伝説の会社の最近のブログ記事

このご時世で伝説の会社ネタがないわけがないと思って久しぶりに行ってみたら、dat落ちする前の名前と同じ(何故?わかりやすいから?)スレが立っていた。
すごいスピードでスレが消費されている。それだけ言いたいことが伝説の会社に属する人たちにあったのだろう。
私も書き込みたい気持ちもあるのがだが、自宅でWebサーバを立てている関係上、その掲示板のシステムから「変なホスト」扱いをされてしまい、書き込むことができない(プロキシ使ったりすればいけるのだろうけど、そこまでの熱意はない)。
伝説の会社にとっては非常に厳しいご時世。上層部だけが情報を握っていて、トンズラする可能性もある。なんといったって、伝説の会社の社長はバックレ歴ありだから、油断ならないぞ(あの頃の茶番劇が今思い出しても笑えてくる)。
現場に近い方の思いを、ぬるい視線で見守ります(見守るだけです)ので、情報期待しております。

今日、待ちに待った夏季賞与の支給があった。私の属する会社では上期・下期に目標を立て、それに対する成果で報酬が決まる。今期は幸い達成度100%を超えることができた。

給与は毎月24日と他社よりも1日早く(ATMが混みあわないので、本当に助かっている)、夏季・冬季共に賞与支給日も比較的早いほうだと思う。昔は、所与を原資とし少しでも運用した上で支給するという会社が少なくなく、出来るだけ遅い時期に支給しようとしたという話を聞いたことがある。しかし、今はこのような運用で利益もさほど上がるわけでもなくいこともあってか、支給日を渋る会社は少ないと思う。
例外なのは伝説の会社であった。なにしろ、支給される5日前くらいまで、支給日がわからない(あそこの社長はバカだから、賞与に対するありがたみを従業員に植え付けるために、わざと言い渋るのである)、額も良くわからないという最悪のものであった。本当にどこまでもどうしようもない会社である。

今の会社では、賞与支給のたびにCEOとの面談がある。明細をもらい、10分間ほど話をするのだ。正直言えば、面談が始まるまでは緊張するが、いつもCEOは労いの言葉と共に明細を渡してくれる。自分が考えている以上にCEOは私のことを考えていてくれた。私は不覚にも、うれしさのあまり泣けてきた。

私は本当に仕事が嫌いなのだ。だが、この私のような人間でもちゃんと仕事をしようと思える環境や、上司に私は恵まれている。私がこの会社を辞めるという気が全く起こらないのは、そのような環境のためであるといっても過言ではない。

<秋葉原通り魔>逮捕の男、「誰でもよかった」無差別に襲う
6月8日21時25分配信 毎日新聞

 8日午後0時35分ごろ、東京都千代田区外神田4の秋葉原電気街の交差点で、2トントラックが歩行者数人をはねた。運転していた男が車を降り、持っていたサバイバルナイフで歩行者らを次々に刺した。警視庁や東京消防庁によると、7人が死亡し、10人がけがをした。男は駆け付けた警察官に現場近くで取り押さえられ、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された。

 男は、静岡県裾野市に住む加藤智大(ともひろ)容疑者(25)で、刺したことを認め、「人を殺すため今日、静岡から秋葉原に来た。(襲うのは)誰でもよかった」「世の中が嫌になった。生活に疲れた」などと供述しているという。警視庁は、通り魔事件として万世橋署に捜査本部を設置した。

 警視庁によると、けが人には、万世橋署交通課の男性警部補(53)も含まれている。死亡したのは男性6人(19、20、29、33、47、74歳)と女性1人(21歳)。けがをした10人は男性8人、女性2人。

 調べでは、トラックはレンタカーで、静岡県沼津市内のレンタカー会社営業所で8日午前8時から午後8時までの契約で借り出されていた。現場付近は、歩行者天国で日曜日とあってかなり混雑していたという。

