先日のブログに書いたとおり、テレビ版探偵物語(以下、工藤ちゃん探偵物語)をずっと見続けていて、後数話で最終回を迎えるこの時期に、映画版の探偵物語を見てしまった。
探偵役を工藤ちゃん探偵物語と同じ松田優作が演じているので関係しているのかと思われるかもしれないが
「全く違うものです!」
派手なシャツも着ないし、帽子もかぶらないし、ベスパにも乗らない。辻山秀一という冴えない感じの普通の探偵である。このギャップたるものや...
近日中にアメリカへ移住が決まっている田園調布に住むお嬢様、新井直美(薬師丸ひろ子)の前に突如、ボディガードと監視のために雇われたと言う探偵辻山(松田優作)が現れる。痴漢と勘違いされて直美に嫌われるものの、探偵と言う仕事に興味を持ったのか、ある日の夜、辻山を直美は尾行。辻山が前妻である直木幸子(秋川リサ)と会っているところを目撃する。幸子は勤務先のバーの店長(ヤクザの大親分の息子でもある)と関係を持っており、いつもと同じホテルに入るが、そこで店長は何者かによって殺害されてしまう。同室にいた幸子が容疑者とされ警察も動き出すが、それよりも早くヤクザが元夫である辻山の元に幸子が逃げ込んだのではないかと、辻山の家を急襲する。それに巻き込まれる直美。絶対に殺していないという幸子の濡れ衣を証明するため、直美の探偵ごっこ?のようなものが始まる。
出演は、薬師丸ひろ子(新井直美)、松田優作(辻山秀一)、秋川リサ(直木幸子) 、岸田今日子(長谷沼君江)、北詰友樹(永井裕)、坂上味和(進藤正子)、藤田進(国崎剛造)、中村晃子(国崎三千代)、鹿内孝(国崎和也)、荒井注(赤川晶)、蟹江敬三(高峰刑事)、ストロング金剛(和田)、山西道広(佐藤)、財津一郎(岡野)、三谷昇(ラブホテルのマネージャー)、林家木久蔵(警官)、榎木兵衛(アパートの住人)、清水昭博(若い男)、加藤善博(直美を誘う男)。赤川次郎原作。根岸吉太郎監督。1983年作品。
最近、あまりに笑顔が不自然で怖い役ばかりしているような気がする薬師丸ひろ子だが、さすがにこの時期(19歳だったはず)は可愛らしい。お話的には、退屈なお嬢様がちょっと危険な香りのする探偵業に興味を覚え、大活躍してしまうというよくあるパターン。直美はそんな世界で生きている辻山へ次第に惹かれていく。辻山は大学生に「おじさん」と呼ばれているが、年齢は33歳という設定。ゲ、俺と1つしか違わないわけか。俺もそろそろおじさんとしての自覚をしっかりと持たなくてはいかんね(笑)。
別段悪いところも無いが、そんなに面白いと言えるところがあるわけでもないこの作品。
え?私はどっちの探偵物語が好きかって?
工藤ちゃん探偵物語に決まっているじゃないですか~。


コメントする