18:00~20:00頃の湘南新宿ラインは実に過酷である。
私は池袋駅から利用しているのだが、まず、グリーン車が停まるホーム位置が遠すぎ(メトロポリタン口周辺)で、発車ギリギリにホームに着いたときにはそこまでたどり着けず、普通車に乗ることがある。今日もそんな具合だった。
ぎゅうぎゅうと詰め込まれて車内に入る。発車寸前に乗り込んだので、出入り口に隣接した場所。後ろには女性がいる。
で、この女性。猛烈な勢いで俺の足に「膝かっくん」を仕掛けてくるのである。吊り輪やポールに捕まることすら困難な状況なのに、なんて奴だ!だが、本当に猛烈な混みようで、一体どんな人が仕掛けてきているのかもわからない。これは赤羽駅まで行ったところで確認するほかない。
で、赤羽。その女性を見ると、立ち寝をしているご様子。立ち寝をすると、深い眠りに入りそうになる一瞬に膝の力が抜けてドキッとする。その力が抜けた女性の膝が、私の膝の裏側を直撃していたわけである。この人、相当眠いんだな。
電車はあの揺れが心地いいのか、満員状態でも眠くなってくることがある(酸素が薄いだけではない)。だが、立ち寝に陥るというのはよほどの状況である(エクストリーム車内熟眠においても立ち寝は特殊点+5000点の高度な技とされている)。満員電車という空間は、あらゆる意味で人の理性をなくしてしまう魔性の世界である。


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