写真の最近のブログ記事

皇居の周辺の職場で仕事をしている私。周囲には様々な名所があるのだが、私はろくに行ったためしがない。結局のところ、会社に行く前には会社へ向って急いでいるだけ、会社から帰るときにはあたりが既に暗くなっているし、家路を急ぐだけである。
結局のところ、ゆっくりと周囲を見て回る時間など無いのである。何だか悲しい話だが。

今日はちょっとばかり外出があったので、遠回りで帰ってきた。出発地は市ヶ谷の三番町。ここから皇居を突っ切り、国立近代美術館の前を通って、会社に戻るというルートである。
こんな1時間程度の散歩でも、カメラ一つ持っているだけで面白さが変わってくる。もっと写真を撮っているのだが、あまり面白みも無いものが多いし、ピックアップで紹介。

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この周辺には大使館が結構ある。ここはローマ法王庁大使館。

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大使の邸宅がこちら。この周辺の家屋よりもよほど日本的であるところが何ともいえない。敷地も広大で、実にうらやましい邸宅である。

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もう少し歩くと、民家を創作・染色品の販売、展示をする店に遭遇。SALEといわれても、相場がわからないので何ともいえないのである。

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皇居と千鳥が淵の間の道路を歩いていくと、目の前に東京国立美術館が見える。

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その隣を通る高速道路が何ともうるさい。風情ぶち壊しである。

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今日の展示は『染めの夫妻陶芸コレクション リーチ・濱田、豊藏・壽雪』とある。が、陶芸について無知な私には誰の何なのかがさっぱりわからない。が、建物が非常に立派なので、これを眺めているだけで十分楽しめる。

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元々は近衛師団司令部庁舎だったらしい。皇居に近いこの場所、そして凛々しい印象があるたてものは、近衛師団のイメージにぴったり合う。

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この建物の外には馬に乗る軍人の銅像がある。モデルは『北白川宮能久親王』詳しくは下の画像を参照のこと。

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皇居周辺にはこのような銅像がたくさんあるが、ここまで躍動感があるものは珍しい。

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と、こんな散歩で1時間というところ。次は皇居がある南側を回ってみたいけど、いつ実現できるかな?

先日、オークションで落札した妻用デジカメが、完全に息子の遊び道具と化している。このままでは壊れるのも時間の問題である。
そこで、安いデジカメを息子用に買ってあげて、被害を最小限にしようと考えた。

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大宮のsoftmapで異様に安い中古デジカメを発見。ジャンク品扱いのものだったが、デジカメの機能には全く問題ないし、ちょっと壊れている部分も私で直せるレベル。ということで購入したのがCanon PowerShot A80。記録媒体は最近あまり見かけなくなってしまったコンパクトフラッシュ(以下CF)。私がメインで使用しているNikon D70の記録媒体もCF。512MBのCFを使っていたが、今回1GBのCFを購入し、既にある512MBのCFを息子にあげることにした。しかしこうした製品も随分と安くなったものだ。

PowerShot A80のウリはバリアングル液晶だと思う。画像確認用の液晶ディスプレイが可動・反転し、様々なアングルから写真を撮ることができる。子供が使うということで、ヒンジが少し弱そうなところが気にかかるが...。使ってみると意外と面白い。まず自分撮りができる(これは携帯電話的感覚)し、撮影しにくい場所でも、結構撮影できてしまう。面白い。ちょっと息子にあげるのが惜しい感じもするが、まぁ、そういう撮影をするときに借りることにしようと思う。
このモデル、2003年の製品なんだなぁ...まだあの頃は400万画素クラスが定番だったのか。デジカメの技術革新の早さにあらためて驚かされた。オートフォーカスが若干遅いものの、結構きれいに撮影はできる。これで息子は前衛的過ぎて良くわからない画像を大量に生み出すことでしょう。

第二子の写真は第一子に比べて枚数が少なくなることが多いらしい。
気持ちはわからんでもないが、同じように愛情を注いで育てていても、そういう余裕が無くなってしまうんですな。自分に第二子が出来てよくわかった。

