実はこの頃(そしてこの歳…)になって、この番組にはまっている。
埼玉県ではテレビ埼玉で月曜19:00~放映されているのだが、どういうわけか常に一ヶ月放送が遅れている。時節を感じるコメントが入ると、違和感を感じることも少なくない。
放映開始は1988年3月5日。かなりの長寿番組である。制作は大阪のABCテレビ(朝日放送)で、同系列のキー局である東京のテレビ朝日が制作しているわけではない(どういうわけか、東京ではTOKYO MXテレビがこの番組を放映している)。そのため、全国放送されてはいるものの、放送しているテレビ局はバラバラである。福島県では福島放送が放送している。金曜深夜に放映されており、夜更かしばかりしていた学生時代に良く見ていたものだ。
ご存知の方も多いと思うが、この番組は視聴者からの依頼を探偵局員(主に関西系芸人)が調査し、その結果を発表するという番組である。その調査依頼は「俺も…疑問に思っていた」とか、「非常に興味がある」のように非常に共感できるものが多く、また「そこまでやるか?」と感じさせられるほど徹底している。探偵に関西系芸人が多いこともあってか体を張った調査が少なくなく、感心してしまう。自分も若い頃は好奇心が旺盛で不思議なこと(でも、体外くだらない事ばかり)を徹底的に調べたりしたものだが、探偵のこうした姿を見ると若き日の自分に戻ったようで、何だか元気にさせられる。
探偵局員以外には探偵局長(西田敏行)、秘書(岡部まり)、顧問が登場し、調査内容についてコメントを述べる。2000年4月までの探偵局長は上岡龍太郎で、関西芸人を束ね叱咤激励する大きな存在であったが、上岡龍太郎の芸能界引退と共に探偵局長も引退。後に局長不在のままの時期がしばらく続き、2001年1月から西田敏行が探偵局長を務めるようになった。私が福島で見ていた頃は上岡龍太郎が探偵局長で、最近見て…しかも西田敏行に変わったと知って、初めは少なからず違和感を覚えた。理由は西田敏行が関西圏とは近くない人間に見えたことと、前探偵局長のように毒舌で探偵局員をやり込めるような姿勢が彼には見られなかったからである。しかし、ちょっと感動すると涙ぐむところ(最近は、感動しそうな調査の場合、VTRを見る前に既にハンカチを持っている)や、彼流の比較的やさしい調査評も中々良く、私には上岡時代よりも面白くなっているとすら感じられる。「コテコテの関西流が好きではない視聴者も楽しめる」形にしたことには、高い功績を感じずには居られない。
調査内容にも小ネタや沖縄ネタなど定番のものがいくつかあるが、その中でも私が好きなのは(元)辻学園調理・製菓専門学校主任の林教授が滅茶苦茶な食材を、何とか食べられる形に変えていくという「林先生シリーズ」である。上のYouTube動画はその中でも非常に完成度が高いと(個人的に)思っている「巨大シジミを料理」の回である。
林先生は現在、辻調理師専門学校を退職され、西川きよしの娘と結婚、時々、顧問としてナイトスクープに出演している。また未知な食材に挑戦してほしいと願うものの、顧問という立場ではもう難しいのかなぁ?
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