今年のBASEL出品時計の中で2つほどどうしても気になるモデルがあった。
1つはGLASHÜTTE ORIGINALの"Senator Chronometer"、もう1つはULYSSE NARDINの"Executive Dual Time"。前者はNICOLAS G. HAYEK CENTER内のGLASHÜTTE ORIGINAL ブティック銀座に行けば出会うことが出来よう。後者は...天賞堂か和光にないかなぁ...と思いつつ、Grand Seikoフェアが行われている和光へ行くことに。
まず18:00で閉店してしまう和光へ行く。BASELで発表されていたGrand Seikoは全モデル展示されている。さらに和光限定Grand Seikoということで、機械式8振動&ブライトチタンモデル(個人的には軽すぎじゃないかと思う。SSの方がいいなぁ)の3,6,9、12時方向のインデックスを数字に置き換えたモデルが用意されていた。けど、Grand Seikoはスプリングドライブモデル以外興味が無いんだよな~。機械式では10振動ハイビートのBASEL出展モデルもあったが、今さらハイビートと言われても...。精度が欲しいならスプリングドライブ買えばいいじゃないかと思ってしまう。「チクタク」と音がしないことに抵抗がありますか?
スプリングドライブを使用したクロノグラフモデルは秀逸だと思う。SBGC001やSBGC003に搭載されるSeiko Cal.9R86(50石!)はスプリングドライブ駆動でクロノグラフへの動力伝達方式は垂直クラッチを採用。シースルーバックで、かすかにピラーホイールの動きも確認できる。さらにGMT機能とスプリングドライブモデルではおなじみのパワーリザーブメーターまである。クロノグラフ駆動・リセットボタンにはちょっと変わった防水ロックが装備され、リューズはねじ込み式。10気圧防水を誇る。このモデル、まさに全部入りといっても良い。SSモデルで787,500円、ピンクゴールドモデルで2,940,000円。SBGC003は本当に欲しいと思わされたが、これ以上クロノグラフが増えるとオーバーホール自滅してしまいそうなので、自重すべきだろう。面白かったのは、クロノグラフをリセットするとき。帰零するときに「ブルブルッ」とちょっとぶれるのである。自然とそうなったのか、意図的なのか(恐らく意図的でしょうけど)、とにかく面白い動きであるように私には思えた。
で、目的の"Executive Dual Time"だが...まだ早かったのか、無かった。結構新機能・新素材満載の時計だけに、実際に見てみたかったのだが...。
と言いつつも、和光に行ってよかった。日本ではどこで扱っているのか良くわからなかった"H.Moser & Cie"も取り扱っている。雑誌等ではデザインを見ていたのだが、想像以上に文字盤が大きかった。通信販売が好きな私だが、さすがに時計ばかりはモノを見ず、腕にフィッティングさせてからでないと購入には踏み切れない。いいデザインなのだが、もう一回り小さければなお良かったのではないかと思う。
そして本命、NICOLAS G. HAYEK CENTERのGLASHÜTTE ORIGINALである。
GLASHÜTTE ORIGINALブティックへ直行するエレベーターに乗り込むと、店員Sさんがやってきた。
見たいと思っていたモデルは"Senator Chronometer"である。今回のBASELで最も興味が惹かれたモデルである。がぁ!昨日まで展示していたのだが、今日は他に行ってしまったとのこと。超残念。来週、帰ってくるようなので、スケジュールが合えば行くつもりである。戻ってくる日程は電話で連絡してくれるそうだ。
Sさんも「せっかくいらしたので、他のモデルを手にとって見てください」と、新旧のいくつかのモデルと、ハーブティを用意してくれた。グラスはバカラのクリスタルグラス。カッティングが実に美しい。で、話がはずみ、その間にもどんどん時計が出てくる。"Senator Chronometer"と同じように手彫り彫金、スワンネック緩急針を搭載した時計など、このトレイに載っている時計の総額だけでも1,500万相当のものだろう。"Senator Chronometer"だって350万円前後なので安いわけではないのだが...。ほぼ間違いなく買えないでしょう。でも、レギュラーモデル化されるので、もしかするとそんな機会があるかもしれない...と淡い期待を持ちつつ、銀座を離れたのであった。
帰り、銀座駅付近にこのような可愛いビルを発見。何のお店なのかまでは確認しなかったけど。


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