妻は今でも私のお下がりの一眼レフカメラを使っている。デジタルではない。銀鉛フィルムのカメラである。PENTAXのMZ-5。悪いカメラではないが、現像することを考えるとそう気軽に撮影できない。そして、現像されていないフィルムが次第に貯まっていくのである。
最近はカメラやさんにメディアを挿入するだけで簡単に印刷してくれる機器が並んでいる。現像の工程がない分、銀鉛フィルムの現像よりも安いほどである。クォリティは...銀鉛の勝ちのような気がするけど。
紙焼きするのも楽になったから、妻もデジカメが欲しくなったらしい。ポケットに入るくらいの...そう、私が使っているIXY DIGITAL 20 ISと同じくらいのサイズのもの。\12,500という破格の価格で入手したわけだが、今、同じ店に行ってもこの値段では売っていない。妻もあまり高いのはちょっと...と言っているし。こういうときこそ、オークション。

いくつか目ぼしいものをピックアップし、価格上限を決めて入札(何か物を購入するとき、私の行動は異様に素早くなる)。
「上限超え~ダメー!」
と連呼する中、ほとんど新品に近いのに値段があまりあがらないカメラがある。PENTAX Optio S10

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店頭展示品だったらしく、付属品は全てついている。
ちょっと高めの入札上限額にして終了間際に見守るが、誰も入札してこない。結局、\6,500で落札。やった!
っていうか、IXYよりも画素数多いし、液晶大きいし。で、半分の価格ですか...。十分安かったIXYが今日は妙に高く感じられるぜ。

これで妻が文緒の写真をたくさん撮ってくれるでしょう。あ、SDHCカードも買わなきゃ...

会社から日本ROLEXへ向かう道のりを、天気がいいので歩いてみることにした。
数日前までは東京マラソンにむけたランナーの良い練習場であった皇居外周も、今は走る人が少なくなっている。

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今日も武道館ではどこかの大学の卒業式があったようである。北の丸公園の清水門からぞろぞろと人がやってくる。皆、九段下駅のほうへ向かうので、人ごみに逆らうように歩く。

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しばらく南下すると竹橋周辺に着く。ここでやはり見上げてしまうのは毎日新聞のビルである。新聞の発行部数は減少の一途をたどるそうだが、新聞社自体のその存在感というものは大きく感じられる。

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毎日新聞社のほぼ斜め前にある平川門。

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堀を見ると水鳥が二羽じゃれあっているのが見える。これも春ならではの光景だね~。

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もう満開に近い桜を発見。

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そのアップ。背景のビルがいい具合に写っています。

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咲いている花の前では、観光に来た方が集合写真を撮っています。私は散歩中、3人の方に撮影をお願いされました。道を聞かれたり、写真をお願いされたりするのは日常茶飯事。何でだろ?

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白鳥?まだこんなところにいていいのか~?

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桔梗門周辺。本当に皇居は広い。今年は地価が下落していると聞くが、この敷地全体でどれほどの額になるのだろうか...と俗物的なことを考えてしまう。

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皇居の反対側を見ると、東京駅の真正面になる。

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東京駅は現在改装中。

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何でも、戦災で消失した丸の内駅舎をの復元工事をするとのこと。ただ復元するだけではなく、免震構造になるそうだ。2010年に完成予定。

以上、北の丸公園から皇居まででした。

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『たかがメインカメラがやられただけだ!』

あ、言ってみたかっただけです(笑)。
このせりふを聞いただけで何のことか理解する人もいるかと思うが、その人はかなりのガンダム野郎です。
ちなみに私のメインのカメラ(D70)がやられてしまったわけではない。あ、でもCFカードの認識が微妙で貴重なシャッターチャンスを逃すという失態をおかしたりしてるけど。

