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一昨年、限定発売されていた(らしい)ウィスキー。私は完全に見逃しておりました。2004年にも「ジ・アニバーサリー12年」というブレンデッドピュアモルト(余市モルト、宮城峡モルト、カフェ式連続蒸留機で蒸留されたモルト)ウィスキーが発売されたが、これはちょっと好みではなかった。そういう過去があるだけに、さほど期待せずにとりあえずヤフオクで落札。3本で\3,600。定価が\1,600だから、送料を考えるとちょっと安いくらい。でも、もう既に入手不能な一本ですしね。

ブレンドする原酒はすべて12年以上のモルトウィスキーである。特に、シェリー樽で熟成させた原酒を使用しており、甘い熟成感と華やかなバニラフレーバーがたまらない仕上がり。こ、これは…!ものすごくうまいんですけど。元々、シェリーカスクのシングルモルト好き(マッカランの19年シェリーカスクとか…あちらは\13,000くらいするが。最近のマッカランはシェリー樽が足りなくなったせいか、オーク樽が多いんだよなぁ)の私にはたまらない1本。

ブレンダーの定番ティスティングである「1:1の水割り」でお試しください…とある。確かに、ふわっと鼻腔をくすぐるような甘い香りが楽しめるものの、味が…混ぜないほうが絶対においしいと思う。ロックすらももったいない。ストレートで、舌の上で転がすようにしながら飲むのがおすすめ。
しかし、こんなにおいしいものが\1,600で売られていたとは…。ニッカ、良心的過ぎだな。知っていたら買占めに走ったことでしょう。500mlしか入っていないので、大事に呑むことにしましょう。

両親が来る

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5月の連休は福島の実家に帰ることが多かったのだが、今年は逆にうちの両親が埼玉の我が家へ来てくれた。年末年始の帰省は私だけ戻ったので、両親が息子に会うのは11月以来になる。半年ぶりである。半年分の子供の成長は非常に大きい。半年前はひとみしりがひどいものであったが、最近はそれも無くなってきた。うちの父はまた泣かれるのではないかと心配していたようだった。

夕方ごろに来るのかと思って思いっきり寝ていたのだが、10時ごろに我が家へ到着したので驚いた。渋滞を避けるために早い時間に出たそうだが、全く混んでいる区間が無くスムーズに来た結果この時間になったらしい。家の中の掃除もままならない状況だったので、息子を連れて父、母と近くに散歩に行くことにする。
久しぶりに息子と遊ぶ。ブランコに自分で乗れるようになっていた。同じ家に住んでいながらもほとんど接していないので、突然の進歩に大変驚かされた。ホント、悪い親だなぁと思う。
義理の父母の家の近くを歩いていると、息子が急に駆け出す。後をついていくと玄関の前で「じいちゃん!」と叫ぶ。うちの息子は「パパ」、「ママ」の前に「じいちゃん」を覚えたか…まぁ、パパはそんなに一緒に居ないから、一番最後かも知れないなぁ。

夜、双方の父母と一緒に食事をする。ビールが中心(最近、アサヒの「熟選」にはまっています。プレミアムビールの一種だろうけど、他に比べて安い。そしておいしい)だが、もちろんウィスキーも(今回はThe Blend of Nikkaです)。ワインも用意していたけど、出番はなさそう。義理の父はだいぶ酒が弱くなったのか、先に帰宅。うちの父は相変わらず底なし…。私の父が酒飲まなくなったら、死期が近い時だろうなぁ。

鶴17年は大麦麦芽を原料とするモルトウィスキーと、トウモロコシなどを主原料とするグレーンウィスキーをブレンドしたブレンデッドウィスキーである。
おそらくこのブレンディングは貴重なモルトウィスキーをグレーンウィスキーで少しでも水増ししようというよこしまな考えから発祥したものなのではないかと思うのだが、現代では各ウィスキーメーカーに専属のウィスキーブレンダーが在籍しており、かれらはウィスキーというインクを使って名画を描く画家のように、個々のウィスキーの良さを引き出し「銘酒」という絵画を舌で味あわせてくれる。確固たる個性を持つモルトウィスキーに穏やかなグレーンウィスキーをブレンドすることによる長所は、より飲み飽きにくい味わいにになり、食中、食後までおいしく頂けることだろうと思う。

