音楽の最近のブログ記事

子供が生まれてからここ数年、私が音楽を聴くのは部屋の中、車の中、iPodの3手段である。
我が家の1階には(引っ越した当初は)音楽や映像を視聴する目的だけの部屋が存在した。今、その部屋は子供の遊び場・寝る場所になっている。AVアンプや大口径スピーカー、6.1chサラウンドが実現されているのだが、これらが全く活用されていない。

大体私が帰宅する時間には息子が寝ているので、この部屋に立ち入ることすら出来ない。自室でも1階にあまり響かないようにそこそこのボリュームにしなくてはならない。大きな音で聞きたければヘッドホンとiPod。そうでなければ車で出かけて走りながら好きな音楽を聴く。私は夜中ちょくちょく出かけるのだが、目的のほとんどはこれである。

ところが今日は珍しく、妻も息子も実家に泊まってくるという。おお、これは中々無い機会。ウィスキーを持ち込んでソファーにもたれかかりながらCDをセット。再生。するとまぁ、なんというひどい音。アンプやCDプレーヤーを良く見てみると、設定がめちゃくちゃになっている。息子の仕業である。何かと動かすところが多いAVアンプなど、格好の遊び道具だったのだろう。
タンブラーに入った氷が解けて、ウィスキーがちょっと水割りっぽくなった頃、ようやく元の設定に戻せた。よっしゃ、聴くぞ!
この部屋は広大な駐車場に隣接しているだけで、近隣の家からは最も離れている(それを狙ってこの部屋をAVルームとした)。今までiPodでしか聴いていなかった曲を聴く。やっぱり違うねぇ。いいねぇ。こういう環境だとお酒も進んでしまうわけで、酔って眠気がやってきた。ちょっとソファーで休むと、空が少し明るくなってきた。

こういうことが週に一度くらいの頻度で出来ればいいのだが...。しばらくは無理だなぁ。

あまり邦楽を聴かない私なのだが、ラジオから流れてくるものは無意識のうちに耳にしている。
そういう曲は大概、私の耳~脳をスルーしてしまうものだが、この曲に限っては妙に歌詞が耳に残ってしまった。というか「作詞者は俺か?」と思えるほど、普段ぼんやり考えていることを適切に歌詞にしている。このような歌詞である。



「HANABI」 作詞:桜井和寿

どれくらいの値打ちがあるだろう? 僕が今生きてるこの世界に
すべてが無意味だって思える ちょっと疲れてんのかな
手に入れたものと引き換えにして 切り捨てたいくつもの輝き
いちいち憂いでいれるほど 平和な世の中じゃないし

いったいどんな理想を描いたらいい?
どんな希望を抱き進んだらいい?
答えようのないその問い掛けは 日常に葬られてく

君がいたらなんて言うかな?「暗い」と茶化して笑うのかな?
そのやわらかな笑顔に触れて 僕の憂鬱が吹き飛んだらいいのに

決して捕まえることの出来ない 花火のような光だとしたって
もう一回、もう一回 僕はこの手を伸ばしたい
誰も皆 悲しみを抱いてる だけど素敵な明日を願ってる
臆病風に吹かれて 波風が立った世界を どれだけ愛することができるだろう

考えすぎで言葉に詰まる 自分の不器用さが嫌い
でも妙に器用に立ち振る舞う 自分はそれ以上にキライ
笑っていても泣いて過ごしても 平等に時は流れる
未来が僕らを呼んでいる その声は今君にも聞こえていますか?

「さよなら」が迎えに来ること 最初から分かっていたとしたって
もう一回、もう一回 何度でも君に会いたい
巡り合えたことでこんなに 世界が美しく見えるなんて
想像さえもしていない 単純だって笑うかい?
君に心から「ありがとう」を言うよ

滞らないように 揺れて流れて 透き通ってく 水のような心であれたら

会いたくなった時の分まで 寂しくなった時の分まで
もう一回、もう一回 君を強く焼き付けたい
誰も皆 問題を抱えている だけど素敵な明日を願っている
臆病風に吹かれて 波風が立った世界を どれだけ愛することができるだろう
もう一回、もう一回