 複数の目撃者によると、トラックが通行人をはねたのは、歩行者天国となっている南北の通り(中央通り)と、車の通行が可能な東西の通り(神田明神通り)が交わる場所。トラックは、神田明神通りを西から東に向かって通過する際、横断歩道を渡っていた歩行者らをはねた。

 トラックは数十メートル先で止まり、ベージュ色のジャケットを着て眼鏡をかけた男がトラックを降り、手にナイフを持ちながら交差点方向に歩いて戻ると、駆け付けた警察官に切りつけた。前後して、歩行者らに馬乗りになるなどして刺したが、男はその際、「ワー」「キャー」などと叫んだり、笑いながら追い回していたという。

 拘束された様子を見ていた男性店員によると、男は中央通りを南に向かって逃げた。制服を着た警察官が追いかけ、通りから30メートルほど入った狭い路地に追い詰められると、無言でナイフを振り回し、警察官が警棒で応戦。警察官が拳銃を取り出すと、男はナイフを路上に置いた。その瞬間に、警察官を含め周囲にいた数人が上に乗り、取り押さえたという。


このところ、同じような事件をよく耳にします。そのたびに世の中というものは非常に理不尽なものだと思います。それは今回の事件の被害者のみならず、加害者についても同じです。
人間、どこに生まれるということを選ぶことは出来ません。もしかしたら大地震直前の中国四川省に生まれてあっという間に死んでしまったかもしれないし、ドバイの資産家の下で生まれて、全く不自由ない生活を送っていたかもしれません。幸せとか不幸とかいう言葉は個人の価値観によって作られるものであり普遍的なものではないので、そういう軸で話を進めたくはありませんが(私は人として生まれてくる以上、たいてい不幸だと思ってます)、とにかく与えられた状況に応じた多岐多様な生き方を人はしていかなくてはなりません。

しかし、どんな状況下で生まれてきても絶対に逃れられない一つのことがあります。それは死です。生まれてきた以上、(あっという間に)死んでしまう。どんな権力者でも、どんな富を得ても、これを永遠に避ける方法はありません。
私はこのような居た堪れない事件を聞くたびに、大阪教育大学附属池田小学校(奇しくも2001年6月8日と本事件と同日に発生)の児童襲撃をした宅間守のことを思い出さずにはいられません。宅間は「どんな優秀な人間にも死という理不尽は訪れる」というようなことを繰り返し言っていました。つまり、社会における敗者である自分と、比較的恵まれた大阪教育大学附属池田小学校の生徒(とその両親)との間でも、死という現実の前には平等であるということを言いたかったのだと思います。宅間のした行為はとても許されないものですが、この言葉は否定のしようがない事実です。
宅間は本当にどうにもなら無いところまで追い込まれていましたが、この加藤容疑者はどうだったのでしょう?
加藤容疑者は製造業派遣会社(悪名高い○研)に属して自動車製造ラインで仕事をしていたものの、継続的雇用を望みにくい不安定な状況にあったと聞きます。リアルな世界よりもネットを中心とした交流が多く、日々の出来事をネット上で吐露していた様子がニュースなどで報じられています。その掲示板の書き込みに対してどのような反応があったのか(もしくは、全く無視されたのか)はわかりませんが、ネット上の反応はバイアスがかかっていることが多く、「自分は...ダメだな」という思い込みに追い討ちをかけてくる。秋葉原という場所で凶行に及んだのは、(安易な推測ですが)ネット上の言論を構築している人たちが集う場所だと考えたからではないかと思えます。そうした人々を対し「死」という、誰にでも平等な最大の理不尽を無差別に突きつけたのではないでしょうか。
ところで、犯行に及ぶまでの経過を逐一報告しています。「友達が居れば...」、「彼女が居れば...」、「世の中が嫌になった。生活に疲れた」。彼はネット上の掲示板などでそのようなことを書き込んでいたと聞きます。私にはこの行為をコミュニケーションへの渇望と、自分を止めてほしいという訴えと考えます。
確かに加藤容疑者のこの犯罪に対する動機は非常に身勝手だと思います。しかし、孤独で視野狭窄状態にある彼の心理状況をできるだけ客観的に判断する必要があります。