ようはポケットに入るサイズくらいのデジカメが欲しかったのである。確かにデジタル一眼レフの画像は綺麗である。だが、これがどこでも持ち込めるかといえばそうとはいえない。写真を撮るつもりで出かける時などはいいのだが、ブログ用のネタはD70を持ってきていないときに限って出現する。乗馬の時も困る。自分が乗った馬を撮影しようにも、あの大きなカメラを持ったまま騎乗するようなことは出来ない。
こういう用途のカメラは携帯電話についているものに任せようと思っていた。確かに私が使っているD905iのカメラは手振れ防止機能も付いていて、画素数も高い。しっかりとピントを合わせることが出来るのだが、色の再現性にどうも問題がある。撮影した画像のヒストグラムを見ると一目瞭然なのだが、ハイライトとシャドウ部(特にシャドウ側)の色にメリハリが無く、ねむい感じになる。Photoshopで修正すればある程度改善はできるものの、何だかなぁという感じである。また、ズーム機能を有さないことも痛い。

で小型カメラを物色していたのだが、10代のころに初代IXY(デジタルではなく、APSフィルムの銀鉛カメラ)のデザインにマジ惚れして即買いした私にはやはりあのデザインが忘れられなく、必然的にCanon製品が最有力候補となった。DIGICエンジンのおかげで発色がいいと聞いているCanonの製品。デザインで惚れて、さらに価格で惚れたのは「IXY DIGITAL 10」。初代IXYのデザインに極めて似ている。がぁ、しかぁぁし!手振れ防止機能がこのモデルには搭載されていない。ああ、ダメだ。小さいカメラで手振れ防止が無いなんてダメだ。そんな的確なホールドできるわけ無いよ。
というわけで、仕方ないよね...って具合に上位モデル「IXY DIGITAL 20 IS」を購入することにする。このモデルはボディカラーに5色のバリエーションを有しているのだが、人気色と不人気色があるらしく、色によって値段が異なっていた。一番安かったのがホワイト。ホワイト嫌いじゃないし全然いいじゃない...と思い購入。購入価格はなんと\12,500(新品です)。猛烈に安い。私は自分の目を疑った。

値札を見たとたんに気絶し、記憶を取り戻すと既に手にはIXYとレシートを持っていた。

早速使ってみる。デジタル一眼のように複雑な機能があるわけでもなく、ボタンも少ないので使い方はすぐに把握。良いと思った点を挙げると

  • 起動がものすごく早い。シャッターチャンスを逃がさない。
  • D70程ではないが、それでもAFのスピードがかなり速い。顔認識でも結構速い。
  • 液晶ディスプレイが大きい(いや、他のモデルに比べて特別大きいというわけではなく、D70が小さすぎるからそう感じるのかもしれない)
  • ポケットにちゃんと入るサイズ。毎日持ち歩いていても苦にならない。
  • やっぱりデザインが最高。

逆にうむむ・・・な点を挙げると
  • 電源を入れた直後は必ずオートフラッシュになってしまう。前に設定した内容を記憶していて欲しかった。
  • 記憶媒体にSDカードを使用しているが、通常のフォーマットとは違うようで、撮影データが含まれるカードをSDカードリーダーに読ませても画像が表示されない。付属しているUSBケーブルを介さないとパソコンへ写真データの転送が出来ない。
  • 広角側が弱い。
  • 傷が付きやすいポリッシュ仕上げになっている部分が多いので、ケースはディフォルトでつけて欲しかった。
そんなところだろうか。

でもねぇ...この価格ですから。我慢しますよ。デジカメもこんなに安くなられちゃ、儲からないよねぇ...ホント。

昨日の酒が少し残っているので、一度シャワーを浴びる。
今日、明日と岩手へ旅行に行く予定。向かう場所は鶯宿温泉と、日本三大鍾乳洞に数えられる龍泉洞の観光...しか~し!その二つをよりも最も重要なことがある。それは、小学校時代の同級生、中学校の頃は憧れの人であったF.Iさんと会うこと。わくわくしますねぇ、ほんと。

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ずっと雨が続いたのに、今日は急な晴れ間。本当にドライブ日和である。

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予想以上の親戚訪問で、彼女に渡すお土産が尽きてしまったので、仙台の藤崎で買い物をしようと考える。なんとなく国道4号線を北上していたら、昔よく走ったその思い出が蘇ってきてしまい、高速に乗りそびれてうっかり、仙台まで行ってしまった。
藤崎では何を送ろうか、本気で悩む。お子さんが居るから、出来れば焼き菓子なども入れたい...藤崎には私が好きなWEDGWOODが入っているのだが、お茶というより食器等がメインで、あらららら...という感じ。お茶やお菓子は品揃えがそんなに良くない。そこで、別なブランドのもので、セットを作ってもらう。緩衝材がエアクッションなのがちょっと悲しかった。