同時期にNHKで放映される北京五輪のテーマ曲もリリースしているようだけど、
こっちは「うぁぁあ、うるせぇ、うぜえ!」と思っていたのだけど、
たまにはいい歌詞書くのねぇ...って、前にいい歌詞と感じたのって
「Tomorrow never knows」だから、何年前だって感じもするが(笑)

私はあまりテレビを見ないので知らなかったが、この曲は『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』というドラマの主題歌だったらしい。
最近はドラマの主題歌として世の中に発表した後にCD化されてリリースってパターンが多いようだが、これもその流れでリリースされたらしい。
確かに、十分に認知させて興味を持たせるって意味ではうまい販売戦略だと思う。

まぁ、機会がありましたら聴いてみて下さい。

直太朗新曲の詞に賛否、コンビニ放送規制
8月19日9時43分配信 日刊スポーツ

 歌詞の内容をめぐり、賛否両論が巻き起こっている歌手森山直太朗(32)の新曲「生きてることが辛いなら」(27日発売)が、一部のコンビニエンスストアの店内放送で使用不可になったことが18日、分かった。テレビ、ラジオや有線放送では「問題ない」と流されている。だが、短時間に出入りする客が多いコンビニは「歌詞の一部だけ耳にする可能性がある」として放送されないことになった。
 賛否が起こっているのは歌詞の冒頭「生きてることが辛いなら いっそ小さく死ねばいい 恋人と親は悲しむが 三日と経てば元通り」の部分。発売前から歌詞について、「心に残る」「過激すぎる」などの声が多数寄せられた。最後は「生きてることが辛いなら 嫌になるまで生きればいい」と締めくくられ、直太朗は「生きることに、自分なりに真摯(しんし)に向き合って作った楽曲」としている。
 テレビや有線放送などでは「問題はない」として流され、直太朗はNHKや民放の歌番組でも演奏する予定だ。だが、一部のコンビニは「不特定多数が、短時間に出入りする場所。歌詞の一部分だけ耳にする可能性があり、無差別に流すのはどうか」と議論に。審査の結果、店内放送としての使用を見送った。
 同曲は直太朗の楽曲の共作者でプロデューサーの御徒町凧(おかちまち・かいと=31)氏の作詞。書いたのは10年前で、生きることに疲れていた友人にメッセージとして贈った詩だった。後日、友人から「元気づけられた」と言われうれしかったという。そのまま、未発表のまま自宅に残していたが、直太朗が御徒町氏の引っ越しを手伝った際にこの詩を見つけ「曲をつけたい」と楽曲制作に取りかかった。
 賛否論争が拡大し、Yahoo!でも「『いっそ小さく死ねばいい』の歌詞は問題があるか」の意識調査が行われた。同調査では、10万件を超える投票があり「まったく問題ない」が46%、「ほとんど問題がない」が21%を占めた。
 直太朗は「メッセージは詩の全体に込められています。一部ではなく全体を聴いてほしい」。所属のユニバーサルミュージックは「社内外で議論した結果、詩の表現として大丈夫という結論に達し、発表することになった」とコメント。20日から歌詞付きの着うたフルの配信開始を行い、曲全体をアピールしていく方針だ。

最終更新:8月19日9時43分



なお、歌詞全文についてはこちらを参照のこと。

個人的には森山直太朗が好きじゃないので、この件と絡めて本当は記事にしたくなかったのだが(他の事件との関連ではなく、この問題のみを考えた記事にしたかった)。もう、ちょっとほっとけないんで書きます。

なぜ、この現代日本では「死」というものについて語ることをここまで忌み嫌うのだろうか。
人が生まれる、そして死ぬ。これは避けられないことだし、特に死はいつやってくるかわからない。何も考えずに(準備もせずに)いきなり死という現実を突きつけられるほうがよほど酷だと思うし、人間、いつ死んでも大丈夫なくらいの死生観を持っておいたほうが楽に生きられるのではないかと私は考えているのだが。
やっぱりや~めた。何故、死がこんなにも忌み嫌われるのかは、別な日に記事にします。この件と一緒にするとまとまらなくなってきた。