この事件に関するブログは世の中にごまんとあるので、あまり重複しないような路線から私は考えてみたいと思います。それは、派遣労働者という立場からです。
社会におけるあらゆる格差が大きくなり、未来に希望が持てなくなるにつれて、このような問題は今後ますます増えることでしょう。知らない間に改正されて、勤務対象業務が拡大し続けている労働派遣法。そうした「都合よく使える」リソースを積極活用しようとする企業。政界も経済界も格差是正のための措置はろくにとろうとしない。特定箇所にメリットが発生しているのと同時に、パスカルの原理のように他の箇所でデメリットも噴出していることをしっかりと認識する必要があると思います。
ナイフ・漫画・ゲームなどに規制、ネット監視、歩行者天国の中止などに矛先が向きだしているようですが、これは表層的な問題解決でしかありません。安心して将来に希望が持てるような環境...成人であれば、それを実現するための大きな要素として、仕事がまず挙げられるでしょう。この安定なくして、個人の安定、ひいては社会の安定は成り立たないと思います。

経済、産業の問題が日本だけでクローズドで考えることが出来ない今、(原則、否定はするものの)安価な賃金で労働力を集めなくてはならないという事情も、重々わかります。しかし、派遣・請負業者の中間搾取をただ見過ごす気にはとてもなれません。派遣先から派遣会社へ渡っている賃金の公表、派遣会社の利益(ピンはね分!)の上限値の制定、請負会社の免許制、労働基準監督署の派遣業免許取得企業への定期的な査察...これくらいは最低限、国がやらなくてはならない。現状のままでは、派遣労働者は日本国憲法第二十五条の「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」すら保障できていないと、声を大にして言いたいです。
被害者の無念は当然として、こうした加害者を生み出しやすくなっている現状を少しでも変えていきたい。
今回の事件、直接の殺人者は加藤容疑者ですが、そうした世の中を構成せざる得なかった私達は、極論を言えば間接殺人者なのではないでしょうか。

妻の出産の関係で、流会にしてしまった伝説の会社関係者飲み会。一月後くらいに実施の予定である。

飲みで集まるということで、久しぶりに伝説の会社のサイトを見てみた。自分が作った頃と比べて、さほど大きな違いは無かった。
だが、驚くべき事実が数点確認された。まず1点目は伝説の会社の第二工場が竣工する(した?)ということである。しかし、「無いもの」を「ある」と言い切ってしまうようなすごい会社なので、真偽のほどは良くわからない。そもそも請負会社で工場を持ってラインを作るってのは採算があうのだろうか?いい意味でも悪い意味でも「簡単に人を集められ、簡単に手を切ることが出来る」というのが請負会社のメリットである。工場やラインを持つということはフレキシブルに欠ける体制になってしまうように見えるのだが…どこか、手を切られるような恐れの無い得意先を見つけたのだろうか?伝説の会社では「まずは形から入る」ことが常識となっている。そして、手元に届いてからも実際に稼動するまで半年~数年寝かせるという、暴挙としか思えないような行為も許される。とりあえず第一工場がどんなことになっているのか、見学してみたいものである。
驚くべき事実2点目、沖縄営業所の設立である。沖縄には石油プラントは結構あるという話を聞いたことがあるが、製造業の工場などあるのだろうか?沖縄は非常に失業率が高い県であり、そこにつけこんで人をガンガン集めて、本州のどっかの工場に送り込んでいるのが実情なのではないか?この件についてもリサーチの必要があるだろう。
そして3点目、テクニカルオフィス(笑)の増殖ぶりである。これはこの請負会社が提供する職安のようなもので、求職者がやってきてPCや求人情報誌を元に仕事を探してもらうということが主な目的である。ジュースを無料にしたり、携帯を売ったり、PCの利用をある程度自由にすることで集客を狙っているようだ。私はヤンキーのたまり場になるだけではないか(地方に多いという点も見逃せない)と思っていたのだが…採算が合うとはとても思えない。まぁ、採算が合わなくても黙っているだけでも金が入ってくるビジネスモデルであり、かつ従業員の賞与額を反故にして人件費を削ることも可能な会社であるからどうにでもなるのかもしれない。