数あるブレンデッドウィスキーにおいて、ニッカの最高峰といわれるのがこの鶴17年である。(ちなみにサントリーで有名なブレンデッドウィスキーと言えば、響だろう。17年が\9,190、21年が\20,000、30年が\80,000というプライスである。私は17年しか飲んだことはないが…はっきりいって、鶴のほうがうまいです)
鶴をイメージした白磁の瓶または、躍動感があふれる美しい造形を持つガラス瓶で提供されている。鶴17年の定価は\9,190と、常飲できる価格ではない。何かの記念日でないと、なかなか開封できない(前に飲んだのは息子の出産祝いをした時。そんな時期だったから妻には飲ませられなかった)。

その味はまろやかそのもので、いくら飲んでも味に飽きることがない。うっかり酒量が多くなってしまう(しかも白磁の瓶は残量がわからない)。正直に言って、私が飲んだことがあるニッカのウィスキー(飲んでないのは竹鶴の35年とか、シングルカスクの与市や宮城峡といった\10,000オーバーのウィスキーである)の中で、これがいちばん好みである。

たまにブレンデッドのスコッチを飲んで「ぐぇぇ、なんだこの味は!」と絶叫したくなることもあるが、ニッカのブレンデッドウィスキーは総じてはずれがない。角型ビンのデザインがモダンな雰囲気である「The Blend of Nikka」をのんでもまずはずれることはない。こうした値段で名酒に出会える今の時代は、ウィスキーファンにとっては本当に幸せである。焼酎のようにブームが起きたりしないことを切に願っている。

去年だったかと思うが、何年物かよくわからない(ラベルに表記されていない)シングルモルト余市が発売された(価格的に見て、竹鶴12年の元になっている余市ではないかと思うけど、違う?)。余市よりも宮城峡ファンの私としては、同じようなシングルモルト宮城峡が発売されないかと密かに期待し続けたところ、1年以上経て最近発売された。新発売のせいか、私の家周辺ではまったく見かけることがなかったのだが、ヤフオクに出品されているのを見て落札。送料込みで採算が合う分、4本依頼した。

余市はポットスチルを「石炭直火」にかけていること、そして北海道という冷涼な気候のせいか、比較的スモーキーフレーバーの強いシングルモルトであり、かつバニラのような深い味わいが残る。これはこれで非常においしいのだが、宮城峡の持つやさしいフルーティな味わいもこれはこれでたまらない(個人的には、スコッチのマッカランあたりに近い味わいだと思うのだが)。宮城峡ではシェリー樽を使っていることもこのような味わいを醸し出すひとつの要因だろう。

余市にしても宮城峡にしても、シングルモルトで飲むためには10年ものを買わなくてはならなかったのだが、これは\4,493もするので、常飲するにはちょっと高すぎる。余市と宮城峡をベストマッチさせたピュアモルトウイスキーが「竹鶴」で、これももちろんおいしいのだが、たまには別々に味わいたい。そんな希望をかなえてくれるのがこの1本。500mlとはいえ、\1,600で購入できるなんて幸せなことである。

5年ぶりの再会

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年末に高専の同窓会を仙台で行おうという話が出ている。都合がつかなそうだったので欠席するつもりであったが、何とか都合が付きそうになったので出席しようかと思っている。

同窓会のためのやり取りの中で、疎遠になってしまった友人E君の連絡先を知ることが出来、今日、神楽坂で飲むこととなった。E君とは学生時代に同じバイトをしており、学生にしては羽振りよく稼いでいたために仙台で夜な夜な飲み歩いたりした。年の割には物の見方がちょっと変わっていた私にとっては珍しく気が合う男で、色々な意味で本音を最も多く明かしてきた人物かも知れない。
高専卒業後に私は就職したのだが、彼は進学し、大学院時代に東京にやってきた。その頃に1、2回東京で飲んだのだが、彼が就職してからの動向はわからなくなってしまった。

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あれから5年ほどの月日が流れ、彼も私もだいぶ状況が変わった。お互い結婚し、子持ちである。5年間を話すだけでもネタは尽きない。1件目の和食料理店『鼎』で3時間、神楽坂駅近くのバーで1時間話したが、ネタは尽きない。続きは年末に仙台でということにし、早くて忌々しい終電に乗り込んだ。電車の中はひどいラッシュであった。忘年会シーズンの終電は地獄である。

