと言えよう。なお、瓶では熟成が進むことはないので、自宅で長期保管してもあまり意味は無い。さっさと飲もう。

芳香は甘く、味は実にスムース。特級表記されていたローヤルは、普段飲むような酒ではなかったと聞いている。ウィスキー好きにとっては本当にいい時代である。

Brandnew JでJ-Waveの番組をお聞きの世界中の方には全く縁の無い話で申し訳ないのだが、
東京を中心としたFMラジオ局J-Waveで0:00~0:30にかけて放送されている番組である。
私はベッドに入るとともにこの番組を聴いている。番組が終わる前、途中で寝てしまうことも度々ある。(逆に好きなバンドだったりすると目が冴えてしまうほど興奮することもあるが)

この番組では主にJazz系のライブ録音を放送している。それも新旧様々である。30分という短い時間だがCD化されていない音源もあったりするし、
 「あぁ、この曲はこの人たちの曲だったんだ!」
という発見があったりして、知らないライブパフォーマーの曲だからとはいえ中々侮れないものである。
オフィシャルサイトはこちら。放送時に聞き取れなかったアーティスト名や曲も確認できる。便利なサイトである。

20090603_1.jpg

先日のブログに書いたとおり、テレビ版探偵物語(以下、工藤ちゃん探偵物語)をずっと見続けていて、後数話で最終回を迎えるこの時期に、映画版の探偵物語を見てしまった。
探偵役を工藤ちゃん探偵物語と同じ松田優作が演じているので関係しているのかと思われるかもしれないが
 「全く違うものです!」
派手なシャツも着ないし、帽子もかぶらないし、ベスパにも乗らない。辻山秀一という冴えない感じの普通の探偵である。このギャップたるものや...

近日中にアメリカへ移住が決まっている田園調布に住むお嬢様、新井直美(薬師丸ひろ子)の前に突如、ボディガードと監視のために雇われたと言う探偵辻山(松田優作)が現れる。痴漢と勘違いされて直美に嫌われるものの、探偵と言う仕事に興味を持ったのか、ある日の夜、辻山を直美は尾行。辻山が前妻である直木幸子(秋川リサ)と会っているところを目撃する。幸子は勤務先のバーの店長(ヤクザの大親分の息子でもある)と関係を持っており、いつもと同じホテルに入るが、そこで店長は何者かによって殺害されてしまう。同室にいた幸子が容疑者とされ警察も動き出すが、それよりも早くヤクザが元夫である辻山の元に幸子が逃げ込んだのではないかと、辻山の家を急襲する。それに巻き込まれる直美。絶対に殺していないという幸子の濡れ衣を証明するため、直美の探偵ごっこ?のようなものが始まる。

出演は、薬師丸ひろ子(新井直美)、松田優作(辻山秀一)、秋川リサ(直木幸子) 、岸田今日子(長谷沼君江)、北詰友樹(永井裕)、坂上味和(進藤正子)、藤田進(国崎剛造)、中村晃子(国崎三千代)、鹿内孝(国崎和也)、荒井注(赤川晶)、蟹江敬三(高峰刑事)、ストロング金剛(和田)、山西道広(佐藤)、財津一郎(岡野)、三谷昇(ラブホテルのマネージャー)、林家木久蔵(警官)、榎木兵衛(アパートの住人)、清水昭博(若い男)、加藤善博(直美を誘う男)。赤川次郎原作。根岸吉太郎監督。1983年作品。

最近、あまりに笑顔が不自然で怖い役ばかりしているような気がする薬師丸ひろ子だが、さすがにこの時期(19歳だったはず)は可愛らしい。お話的には、退屈なお嬢様がちょっと危険な香りのする探偵業に興味を覚え、大活躍してしまうというよくあるパターン。直美はそんな世界で生きている辻山へ次第に惹かれていく。辻山は大学生に「おじさん」と呼ばれているが、年齢は33歳という設定。ゲ、俺と1つしか違わないわけか。俺もそろそろおじさんとしての自覚をしっかりと持たなくてはいかんね(笑)。

別段悪いところも無いが、そんなに面白いと言えるところがあるわけでもないこの作品。
え?私はどっちの探偵物語が好きかって?
工藤ちゃん探偵物語に決まっているじゃないですか~。

20090602.jpg

『あなたに足りないモノは、何ですか?』

大きく不気味な子供のモノクロ写真に、アナクロ感たっぷりの「塩・コショウ」の文字。こういう前衛的な広告を出すのはキューピーか?とおもったが、全然関係の無い「GReeeeN」の新作アルバムの広告だった。GReeeeNって、歯科医師免許試験で不正があって妙な形で有名になった福島県郡山市の奥羽大学の学生たちがはじめた、徹底して顔を見せないと言う不思議なバンドだったよな? < 合ってる?

アルバムのネーミングといい広告といい、中々のセンスである。やられたと思った。

20090601.jpg

毎月1日は家でやろうシリーズの紹介になっているなぁ。

今回は6月の梅雨らしくこれ。私はあからさまにやられた経験は無いのだが、自動車に水をかけられた経験はある。私が住む蓮田市の道路は実にひどく、いたるところに轍ができている。そこに車が突っ込むことで「ビシャァア」っと吹っかけられる。言わば、蓮田市とドライバーの連係プレーによって発生している。

先日「そりゃねぇだろ」という傘の扱いを見た。
濡れているにもかかわらず、網棚に傘を置いたのである。
当然、下にいる人の頭や肩に水滴が落ちる。ここは下に座っている人、怒っていいシーンだろ!と思った。置いた人は文句をいわれ、傘を取り除いた。
満員電車にだと傘が足に触れ、ズボンが濡れたりする。本当に首都圏の傘事情は大変なのである。

歯のケア対策にはインプラント・矯正歯科・入れ歯などに役立つ情報サイト

定期的に歯のケアをされている方がいます。そのような方々は受診前に歯に関する情報サイトで、知識を吸収しているようです。歯医者さんで、インプラント・矯正歯科・入れ歯などの受診に役立ててください。

MTBlog50c2BetaInner

2010年7月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
MovableType(MT)テンプレート 無料(フリー)
Powered by Movable Type 5.02