『コンビニなどでは、歌詞の一部だけを聞いて誤解してしまう可能性があるので、流さないことにする』
などと言っているが、私には全く理解できないことで気絶しそうである。

本曲の作詞家である御徒町凧さんが書いたこの詩は、どの部分だけを聞いても誤ってはいない。人が生きられる時間の短さ、人が死ねば悲しむが、悲しむだけでは済まされない現実が次々とやってくる。そんなことをしている間にその人の死は昇華され、そして、さほど時間の差もなく何年かすれば悲しんでいた人も死ぬのである。
この世に生きる価値が無いと心から思うなら、死んでしまって何が悪いか。問題なのは死ぬ人よりも「生きる価値すら無い」という世の中のほうにある。その指摘を全くせずに「歌詞に問題がある」などと言っているもの共に一言物申す!
『何でお前ら、そんなに鈍感なんだ!』

生きるために感情を荒げることがあるのも「人」。『何をしても虚しいなぁ』と思いながらも、虚しい中に一縷の希望をもって生きるのも「人」。あまりに生きている時間が短くて、100年も経てば人類の記憶からほぼ忘れられてしまう、それも「人」。
そして、散々ブログ中でわめいていますが、人類にだって、地球にだって、太陽系にだって、宇宙にだって寿命がある。結局私達がやっていること、それは長い歴史からすれば全て無意味であり、それは人類だけじゃなくて全ての生物に言えること。

無意味なのに生きなきゃならない。だから人の生は残酷だ。だが「仕事が楽しい」でも「子供が可愛い」でも、「飯がうまい」でもなんでもいいから、とりあえず残酷だけど生きましょう。ついでに、死ぬってことについても少し考えましょう。「死にたくない」と思えたら、幸せだと思いましょう。「死にたい」と思うなら、話しましょう。私ごときでよければ、いくらでもお相手いたしましょう。

私はこんな時代だからこそ、必要な歌詞だと思っています。もう、ガンガン流せ。でちょっと、死生観ってモノを考えてみませんか?もっと欲を言えば、年間3万人も自殺者を出すこの国をもう少しまともなものにしようと働きかけてみませんか?

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暑い池袋駅をフラフラと歩いていたら、いきなり眼前にものすごく大きな高見沢俊彦さんのポスターが。比較するものが写っていないのでちょっとわかりづらいかもしれないが、本当に半端じゃない大きさである。DS用ソフトの広告に高見沢さん。思わず立ち止まってまじまじと見てしまった。

私は中学生の頃、アル中(The ALFEE中毒)であった。本格的にはやっていた時期からすると、相当遅くから好きになった部類になるだろう(アル中は、私より5歳くらい年上の人に多い)。初期のフォークっぽいものは全く興味がなく(そもそもフォーク自体に全く興味が無い)、ロックに方向性が変わってから好きになった。こういう音楽性の方向転換が良く出来たものだと思う。
メンバーは3人とも個性が強く、非常に面白いと思う。ボソッと変なことを言うボーカルの桜井さん、弾けない曲は無いのか?と思えてくる坂崎さん。そして、そのビジュアルで常に度肝を抜かせてくれる高見沢さん(ライブで使っているギターとかすごいし。あんなんで良く弾けると思う)。普通、バンドというとボーカルが一番色濃く出てきそうな気がするのだが、どう見ても高見沢さんの印象が強烈過ぎるバンドである。

ところで、高見沢さんは1954年生まれ。つまり54歳なのである。全く持って信じられない。この人はいつまでも老いないような気がしてならない。

最近は個々人での活躍をテレビで見ることが多いが、これからも3人で音楽活動を続けていってほしい。そして、じじいになってもこの方向性は変えずにがんばっていただきたいと心から思えるバンドである。

うちの妻はクラシックギターをやっていて、ギター教室のギター合奏団に所属している。
このギター教室主催のコンサートが今日、王子の北トピアで開催されるとのことなので、見に行ってきた。