サイトを見ただけでこれほどの疑問点が湧き上がってきたわけだが、もっと気になるのは伝説の会社の従業員のことである。伝説の会社にはマゾヒズム体質の人が非常に多いようで、どんな罵声を社長から食らっても耐え続ける変な人たちの集団である。1ヶ月以内で退職する方も決して珍しくはないのだが、そのまま居座ってしまう人も何人もいる。その人たちの会社におけるポジションや仕事内容など、実に興味深い。

全く持って、飲みが今からとても楽しみである。

私が伝説の会社を退職したのは2005/09/30(金)であった。そして2005/10/01(土)から現在勤める会社に移った。実際には当日、翌日が休日であったため、2005/10/03(月)からの勤務であった。あれから1年が経過しようとしている。今となっては、伝説の会社にいたことがもっと昔のことのように思える。最低・最悪な仕事であったが、「現代の製造業の実情」を知ることとなり、二極化という大きな流れを体感し、考えるようになったった大きなきっかけではある。あの会社での時間は、1年間くらい勤めるにはちょうど良かったのかもしれない。
「製造業」ということに異常なほどのこだわりがあり、月に一度は土曜勤務の義務、会社カレンダーという忌々しいもののために奪われた多くの祝日。今は会社にたどり着くまでの時間があの頃の3倍近くになったが、そうした「理不尽!」と思うような変なルールが無く逆にとても自由度が高いため、清々と仕事をさせてもらっている。
仕事に理想を求めることというのは決して悪いことではない。だが、伝説の会社に勤めることに対して私には強い動機というものは無かった。家から近いこと、そこそこの給料をもらえること。それだけが私の中の条件であった。家から近いのは事実だが、どうも面白くない仕事&付き合いにくく、脳の構造がどう考えても違う異次元な人たちとのやり取り(私より先に伝説の会社に入社した多くの人々、直属の上司、何よりも社長!)ばかりでだんだんと通うのが億劫になってきた。さらに、報酬額が反故にされたことが私のやる気を著しく低下させた。
私と同時期に伝説の会社へ入社した人たちが、2005/09前後から一気に転職活動を始めた。伝説の会社の情報部門には、私を含めて半年の間に3人が入社してきたのだが、全員2005/08~2005/10の間に一気に辞めている。あの職場環境から考えると、一斉退職は偶然ではなく必然であると言い切れる。通常の会社ならば業務に支障をきたすところなのだが、製造請負という人の入退社が頻繁に行われているこの会社からすれば、さほど問題にも思われなかったのだろう。私は会社のサイトを主に作っていたのだが、ろくな引継ぎもしない(というか、引き継げるだけのスキルがある人が居ないので出来ない)状況で退職したので、しばらくサイトの更新は止まっていた。今見ると、8月に更新されている。細かいところを見ていると色々と変わっている。だが、コーポレートアイデンティティ(CI)が全く確立されておらず(主に紙メディアものすごく広告媒体は使用している会社なのである。それなのにデザインに一貫性が無い。)、その場その場で意匠を考えているような状況だったので、私の脳内でCIを確立し、サイトを作っていた。ここは具体的なドキュメント化をしなかったため継承のしようが無く、新しくサイトを作っている人との違いが出てくるのは当然といえば当然である。また、今までのCIの方向性と全く異なるようなコンテンツの制作を依頼されることもあり、本当にうんざりした。あの会社にそうしたことを徹底させるのは、どう努力しても無駄だったのかもしれない。
そんな伝説の会社が今はどうなっているのか、とても気にはなる。相変わらず脱法しまくりなのだろうか?ピンはねされる金蔓は増えたのか?そして、今は誰があのサイトを作っているのだろうか?妻の体調もそこそこ回復してきたところだし、飲み会をしたいものである。