そこから高速目指して走り出すが、仙台南ではなく、仙台泉をカーナビに案内される。別にいいか...と思って走ったところ、渋滞に遭遇。高速に乗るまでに随分と時間を要してしまった。
龍泉洞へは今日向かう予定であったが、カーナビの情報によると盛岡から2~3時間かかるらしい。どう考えても間に合わないので明日行くこととし、今日は温泉に入ってゆっくりしようと思う。

高速を盛岡ICで降り、雫石方面へ国道46号線を走る。雫石駅近くで御所湖方面に道路を逸れる。日が沈もうとする御所湖周辺の景色がとても美しく、途中で車を止め、その様子をファインダーに収める。実に綺麗な景色で、しばし放心する。

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御所湖の橋をいくつか渡り、鶯宿温泉方面へ。恐ろしいほど店が無く、暗い。

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今回お世話になった宿は、南部富士見ハイツという何ともホテルらしくない名前の宿。アパートとかみたい。

大きな地図で見る

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客室はこんな感じ。まぁ、十分な広さである。パソコンが2台もあるのは気にしないでおいてほしい(笑)。
中々評価できるのはお風呂。もちろん温泉。朝や日中、夜の一部の時間は日帰り湯として提供しているだけのことはあり、非常に清潔で広い。大浴場、露天風呂以外にミストサウナがある。しかも寝ながらミストサウナには入れる。風呂用のELGINの時計を持ってこなかったことが大変悔やまれるが、相当な時間入っていたことだろう。とても気持ちよかった。
チェックインしてからすぐに風呂に入って、夕食をとるために外出する(夕食有のプランにはしなかった。最近、食欲が無いからあんまり食べられないのである)。外に出て、ちょっと途方にくれる。真っ暗で、店など無いのである。来る途中に居酒屋らしきものを見かけた記憶があったのでそこまで戻ってみると、向かいに食堂があった。ラッキー。こんなに真っ暗なところにポツーンと店が1件あって、客は少ないだろうなぁと予想したら、全くそのとおり。私一人である。経営はおばあさんがしているらしい。あまり味は期待できそうに無いが、メニューは全てかなり安い。カツ丼を頼んだら\630。まずまずの味でこの価格。全く文句は無い。ぱっと平らげて、もう少し雫石方面へ戻る。コンビニとスーパーがあったのだ。

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これが岩手仕様のローソン。こういう入り口のコンビニは初めて見る。二重扉なのはわかるが、直接風が吹き込んでくることを避けているのだろう。向かいのスーパーもそうだった。ここではビールとウィスキーと、ちょっとしたつまみを購入する。このコンビニに酒の調達をしに来る人たちは多いのだろう。コンビニではありえないと思えるほど酒が充実している。特に地酒が。私は日本酒はやらないので、あまりありがたくもなかったが。

買い物を終え、宿へと戻る。その間にすれ違う車は一台も無い。ずっとハイビームのままである。宿の駐車場に車を止めて空を見上げる。ダイヤモンドを散りばめたような美しい星空が見える。さすがは銀河鉄道の街...。これが冬ならば、もっと星空が綺麗だろう。5分くらい上空を眺めて放心する。
部屋に戻り、パソコンを使いながらビールを1本開ける。一通り作業が完了したらば、再度入浴。宿泊客は24時間入浴可能である。日帰り客が居なくなり、この広い大浴場が私一人占有状態となる。
しいて残念な点を挙げれば、露天風呂から星が見えないことだ。風呂をさえぎる柵の周りにある樹木を剪定すれば見えると思うのだが。まぁ、欲張りな話かもしれない。
部屋に戻れば、また冷えたビールとウィスキーの水割りが残っている。鶯宿の夜は涼しい。窓を開ければエアコンなどは不要である。サッシのレール部分に腰を掛けながら、外を見上げつつビールを飲む。随分と北まで来たものだ...という思いと、明日、16年ぶりにあう友人のことを思い出す。写メールを事前にもらっていて、それを見る分に彼女はあまり変わってはいない。それに比べて自分は...なんだかなぁ。
明日の到着時刻等を彼女に知らせるために電話をする。ウィスキーを開けて、もしもし...と会話。
もう数十キロの距離に居るのだから、本人に会って直接話をすればいいのだが、話し出すと様々な話題が出てきて止まらなくなる。いつしかウィスキーも尽き、彼女との話を終えて布団に入った。ちょっとドキドキして中々寝付けなかった。