18:00開演であったが、ちょっとその前の用事が長引き、開演時間には間に合わず。妻の演奏は初めにあったようで、すっかり見逃してしまった。
ウクレレは地味に人気があるようだが、クラシックギターをやろうという人はそれほど多くないようで、元々はギター教室としてはじまったこの教室も、いまやフラダンス教室と化している。ギターコンサートという名前が一応入っているものの、ハワイアンやポリネシアンの演奏やダンスがメイン。見に来ている人たちも、主にそちらを見に来ているようである。まぁね、華やかですしね。

個人的な音楽の趣味を言えば、クラシックもハワイアンもポリネシアンも全部興味が無い。Jazzギターは興味があるのだが、1曲もなかった。ボサノヴァの定番「サニーサイドストリート」が1曲あったくらいだが、アレンジされすぎていてちょっと...というのが本音。

その代わり、余り期待していなかったフラダンスがすごかった。ダンサーの動きもすごいし、その体も...。見せられるくらいだから、全然太ってなどおりません。綺麗に小麦色に焼かれていて、もう美人ばっかり。まさに見せるために自分の体に磨きを掛けているんだねぇ。おそらく、40代くらいの方も含まれているのだと思うけど、そういう意識を持つことで、これだけの美しさを保てるものだと関心しました。

帰り、ギター合奏団の仲間二人と中華料理屋さんで食事後、隣にあったオープンカフェ式のバーで妻と久しぶりに飲む。
思い返してみると、妻と外で飲むときにバーを使った記憶は全く無い。珍しく息子も居ないことだし、色々なことを話す。私はキールとフォアローゼスのブラックをロックで頂く。今日は保護者(妻)が居るから酔えるかなぁとも思ったが、宇都宮線の終電は早いので、22:00頃には店を出た。

今日は、隅田川の花火大会だったらしい。浴衣を着た女の子を良く見かけた。
 私「あの女のこの浴衣、かわいいよね?」
 妻「そうかなぁ...」
 私「じゃあ、あの子は。あの色も良くない?」
 妻「そう?あんまり好みじゃないなぁ」
私と妻のファッションに対する見方は、いつもこんな具合である。
妻は結構古めかしい感じのものが好きで、私は新しい、今どきのデザインのものがすきなのだ。

まぁ、二人の感性が少し違うって方が、新しく学べることが多いという利点もあるんだけどね。

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今日はバイオリニストの川井郁子さんのコンサート。仕事に行ってしまうと19:00の開演に間に合うか微妙なので今日は有給取得。タイミングよく義理の父母の家に義理の母の親戚が来ていたので、妻と息子と一緒に挨拶をしながら昼食をとる。客人と酒宴になるのだが、夜のことを考えるとあまりお酒を飲みすぎるわけにはいかない。最近、昼間に飲む酒は体に残ってしまうのである。酒の効き方で年をしみじみと感じてしまう。

18:00頃に家を出て、川口駅へ。会場の川口リリアホールは西口からすぐである。音楽ホールは4F。600席の会場で、ステージの中央には大きなパイプオルガンが置かれている。先着順の全席指定であったが、私の席は結構後ろのほうであった。近視の私にとってははなんとも微妙な距離である。もっと早くチケットを購入すべきであったか?開演時間に近づくにつれ席が埋まり、600席は全て埋まったようである。
今日のコンサートの演奏者は川井郁子(ヴァイオリン)、フェビアン・レザ・パネ(ピアノ)、天野清継(ギター)の3名である。天野さんのエレキギターの演奏は見たことがあるが、アコースティックギターは初めて。川井郁子さんの曲にはラテン調のテンポの速いものがかなりあるので、すばらしいギターテクニックを堪能できた。
手渡されたプログラムに書かれた曲はメジャーなものが多く、演奏曲は10曲ほど。「何だか少ないな…」と思ったら、まだ未発表の新曲をたくさん聴かせてくれた。現在収録が行われているもので、曲名も「仮名」で発表。ゆったりとした雰囲気の曲もあれば、情熱的なものもあり…川井さんらしい魅力的な曲がたくさんあり、近々発売されるという新しいアルバムも楽しみである。
ストラディ・ヴァリオスで演奏される曲はとても美しい…そしてそれだけではなく、演奏する川井さんも本当に美しい。ただ、少し痩せたかなぁという印象。出産すると太るものだとばかり思っていたのだが…。
聞き入っているうちに2時間の演奏はあっという間に終了。とても楽しめました。

私は毎日ニュースを見る。テレビで、新聞で、Webで、ラジオで…。この行為に何も考えはない。習性として見ているというところだろうか?