最近、製造業の業務請負業者のテレビCMをよく見かける。業務請負業の詳細についてはここを参照頂きたい。市場のグローバル化や商品のライフサイクルの短縮化により企業が「正社員」として雇用し常に賃金を払い続けるよりも、必要なときに必要な人材をすぐに集められる方がリスクが低減する。この「必要なときに必要な人材を」ということで働く人間を集めて工場に入れ込むのが請負業者である。CMでは「今すぐ100人の労働者を集められる」と言っている。全く持ってすごいことである。こうしたCMを打てるのはそれくらいのことが簡単に出来る規模の請負会社なのであろう。大小ものすごい数がある請負会社の広告媒体としてメジャーなのは新聞折込の求人情報やフリーペーパーである。先日田舎に帰ったときに新聞折込の求人情報を見たが、ほとんどが企業の直接雇用求人ではない。90%近くが請負業である。直接従業員として雇用するのではなく、その間に請負業者が入るわけだからそこにもお金が流れる。本来であれば雇用される人に支払われる金額の一部を請負業者が得ている(上記CMは工場で死ぬ思いで働いた人たちからピンはねしたお金を元に放映されているわけである)。
派遣と請負というのは似ているようだが異なる。指揮命令がどこから来るのかの違いがそれである。派遣は派遣先から直接仕事を指示をうける。請負は企業から仕事を請け負い、これを請負会社が抱えている人材に行わせる。但し、その請け負った仕事は請負元の工場内で行われことが多く、派遣に近い状況(工場内の請け負い元の上長から指示が来る)になりやすい。請負会社が取引先工場に人材を投入し、取引先工場の人から仕事の指示を受けて仕事をしてしまうことは派遣法に違反する(このような例を偽装請負と呼ぶこともある)。そのため、製造業の知識などあまり持っていないような「管理者」と呼ばれる人たちが、一日に一度以上勤務先にやってくる(と言っても主に出欠確認くらいしかされておらず、製造に対する指揮命令には程遠い)。なお、派遣業者には人材派遣業として行政の承認が必要なのに対し、請負会社はそうした承認を必要としない。承認を得てないのに人材派遣業のようなことをしてはいけない。
それ以外にも請負でやってはいけないことがある。それは、請負元企業と労働者の面接である。「適当に人を見つけてきて働く先の人たちに面接させて、手渡す。」これでは人身売買である。しかし、「顔合わせ」等と適当に名前を変え、面接は実施されている。結局、人身売買なのだ…
企業は雇用に対するリスクの軽減が出来る。請負会社は労働者の賃金をピンはねし、黙っていても儲かる。そのしわ寄せがどこに来るか?それは労働者に来るのである。この労働者の不幸なことは、自分の意思とは関係なく仕事に就かざる得ないため、今後のキャリアプランを中々描けないことである。スキルが身についていくという実感は希望をもたらすが、例えばライフサイクルの短い商品の組み立て(携帯電話が典型的)ラインに人間が投入されているのは、機械のライン構築が間に合わないというだけの理由なのである。ライン構築が終わったら、もう新モデルの投入。本来機械がやるべき仕事を人がしているだけなので、スキルになるはずもない。仮に何らかのスキルがついたとしても、そのスキルを生かすようなラインの製造業をずっとやっていくのか?従来の正規雇用型ブルーワーカーの場合、リーダーに取り立てられたり、さらに難易度が高い仕事に就くチャンスがあったり(当然、給与も増える)、後輩を教育する立場になったりすると思うが、単なる雇用の調整と見られる人たちがこのようなチャンスを得ることはとても難しいだろう。いつまでこのような仕事が続くのか?希望など持てるはずもない(希望格差社会のコラム参照)。
「ワーキングプア」と言う言葉、これを市場に浸透させたのは2006/7/23放映のNHKスペシャル「ワーキングプア 働いても働いても豊かになれない」のおかげであろう。例えばフリーターを35才過ぎまでしていた方の場合、中卒の場合、何年も別な事業(農業、小売業など)をしていたが何らかの影響で生活できるほどの収益が出なくなってしまった方。正社員が狭き門になっている現在、上記のような請負会社を介した就労しか出来なくなっている人がかなり出てきてしまった。労働意欲が無いわけではない。がんばって仕事をしてもしても、企業からの決して高くは無い賃金は請負業者がピンはねしてしまい、本人には信じられない額しか残らない。働いても働いても豊かになれない。それどころか借金がかさんでいく。これでは自殺も増えるわけだ。だが、自殺することで残された人たちにそれ以上の借金がかさむこともある。
「ワーキングプア」という言葉は「働く貧困層」を意味し、アメリカで広がる社会現象を表すために生まれた言葉である。日本の場合「働いているのに生活保護水準以下という人」を意味し、これに該当する世帯が400万以上とも言われている。これは日本全体の世帯の1/10に値する。社会全体の構造にも問題があるが、私達自身で何か工夫することでこれらの問題を回避することは出来ないだろうか?

