
うちの妻は乾燥に弱い。肌は荒れてしまうし、風邪をひきやすくなる。そんな理由から、エアコンの暖房を嫌っている。
この頃、風邪で伏せり気味な様子を見て「これはいかん…」と思っていた。12/15の誕生日プレゼントに加湿器を…と思って商品をリサーチしてはいたのだが12/15まで待たせるのも悪いと思い、先行して加湿器を導入することにした。
私がまだ子供だった頃、実家に加湿器があった。白い煙のように蒸気を出すのだが、水を加熱して気化する方式だったため、手を触れないようにと両親に言われていた記憶がある。うちの子供は「言い聞かせることが出来る」レベルではないため、何かがモクモクと湧き上がっていれば喜んで近づくことだろう。つまり、同じ方式で湿気を出す加湿器は導入できないということになる。
ちょっと調べてみると、今の加湿器には大きく分けて4つの方式があるようだ。
- 加熱式
- 水をヒーターで加熱・沸騰させ、水蒸気として吹き出し口から放出させる方式。
吹き出し口の温度を下げた新方式のヒーター式の製品も発売されている。長所 加湿能力が高く広い室内を効率的に加湿することができる。貯水を沸騰させることで清潔な蒸気になる 短所 電熱線を使う為、石油暖房機器並の消費電力(300~500Wh)となってしまう。電熱線~吹き出し口近辺の掃除が必要。また、吹き出し口が高温なため、子供やペットに注意が必要。 - 超音波式
- 水を超音波振動させることで霧状にし、吹き出し口から放出させる方式。
また、長期間の貯水によって雑菌が繁殖しやすいという難点もあり、現在ではこの方式の製品は殆ど出ていない。長所 ファンを使わないので動作は静かで消費電力も少ない。短所 元となる水道水や井戸水に含まれるミネラル分まで一緒に放出してしまうため、壁やTV、電子機器にミネラルが結晶した白い粉が付着してしまう。 - 気化式
- 布・スポンジの様なフィルタに水を染み込ませ、ファンで風を当てる事によって自然気化させる方式。
長所 駆動部分はファンだけなので消費電力が少ない。吹き出し口の温度が低い。フィルタに埃などが吸着されるので空気清浄機の様な役割にもなる。過加湿にならない。 短所 自然気化なので加湿はゆるやか。フィルタの清浄・交換が必要。筐体が巨大になる - ハイブリッド式
- 構造は気化式だが、高出力の時には貯水を加熱することで高い加湿効果を出すタイプ。
こうやって見てみると、子供が居て、フィルターの掃除がずぼらになりそうな我が家におけるベストソリューションはハイブリット式であるように思われ、この方式を採用している機種を中心にリサーチを開始。気化式とハイブリット式では数倍の価格差があることが判明。といっても、加湿器そのものが高いわけではないので、安いものを買うよりもしっかりしたものを買おう…と、松下電器製かタイガー製のものに絞り込めた。値段もほとんど代わりは無い。電気屋の店員の薦めもあり、松下電器製のFE-KLC05を購入することにした。色はブルー。形はタワー型のパソコンのようで、青いこともあってか往年のMacintosh G3を髣髴させる(この加湿器の筐体を使ってパソコンを作った猛者はいないものだろうか?)
適応床面積は木造和室で8.5畳、プレハブ洋室で14畳である。もちろん、私の家は前者である…。でも、8畳を越える部屋で使う予定は無いのでこれで十分かと思う。
ハイブリット式の加湿器は、加熱式のように白い湯気のようなものが見えない。加湿器は「白い煙を吐き出す」ものというイメージを持っている私にとっては、ちょっと不思議に感じられる。だが、確実に水タンクの水量は減っているし、加湿器に表示される湿度計を見ると湿度は上がっている。私は湿気に対してあまり敏感ではないのでわからないのだが、妻は確実にその違いを感じ取っているようで「エアコンをかけていても目や喉が痛くならない」という。それなりに効果はあるのだなぁ…わかる人にはわかるのか。と、自分の鈍感さにちょっとばかり悲しくなった。まぁ、妻は喜んでくれているようなので、良しとしましょう。
持ち運び用の取っ手も付いており、部屋を移動する際も非常に便利(この点、購入の大きな動機となりました)。結構バカにならないフィルターの交換も4シーズンに1度と頻度が少なく助かる(加湿器本体は安価なのだが、フィルターの値段は結構する…)。加湿器導入には、ランニングコストも気にしないと、後々損をしてしまう可能性がある。この点は要注意である。