井上陽水の「傘がない」という昔の曲。井上陽水ではなく、UAや中森明菜がカバーしているのでそれで聞いたことがある方もいると思う。その冒頭の歌詞

 都会では自殺する若者が増えている
 今朝来た新聞の片隅に書いていた
 だけども問題は今日の雨 傘がない

これがどうも私の心を捉えて仕方がないのである。

色々な社会問題をニュースで聞いたり、ドキュメンタリーで見ることが多い。だが、本当に私自身が主体的になって取り組んでいるような社会問題は皆無に近い。結局のところ、明日の天気がどうなのか?そして、雨であれば「傘がない」ことの方がよほど自分にとって大きな問題である。

 行かなくちゃ 君に逢いに行かなくちゃ
 君の町に行かなくちゃ 雨にぬれ

 つめたい雨が今日は心に染みる
 君の事以外は考えられなくなる
 それはいい事だろ?

雨にぬれながら考えることは、これから会いに行く君のこと。雨にぬれながら、自殺者の増加という社会問題を考えることはほとんどありえない。傍観者にしかなりえない自分の事を仕方がないと思い、そして自分が主観的になれる人を愛したり思ったりする気持ちにばかり心は奪われていく。それはそれでいい。
だが、ならばなぜ私はニュースを見るのだろう?社会問題にそのときばかり心を痛めたりしているのだろう?
どうもわからない。

そこそこ有名なアーティストならば、リリースすればほぼ確実に多く売れるベスト盤。大ファンというほどでもないアーティストの場合は非常にありがたいが、熱を入れているアーティストがこれが発売すれるとちょっと頭にくる。特に「ベスト盤専用アレンジ」の曲や「ボーナストラック」が含まれていたりすると、非常に悩まされる。また、CDといったものは収集の対象にもなりやすい。ジャケットの写真もみたい…などという理由で、ほとんど持っている曲ばっかりのCDを買う羽目になったことが私にもある。
そんなベスト盤だが、インターネット上の各Music Storeのおかげで、今後は売れ行きが減少するかもしれない。理由は聞きたい曲のみを1曲単位でダウンロードし、購入できるからである(このビジネスモデルのおかげで、米国のタワーレコードはこれが元で倒産してしまったしなぁ)。
しかし、実体をリアルに手に取ることが出来ないモノというのは所持している感覚が希薄で、なんとなく頼りない、心細いような感じがする。あ、これはダウンロード販売された音楽のデータのことを言ってます。まぁCD-Rなりに焼けば実体になるのだが、専用のジャケットがあるわけではなく、あくまで普通のCD-R。コレクション対象としての魅力は希薄である。Music Storeで購入した場合、専用のCD-Rプリント用の画像と、印刷して切ってホチキス止めすれば歌詞カードになるようなものを一緒にダウンロードさせればいいのかもしれないが、所詮素人仕事。でも、無いよりマシか?
最近はどうなっているのかわからないが、ATRAC3のように「移動のみ、複製不可」な形式のデータは、著しくユーザーに不利益を与えるので勘弁いただきたい。携帯電話の着メロも、機種交換後要際ダウンロードのようなのはどうにかして欲しいものだ。
今後、このようなビジネスモデルが普及すると、1曲に対する値づけの方法も変わるかもしれない。ダウンロード数の多寡により価格が上昇するなど、ランキング=価格のようなモデルも考えられる。そうすると、マイナーなアーティストにもビジネスチャンスを与えることができる。これ以外にもどんなビジネスモデルが出来るのか、楽しみである。