昨日紹介した横浜の叔父と共に、横浜の街を歩くことにした。叔父は健康のため。そして私は写真を撮影するためだ。

台風4号が予定進路から逸れ、横浜は台風の被害を被らなかった。今日の天気はまさに「台風一過」と呼ばれるそれである。台風の後、面白いのは雲である。様々な高さに、様々な形の雲が浮かぶ。世には雲ばかり撮影するカメラマンも居ると聞くが、このような雲を見ていると納得できる。

 

みなとみらい駅から国際橋を渡って新港地区へと向かう。幸いにも「にっぽん丸」と「飛鳥2」が入港していた。「飛鳥2」は非常に大きな旅客船である。

近くの「横浜赤レンガ倉庫」では『関口照生写真展 「旅からの視点 地球の笑顔」』が開催されていたが、今日は写真を鑑賞するのではなく撮ることが目的である。叔父の若かりし頃の横浜の思い出を聞きながら新港橋を渡り、山下公園の方に向かった。「山下臨海線プロムナード」という歩道を歩いたのだが、この歩道の下に非常に趣のある店を見つけた。中央の時計はGMTを示しているのだろうか?

しばらく歩くと山下公園である。ここに来るのも4年ぶり位になるだろうか。LAWSONが山下公園内に出来ていて大変驚いた。中では生ビールやカクテルも販売されているので、デッキに座って生ビールを叔父と乾杯する。暑すぎない海風が実に心地いい。しばらく海を眺めながら叔父と話をする。

山下公園をしばらく散歩した後、タクシーで港が見える丘公園へと向かう。山下公園とはまた別な高さから港一帯が見える。後ろにある結婚式場では神父が誓いの言葉を述べている。結婚式の真っ最中のようだ。同じ敷地内にある大佛次郎記念館横の喫茶店「霧笛」でコーヒーを飲みながら一服。かわいらしい猫の置物やポストカードがたくさんある。猫好きの妻に何か買っていこうと思ったが、意外と値がはるので諦める。
そのまま山手の坂を上っていくと、外人墓地が見えてくる。日本の墓石も最近は面白いデザインの物も増えてきたが、外人墓地のバリエーションにはまだ負けているような気がする。しかし、こんなに良い場所(山手近辺は、お金があれば住めるという感じではない…。古くからこの地に居ないと家など持てないだろう)が未だに墓地なのだから、もったいない感じも少しする。

昼食は外人墓地向かいの山手十番館でとる予定だったが、コースがちょっとイマイチだったので中華街でとることにする。そのまま坂を上り、山手聖公会や山手234番館、フェリス女学院の横を通る。このあたりでは建物の絵を描いている方が多数見られた。絵になる建物が本当に多い通りである。

目的地のイタリア山庭園では、外交官の家を見学。1F角に作られたサンルームは太陽光が室内にふりそそぎ、美しい庭園が一望できる。私が屋敷の主であれば、ぜひとも客を誘いたくなるスペースである。2Fでは、NIKON D200を使って寝室の床ばかり撮影する変わった人にであった。YGのROLEX DAYTONAが何とも眩しかった。

 

庭園は噴水を中心に対称な作りになっているだけではなく、歌壇の中に植えられている花まで全て対照であった。このような実が植えられていたのだが、一体何の実なのだろうか?