夜、伝説の会社に所属していた頃の同僚Y氏から連絡があった。Flashコンテンツにさりげなく入れていたイースターエッグが無くなっているとのことである。大爆笑モノなのでぜひともそのまま残しておきたかったのだが、サイトを見たらFlashコンテンツが微妙に変わっている。この改変のタイミングでイースターエッグのムービーファイルに気がつき、イベントハンドラを消されたのであろう。がっかりである。
私いた頃、伝説の会社にはFlashコンテンツを作成できる人物はY氏と私以外居なかった。二人とも会社をやめてしまったので、残っているメンバーの仕事とはちょっと考えられない。だがよく見ると、新たなFlashコンテンツはボタンの位置が微妙にずれていたりする。その仕事ぶりから判断すれば「今までのメンバーの仕事かも」とも思える。しかし、どうやら変わっているところはココだけではないらしい。画像が少々変わっている。しかも結構うまいし。
そういう変化が起きているのかどうか、伝説の会社メンバーによる緊急総会(っつーか、飲み会)を大宮あたりで開催する必要がありそうだ。Y氏が手配してくれるが、伝説の会社の現役メンバーを首に縄つけてでもつれてくる必要があるな。

企業の不祥事が絶えない。信用を確立することはとても大変だが、それを失うのはあっという間である。法令順守。1人の社員のふとしたことが、会社自体の存亡に関わる。社員の意識を高め、仕事を通じて絶対に法を犯すことをしてはいけない。
私の所属する会社でも、親会社の意向もあってかコンプライアンスのe-ラーニングを受けさせられた。所要時間はテスト込で90分というところ。研修を受けて心に残った結論、それは「自分の持つ善・悪の価値観を信じなさい。」、「おかしいと思ったときには毅然とした態度で、上司であっても断りなさい。」、「おかしいことは会社のそのまた上司または、コンプライアンス担当に相談しなさい。」といったところ。社員が持つ善の意識を信じた、性善説に則った考え方であった。物事の多くは杓子定規に進まない。コンプライアンスの問題も「どうこうすればいい」と決め付けることはできない。それぞれの問題は個別の判断が必要となる。その判断を社員はしっかりしてほしいというメッセージであった。
そこで思い出さずにいられないのが、伝説の会社である。どこまで語ってもこの会社はすごい。いわゆる労働者派遣事業や工場内の業務請負などをやっている会社なので、個人情報が大量にある。しかし、応募してきた方の履歴書は机の上におきっぱなし。個人情報のデジタルデータはただのパソコンの外付けHDDに保管。これを全国の支店から参照している。しかもHDDのおき場所は机の下。思わず蹴りが入る。RAIDなんてものは全く無い。会社のプリンタからプリントアウトすれば、紙の裏には派遣者の名前と自給とピンはね代がしっかり書かれている。もう、個人情報持ち出し放題。これを売っている社員がいても全くおかしくは無い。そのような実態であるのに「個人情報保護方針」などというものがWebサイトには掲載されている。内容は嘘っぱちである。全然守られていません。よくここまで堂々といえるものだ。