あー、Gマイケルがまた薬物所持で捕まったそうで…はぁ。
一昨年にアルバムPatienceが出たときに「あー、何年ぶりだー。待たせすぎだよぉ」と本気で喜び、次作を楽しみにしていたのに…。はぁ。寂しいなぁ。

sadeの名曲なのだが、日産ティアナのCMにSmooth Operatorのアレンジバージョンが使用されている。本来の曲はもっとメロウな印象の曲なのだが(いわゆるsade調)、これは非常に明るくテンポがスムーズで明るい印象。ティアナのブランドイメージである「モダン」という言葉に非常に合う曲だと私は思う。で、歌っているのはSadeでは無く、Basiaである。ちなみにこのCMの前はMatt Biancoの曲が採用されていた。BasiaとMatt Bianco、この両者の間には親密な関係がある…っていうか、BasiaはMatt Biancoの元ボーカルなんだよな。Basiaのアルバムはここ数年出ていないが、Matt Biancoの割と最近のアルバム「Matt's Mood」にてボーカルとして返り咲いている。私はBasiaもMatt Biancoも好きなので、元に戻ってもっとアルバムを作ってくれればうれしいのだけど。
で、日産ティアナのCMにSmooth Operator、非常にいい曲なので販売されているのならば即買いしたい。同じような思いの人が結構居るようで、googleで検索してヒットしたページを見ると「発売されていないのが非常に残念」と記載されている記事を見かける。日産は過去にCMで使われた曲だけを集めたCDを発売したことがある。こういう方式になるのだろうか?それだと聞きたい曲も、聞きたくない曲も一緒に入っている上に、高い。嫌だな。次のMatt Biancoのアルバムに入っていてくれとうれしいのだけど。

倖田來未(なんて変換しにくい名前だ…)のsomedayという曲をiPodで聞いていた。4月前までテレビ朝日で木曜20:00から放映されていた「京都迷宮案内」の主題歌だった曲である。
その曲の歌詞は「いろいろあって付き合っていた人と別れたけれど、またどこかで笑顔で合いたいですね」というようなもの。何だか私の心にグサリと刺さります。
あまり長期間付き合った人というのはないのだが、その数だけならそこそこ多い。まぁ、要するに付き合ってみると「ろくでもない男」だったと言うことが発覚するという感じである(今の妻ははじめから私がろくでもないことを知っていたから、長く付き合えて結婚もできたのだろう)。そして、別れた後は全く接触をとらないようにしている。そのわけを正直言えば、付き合ったことがある人と友達になると言うようなことができるほど私の心が広くないから。要するに自己防衛なのである(といいつつ、写真やメールは中々処分できない。自宅の押入れの中に封印されている。どうも過去のこととして全てを処分することが出来ないでいる。)
だからこの曲のようなことが出来る奴はいいなぁと正直思った。だが、私はその人の記憶の中では最後にあったままにしておきたいと思っている(それと、妻と付き合いだしてから私は10kgも太ってしまったのである。その姿は見せたくないなぁ)。この曲を聞きつつ「あの人は今は何をしているのだろう?」とか、「結婚したのかなぁ?」とも思うようになった。付き合っていた時間においては、どれほどの私の親友であっても知らないような2人だけの出来事が必ずある。ちょっとした旅行にも行ったし、一緒にご飯を食べたり、一緒に話をしながら道路を歩いたり。それがたった一言で全て過去のものに変わる。そして、二人で過ごす未来もなくなる。だが、二人の間であったその間のことを共有できる人は、過去に付き合っていた人だけなのである。付き合っていた当時、何か夢を持っていた人もいたし、結婚して幸せになりたいと言う思いが強い人もいた。そうしたみんなの夢が叶ったのだろうか?それはひとしれず知ることができるなら、知りたいものだ。
ここ6年以内位まで付き合っていた人に合うのは、さすがに御免被りたいが(完全消化しきれてない。消化中。会うと消化不良になりそう。)それより前の人たちがどうなったのかと言うのは興味がある。例えば10代の頃に付き合っていた女性。クラスが一緒なので同窓会をすればおそらく会うことにはなるだろう(3年ほど前か、実家の方で同窓会があったのだが、私は専門学校の講師の仕事が抜けられず、止む無く欠席した。その時、その人は出席していたそうだ。)。おそらく、この人とならば、会ったとしても「今はどう?」と話をすることが出来るだろう。
そのとき、この曲の歌詞のように笑顔で会うことが出来るだろうか?笑顔は難しいかなぁ。