イタリア山庭園を出たとき、時計は既に15:00を刻もうとしていた。昼食にしては遅すぎる時間なのだが、叔父は普段昼食をとらない人らしいので全然平気らしい。私はさすがに空腹を覚えていたので、バスで中華街へ向かう。バスによってSuicaが使えたり使えなかったりするのにはちょっと参ってしまった(そういうときに限って小銭が無い…)。

中華街ではとりあえずお約束ということで、関帝廟で関羽様を拝む。叔父は関帝廟の階段下で、小さな女の子にあごひげをつかまれていた。
 「階段を登れば、もっと鬚が長い人に会えるよ」
と女の子に関羽像を紹介して、一路「順海閣」へ。中華をたらふく頂いて、本日の散歩はおしまい。

しかし、叔父曰く「今日のコースは横浜の上辺の紹介だけで、本当に面白いのは小さな路地裏だな」とのこと。また近いうちに訪れて、未知の横浜を教えてもらわなければ。

息子が来ている間、たくさんの写真を撮った。100枚を越えるだろう。ほとんど私のデジカメで撮影したので、画像データはあるが紙には印刷していない。
私など、写真はパソコンで見ようと一向に平気なのだが、父母位の年代の方にはどうも「ディスプレイで写真を見る」ということに抵抗があるらしい。やはり写真たるもの紙で見てナンボという考え方である。携帯電話の画面で見るというのは許容できるようで、その辺りが限界のようである。
確かに、パソコンがないと見られないというのは非常に不便である。当然、パソコンが無い環境では見ることができない。撮影した100枚近い写真を紙焼きして欲しいというのである。

ちょっと写真修正や印刷について知識がある方であれば、これがどれほど大変な作業であるかご理解いただけるのではないかと思う。ざっとだが、下記のような作業をしなければならない。
 1.画像の曲がり補正とトリミング
 2.画像解像度を指定
 3.L版で切れない大きさにリサイズ
 4.カラーモードをCMYKに変換
 5.レベル補正、トーンカーブ補正
 6.アンシャープマスク処理
これらはバッチを組めるが、赤子の肌の写真もあれば、甲冑の写真もあるわけである。つまり、対象が何であるか、人間を介在させないとやはり適切な印刷画像を作ることはできない。そして何よりも問題なのが、私がこうした修整作業に妥協できないタイプであることである(人に教えていたくらいだからなぁ)。
私のノートパソコンで上記処理をしたわけだが、液晶ディスプレイの色とプリンタの色が合うわけが無い。プリンタドライバ側で良くわからない色修整処理をされる場合もあり、実に厄介であったが、数時間かけて百数枚のデジカメ画像を印刷してきた。目と精神が疲れる作業である。しかし、これを本職としている人は毎日やっているわけで…お疲れ様です。

湯西川にかかっている橋から、下流方面を撮影。露天風呂から淡い光がこぼれ、対岸にまだ雪が残っていることが確認できる。この湯西川も上流ダムの放水により、ものすごい水位になることがあるという。そうすると、この写真のような位置にある露天風呂は流されてしまい、また作り直さなくてはならないという。川沿いに露天風呂を持つ温泉宿は値段が高い。そうしたリスク料が含まれているのかもしれない。

撮っている自分が言うのも何なのだが、ここで天気がよく、そこそこのカメラを使えば、カメラマンの腕とは無関係に非常に美しい写真が簡単に取れる。この写真など絵葉書として売っていてもおかしくないのではないかと勝手に思ってしまう。
国立公園指定されているこの日光において非常に美しい景色が撮影できるのは愛宕山展望台と聞いていたので、頑張って登ってみた。草津の「嫗仙の滝」ほどではないが、かなり厳しい山道を登りながら展望台にたどり着いた。この山道の感じからすると、ここまで来る人はかなり稀なようである。道とはいえない坂道を駆け上るのだが、足元が枯葉だらけで良く滑る。またこけてしまった。

さて、展望台からの眺めなのだが…確かに綺麗である。しかし、写真にするとこのように周囲の木が入ってしまい、広角でダイナミックな写真が撮れない。美しい眺めをお見せできないことは大変残念である。

この展望台付近には愛宕山神社という神社や、小さな祠のようなものが点在しているのだが、盗掘されてしまうためか、このように施錠されているか、もしくは空っぽの状態になっていた。全く罰当たりな話である。お参りしようと思って向かったところ、空っぽだったりすると非常にげんなりさせられる。世知辛い世の中である。

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