竹鶴12年 5本落札

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冬が近づくとウイスキーの消費量が増える。ストレートはもちろん、お湯割りにしてあったまったり、食後の紅茶に入れたりとその用途はいつも以上に広がる。最近は私だけではなく妻も飲むので(といっても、私の方が倍くらい飲んでるけど)消費ペースはかなりのものである。

いつも飲んでいるニッカの竹鶴12年だが、このところ市場価格が上昇しまくっている。2年ほど前は\1,500位で購入していたのだが、今は\1,950である。同じ商品を売っているのに、この値上げはちょっとひどい(ガソリンよりはマシ?)。モルトを使っているからといって、パンのようにバイオエタノール製造のために高くなっているわけではない。定価は\2,500のままなのである。

今回落札したのはこの竹鶴12年。1本\1,250で、何本でも必要なだけ受け付けるとのことである(バーやスナックが倒産し、業務用で一般販売できないものが大量に出たのかもしれない)。但し、何本購入しようと送料は\1,000かかる。2本以上購入すれば(1,250×2+1,000=\3,500)普通に購入するより得なのだが、もちろん本数がさらに多いほうがお得である。しかし、いっぺんに金を払うという負担と、在庫が過剰にあるとついつい飲みすぎてしまうという習慣から、今回は5本にとどめた。しめて1,250×5+1,000=\7,250なり。普通に買うのと比べて、約\2,500お得である。
ウィスキーを嗜む人はこのところ少なくなったせいか、ヤフオクでもあまりひどい競争になったりすることは無い。同じような理由で、ビールや発泡酒は値上げの槍玉に挙げられることが多いが、ウイスキーに及ぶまではもうしばらくかかるだろう。そっとしておいて欲しいと心から願っている。

紅茶にウィスキー

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コーヒーやお茶といった嗜好品の中で、私は紅茶が一番好きである。だいぶ涼しくなって、まさに紅茶がおいしくいただける季節である。
通勤途中にあるデパートに売り場があるということでWEDGEWOODMARIAGE FRERESの茶葉を使うことが多く、リーズナブルで紅茶の味と香りがしっかりとした「イングリッシュ ブレックファースト」や「アールグレイ」あたりを好んで飲んでいる。
夕食を食べ終え、一日の最後の紅茶の時間はまさに至福の時。これにピュアモルトウイスキー(私の場合、常飲している竹鶴12年)を少し入れると、紅茶とウィスキーのフレーバーが混じりあい、力が抜けていくような感じを覚える。最近はこの飲み方が常習化していて、たまに職場で紅茶を飲むと何だか物足りなくてならない。スキットルにウィスキーってちょっと憧れがあるのだが、これで飲んでいたら日本ではアル中としか見なされないんじゃないだろうか。そういえば、亡くなった中島らもさんはいつも持っていたなぁ。あの人もアル中だったけど。

LAPHROAIG QUARTER CASK

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昨日はF士君の結婚式後、3次会まで飲み、AM3:00頃に帰ってきた。
結婚式前日まで続いた準備のため、F士夫妻のここ数日の睡眠時間は3時間前後とのこと。私は実家に帰ってきて寝てばかりいるわけだから、疲れ方は雲泥の差である。しかし、今日もまたF士君と私の家で飲むのである。

彼と酒を飲むなら、欠かすことが出来ないのがアイラモルトのウィスキーである。ボウモアよりもラフロイグが多い。いつもならば10年ものを買ってくるのだが、今回はクォーターカスクにしてみた。
クォーターカスクは10年ものよりやや若いウイスキー(7~8年前後)を熟成させた後、バットの4分の1サイズのバーボン樽(クウォーターカスク)でフィニッシュさせたものである。小さいサイズの樽でフィニッシュをかけることで樽とウイスキーの接触面積が増え、熟成がより早く進み、樽の影響を短時間で受ける。これにより樽由来の甘味が増すわけである。樽の個性が大きくウイスキーに反映されてしまうので、それに負けないよう48度でボトリングしている(通常は43度)。なお、200年前には冷却ろ過という技術は存在しなかったので、アンチルフィルターで瓶詰している。

若いにも関わらず、その色、味わい共に10年物より深く、よりアイラモルトファンをうならせる(ファンじゃない人はヨード臭くてうなるw)一本である。
アルコール度数が5度違うだけなのだが、普段飲んでいるとき以上に酔いが回るのが早い。いつもなら2人で1本空けてしまうのだが、その前にダウンしてしまった。10年のカスクトレングスは度数が55.7度あるのだが、これならばどの位耐えられようか?機会があればトライしてみたい。