この春からNHKは21:00~22:00にニュース番組を放映している。その関係上、21:00に始まっていた番組は一斉に放送時間帯、曜日が変更になった。元は金曜日の21:15から放映されていた「金曜時代劇」が木曜日の20:00から「木曜時代劇」として放映されている。
木曜時代劇は大体、7週おき位で新番組となる短クール。現在放映されているのは「柳生十兵衛七番勝負 島原の乱」という番組で、村上弘明が、主役柳生十兵衛を演じている。この方も最近は時代劇でばかり見るようになった。この方が結構ヒットするようになったのは「必殺仕事人」シリーズからであると思うと、時代劇向きなのだろう。つい先日終わってしまったでは「八丁堀の七人」の与力、青山役。準主役だ。またそのうち始まるだろうが、「銭形平次」では平次の役をやっている。
時間が変わってからちょっと見逃し気味になってしまったが、この柳生十兵衛シリーズは結構面白い。話もいいのだが、十兵衛と毎回変わる準主役との決闘シーンが中々良い。暴れん坊将軍やら、水戸黄門のように大多数を1人で相手にするということはあまり無い。まさに1対1の対決で、リアリティが感じられる。決闘シーンではカメラの配置を工夫したり、画面を分割してお互いの姿が見えるようになっており、見ているこちらも緊張する。
島原の乱の前にも1クールやっていたことがあり、そのときのエンディングテーマは松田優作の曲だった。あまり番組にあっている感じはしなかった。今回はは伴都美子という方の「鵺の鳴く夜」という曲が使われている。非常にいい曲だがタイトルの鵺(「ぬえ」と読みます)とは何なのだろう。調べたところ
「平家物語などで、源三位頼政に射殺されたという怪物。頭は猿、体は狸、尾は蛇、脚は虎に、それぞれ似ていた。または、そのように得体の知れない人物のこと。」
とのこと。確かに字画を見るだけで得体が知れない感じがする。伴都美子とは聞いたことがないアーティスト。こちらについてもよくよく調べると元Do As Infinityのヴォーカルであることが判明。とりあえず「鵺の鳴く夜」が入っているアルバム「Farewell」を購入してみる。今日は一日中、iPodで聞いてたが…いいじゃないか!作詞家を見ると岩里祐穂の名前が!はぁ、私が好きになってしまうわけだ。この方のおかげで今井美樹のCDをどれほど買ったか…
私、あまり邦楽を勧めることはありませんが、これはよいかも。

彼の曲は色々なところで不思議と聞いているもので、ラジオなんかで曲が流れると、その曲をよく聞いたときの情景が戻ってくる。今日、ラジオから「北風~君にとどきますように~」が聞こえた。この曲を聞くと十四年前に文化祭のパンフレットを作っていた自分を思い出す。
別段好きだと言うわけではないのだが、私のiPodの中にも彼のアルバムが数枚入っている。
彼の曲は物語のようになっており、しっかり聞いていると結構面白い。また、声に特徴があり、歌手としては非常に恵まれていると思う(小田和正や山下達郎もそうねぇ…と感じる)。彼は自分の曲と詩だけではなく他の方にも提供している。こういう仕事は働けば確実に成果が出るようなものではないから、楽曲を作ると言うことはそれが「好きなこと」であっても結構なプレッシャーがあったのだろう。
魅力的な曲、歌詞で評価が高まったが、1999/8に覚せい剤所持・使用で彼は逮捕された。今までのキャリアを一気に失った。覚せい剤を使わないと周囲の期待に応えられないくらい彼は追い込まれていたのだろう。だから彼にとって、この逮捕は必要だったのだと思う。そのまま続けていれば廃人になっただろうし、このような手段でいい曲を作り続けることは無理だろう。
逮捕後にも根強いファンは彼を支え、また多くの業界人も彼を助けるために手を差しのべた。そして、力を抜くことを覚えてから、昔以上にいい曲や詩を書くようになったと思う。頼むからまた薬に手を出すようなことはしないで、出来る範囲で、自分のペースで仕事をしてもらいたい。彼の書く歌詞には「自分に対して言い聞かせること」が含まれている。私もそれでいいんじゃない?と思う。

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