この伝説の会社はいわゆる封建社会の領主と領民のような関係が社長と社員の間にある。しかも恐怖政治である。中間管理職のことを「そこまで言うか?」と思えてくるほどに社長はこき下ろす(確かにこの人たちがなぜ中間管理職なのであろうかと思いたくなる人が多かったのも事実)。そうした行動は、社員のモラルを著しく低下させる。きっと持ち出しているやつは何人か居そうである。
この労働者派遣、請負業界は違法なことが結構まかり通っていて、たまに労災で死人が出たりする。しかし伝説の会社の社長は「違法」なことは(あまり)しない。かわりにするのが「脱法」。これは大好きなのである(会社には何故か漫画の本が多く置いてある。建前は面接に来た人の暇つぶし用。その漫画ラインナップの一つのタイトルが「法律の抜け穴」というもの。こんな本が置いてある会社には入りたくないですよね、普通)。労働基準局や労働法のギリギリを攻める。法律というものはまぁ、世の中の動きに対して後手、後手に回りがちであるから、儲けられそうなその辺の情報のキャッチは素早い。そしてそれをビジネスに生かす。「法律的には大丈夫でも、道義的にはどうなんだ?」と思わせられることも少なくは無かった。
さて、そんな伝説の会社のコンプライアンスであるが、社長の一言で物事が決まり、その通りに中間管理職は動く。その中間管理職に社員が「それでいいんですか?」と聞けば、「社長が言ったから」で終了。っていうか、伝説の会社内ではこれ最強。もうみんな思考停止なのですね。というか、停止して言いなりにでもなっていないとこの会社では常に社長からひどい目に合わされ、まぁまともにやっていけないんですな。
本当に思うんですよ。この会社、コンプライアンス的な問題で大失敗してつぶれるんじゃないかって。でもつぶれて欲しくは無い。それは何故かというと、さらなる伝説に期待しているからである。これからもがんばって脱法しながら儲けていただきたい。

火曜日に引き続き、本日も飲みである。場所は大宮。久しぶりに油断しながら飲める。東京では終電があるしな。メンバーはあの伝説の会社を辞めた勇者たち&伝説の会社現役のメンバー…の予定であったが、現役は体調不良とかいう話で出席者は居なかった。伝説の会社が今現在、どのような状況になっているのかを聞くための今年初めての本メンバーでの飲みだったのだが台無しである。伝説の会社に乗り込み、誰かを拉致して飲み会をしたい…または、伝説の会社内で飲んだくれたいとまで思ったが、まぁおとなしく飲むことに。
久しぶりに会ったメンバーみんなは職が変わっている人も居れば、Web技術の最前線で仕事をしている人もいる。一通りみんなの状況を聞くが、口を合わせてみな言うことは
 「ネタ作りという意味では貴重な経験であったが、辞めてよかった」
ということである。色々と理不尽な苦労があった。どうしようも、もう救いようの無い犬のような社員もいた。43才なのに信じられないほどかわいらしいNさんの話。そして、全てが伝説として語り続けられるであろうYの消息など。その実際がどうなっているのかわからないのがこの辞めた後のメンバーではわからない。
夏季ボーナス後位に今度こそ首に縄をつけてでも、伝説の会社メンバーに参加頂かなくては!