数時間の帰宅

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今日、また懲りずに4号線を爆走して福島に帰ってきた。比較的休憩を多くとったことと、古河で卸価格の安売り酒屋を発見してしまったりしたため、実質、時間としては7時間半くらいかかった。しかし、日中走行するにしては悪いペースではないと思う。

古河の酒屋では、Canadian Club 6年が\1,000、12年が\1,300で販売されている。最近、全然「洋酒が安い店」ではなくなってしまった蓮田駅前の酒屋の従来価格よりも圧倒的に安い。6年ものを2本買って(ソーダ割り用。12年よりも6年の方がソーダ割には適しているように感じるのですが、いかがでしょう?)後で気がついたのだが、片方は並行輸入品で、もう片方はサントリーが輸入代理店をしている正規品なのである。この値段であれば、普通は全て並行輸入品だと思うのだが…。
残念ながら、愛飲している竹鶴12年はこの店には置かれていなかった。そのため、最近はまりつつあるシングルモルト余市を購入しようと思っていたら、ジョニ黒のおまけに惹かれて、こちらを購入することにした。おまけはノートパソコン用小型マウス。最近、持ち運び用マウスを壊してしまったばかりで、渡に舟という感じである。ジョニーウォーカーもスウィングなど赤、黒以外も幅広く売っている。しかし、ラフロイグが売ってない。ボウモアは売ってるけど…「一般的においてある」銘柄で抜けは多いが、あまり購入できないものがここでは売られている。まぁ、そういう店があるのも面白くてよいと思う。

さて、帰宅したばかりなのだが、明日からまた草津入りである。湯治第3ラウンドと、ハンセン病市民学会への出席のためである。今回は3泊4日で、ペンションに滞在する予定である。私個人はハンセン病市民学会に関係しているわけでもなく、前回の草津滞在の際にいろいろと調べていく中、知ることとなった。栗生楽泉院を訪問した際、この市民学会の総会に来て見ないかという誘いがあったため、一つの歴史を知るという意味で参加し、現在の病気に対する理解や社会の風潮、患者や療養所の状況について知ってみたいという知的好奇心からである。
「らい予防法」は法が施行されはじめた時期の社会状況を考えると、いくつか仕方が無い点が存在しているようにも思う(国中が戦争へ向かっている時期であるが故に、今の意識を持って過去を裁くことが正しいと言い切れないという思いが私にはある)が、ハンセン病の特効薬「プロミン」が1941年に開発され、1952年にはWHOが隔離政策の見直しを打ち出したにも関わらず、数十年経って放置されてきたことは人権無視という点において非常に問題ががあったと感じている。それが廃止された今、どのような活動をしているのかを比較的ニュートラルな視点で見てみたいという思いがある。

そんなわけで、自宅に着いたのもつかの間、明日は草津入りである。ここまで車を使うのも、本当に久しぶりである。

今日のゲスト 二日目

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今日は父の妹夫妻が息子の顔を見に来てくれた。仕事で疲れていたのか、予定時間よりもかなり遅れて、婚前のF士君もやってきた。しばらく抱いたりあやしたりしたあとは、酒である。
今夜の我が実家にはいろいろな酒が常備されている。芋焼酎、ワイン、日本酒×2(これらの酒はあまり詳しくないので、銘柄まではわかりません)、ウィスキーは竹鶴の21年と余市、アイラモルトのラフロイグ10年である。貧乏性の私は、21年物のウイスキーなど豪快に飲むほど気前がよくないのだが、昨日開けた竹鶴の2/3は既に無くなっている。ラフロイグはF士君と酒を飲むときには必須の酒なのだが、数杯飲んだところで疲れのためかF士君は眠ってしまった。正露丸というか、ヨード臭いので父は毛嫌いしていた酒なのだが「飲んでみると癖になるなぁ」などといいながら、ラフロイグをかなりあけていた。おかげであっという間にラフロイグも無くなった。もうちょっと年が行ったアイラモルトを今度は持ってきてみよう。それが飲めれば本物だが、私もボウモアの17年以降はちょっと自信が無い。値段もするので、空けて誰も飲めないなんてトホホなことにならなければいいが。

しかしF士君、最近は一緒に飲んでも即効ダウン気味。それだけ仕事が忙しいのでしょうけど。結婚式の準備も重なって、ことさら今は忙しいのかしら?

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