よく2chの派遣業界カテゴリの「バックレますた(・∀・)」というスレを見る。私はバックレる必要もないのだが、前職がいわゆる製造業請負会社であったために興味を持ってみている。派遣や請負で働いている方はは専門の会社を経て仕事が斡旋されるわけで、本来働いた当人に支払われるべき給与の一部をこの手の会社によってピンはねされてしまう。その額の大小はあるにしても、あまり気持ちのいい話ではない。
去年、ニコンへ派遣されていた二十台の若者が過労死で死ぬという事件があった。ピンはねされるのも問題だが、求人広告と実際の業務違うなんてことはザラである。中にはダミー広告というものも存在しており、実際には存在しないような仕事を求人誌に載せ、面接をして落とし、他の現場を紹介するのである。求人広告をご覧になっている方の多くは「マジかよ!」と思われるかもしれない。私も当時そう思ったわけだが、そういう業界、そういう会社の中に居るとこうした感覚が麻痺してしまう。組織の力とは恐ろしい。
実は現在、この手の業界は完全にヒューマンリソース不足なのである。「景気が悪い=仕事がない」とも言えるが、この関係を見ていると「景気が悪い=給料安い」が原因なんじゃないかと思う。人手不足なため、退職を口にすると必ずといっていいほど止めが入る。某社は確保人数が直接管理担当の給料の歩合になってしまっているので、それは必死である。2chの上記スレではその期待を裏切りまくり、その様子が記されている。
ただ、労働環境が劣悪であり、中々辞めにくい環境下でそういう自己防衛をするのは私はアリだと思っている。だが、それが逃げでしかない場合はちょっとどうなんだろうと思う。困難なことにぶつかると逃げてしまうという「逃げ癖」がついてしまうのではないか?
仕事をしていれば、全て何もかも捨ててバックレるわけにはいかない。時には眩暈もするけれど、仕事で命をとられることはよっぽどでもない限りない。そう思うと、ずいぶんと気分が楽になるものである。

福島三日目。相変わらず寒い。外に出る気になれず一日家で過ごす。年末に買ったけど見ていなかったスターウォーズエピソード4~5を見る。エピソード4は私が生まれた年の作品なのだが、どうみてもそのようには思えない。今まで何度となく見ている作品だがそのたびに楽しめる。購入したDVDは5.1chサウンドに再編集されている。実家には私の家よりも充実した音響システムが導入されており(といっても、THXには非対応なのだが…)、臨場感は明らかに増している。エピソード4~6のDVD3枚で\5,000-。つい最近まで\10,000で売られていたものが半額になった。しばらく待っていたかいがあった。
今年最後の日なので少し2005年を振り返る。9月まで大宮で働いていたが、そこから東京へ移った。そのことが自分の中では最も大きかった。といっても、辞めるかもなーという予感はあったが…自分が全く知らなかった業界を知った。呆れるしかないというのが今の正直な思いである(その会社に関する話を振り返る際は、伝説の会社カテゴリとして書いていきましょう)。また、4年近く悩まされ続けた病気が大分落ち着いてきた。未だ薬の副作用を感じることもあるが、一時期に比べればとてもよくなった。視界が狂い、口が動かなくなり、手が震える。その手を抑えて平静をよそおうのがとても辛かった。過去の4年間はずっといろいろなものを失い続ける年月だったのが、今年ようやく+-0まで戻ったと思う。来年は少しでも+方向に転じたい。と思ったが、あまり焦るのもやめよう。では、よいお年を。

9/8に行った睡眠時無呼吸症候群の検査結果が今日出る。平日だが勤めている会社があの伝説の会社なので、何も気兼ねせずに車で埼玉共同病院へ乗り込む。
検査結果は「まだ大丈夫!」といったお返事。ただ病気でなくても慢性的に日々眠いという状況は変わらないので、「はい、あなたは睡眠時無呼吸症候群だから治療しよう!」といったような答えのほうがありがたかった。さて、どうしたものか。とりあえず生活リズムを整えるところあたりから改善していきましょう。
伝説の会社への勤務は明日で終了。いろいろと荷物があるので、会社に車で乗り込んでもっていけるだけ持ってく。早くこの会社を抜け出したい。

2009年6月

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